ランクル70で天空の池を訪れたら予想以上に素晴らしかった。

ランクル70で天空の池を訪れたら予想以上に素晴らしかった。

前置き

多くの方から素晴らしいという情報の寄せられていた天空の池。

お盆明けの8月20日(月曜日)、道も空いていそうだし、午前中は天気予報も悪くないさそうだなと前日19日の夜、突然訪問を思い立って3時半出発(高速の深夜割引狙い)と決定。

ところが、19日の晩御飯後、「君の膵臓を食べたい」という前からちょっと興味のあった映画がテレビで放送されていて、それを11時過ぎまで見て涙するという大失態。

一時は天空の池は諦めたものの、深夜3時、奇跡的に目が覚めたので、意を決して愛車ランクル70に乗り込んだ。

高速〜林道

眠気で出発まで若干モタモタしたせいか、深夜割引には1分及ばす、4時1分過ぎに茅ヶ崎ICを通過。

圏央道から中央道に入り、南アルプスを回り込むように240kmほど走り、松川ICに到着したのが6時半頃。

 

そこから県道59号で小渋ダム脇をとおり、県道22号を経由して大鹿村役場付近から国道152号線に入る。

そして大鹿中学校のあたりで国道152号を右方向に外れて林道中峰黒川線※を黒川牧場方向に進み、その先にある牧道を走る。

※国道から林道の看板があるところまでは少しあるけれど、その区間の道の名前が分からないので便宜上、ここから林道と読んでいます。

これが37kmくらいあるので、1時間半くらいかかる。

 

思いつきだったので、天空の池の場所を正確に調べないまま勢いで行ってしまい、カーナビの画面に映った小さな池を勝手に天空の池と認定して目的地に設定。

天空の池とランクル70

その場所は天空の池よりかなり手前にある大池という別物。

大鹿村大池
帰りに撮影したので、向きは逆です。

到着した際に、天空の池とのあまりの違いと迷子になっちまったかという思いでがっくりしたのだけれど、改めて地図を見たところ、大池は天空の池に向かう途中地点であり、さらに進めばいいだけということが判明。

今度はちゃんと黒川牧場付近を目的地に設定して仕切り直しで出発。

林道中峰黒川線は舗装路とはいえ、対向車が来るとちょっと苦労しそうな幅の狭い道。

天空の池とランクル70

左右はガッツリ森になり、林道感満載。

さらに進んでいくと、林道の案内看板がある。

ここからがこの林道?とするとここまでは何?

天空の池とランクル70

先に進んで標高が上がってくると、道路脇は崖になっていて、ガードレールのない部分も多く、一瞬の居眠りも命とりな感じ。

林道中峰黒川線
帰り道に撮影したものです。

久々の林道、マイナスイオンをフルに体内に取り込むべく窓と鼻穴全開で進む。

道中は崖崩れや落石の痕跡が多く残っている。

 

林道中峰黒川線とランクル70
帰り道に撮影したものです。

さすがに走行路面には大きなものはないけれど、小さな落石の残骸はポツポツある状態。

道路脇の崖上方から湧水が滝のようになって流れていて、道路を水の流れが横断している箇所(瀬越?)も2〜3箇所あった。

天空の池とランクル70

いやぁ、シュノーケルを装着していてよかった。ふぅ~

そんなこんなで進んで行くと、標高はさらに高くなり、周囲の見晴らしも良くなってくる。

 

そしていよいよ、目的地手前の牧道の未舗装路入口に到着。

天空の池とランクル70

牧道

この未舗装路、一見、それほどでもなさそうだけど、幅が狭いのと、そこそこ急な斜面なので、登ると結構オフロード感が味わえる。

天空の池とランクル70

4Hに切り替えて、ジャリジャリという石の音を聞きながら、登っていく。

天空の池とランクル70
帰り道に撮影したものです。

天空の池とランクル70

天空の池に到着

そしてしばらく未舗装の黒川牧場の牧道を登って行くと、ようやく目の前が開けて天空の池が現れた。

この時点で8時50分頃。3時半に出発してから約5時間20分が経過。食事、休憩などで30分ほどは使ったので、移動時間5時間弱といったところ。

天空の池

松川ICから国道152号線までの間は砂防堰堤の関係か、リニアのトンネル工事関係と思われる土砂満載のダンプカーがかなり走っていた(地元にかなり配慮している?させられている?ようでビックリするほどすぐに、左によって道を譲ってくれるので、山道でも全然支障なし。)けれど、林道に入ってからはほとんど車は見かけず、大池のあたりから、天空の池に到着するまで、地元のものと思われる軽トラック1台とすれ違っただけで、天空の池を目指す雰囲気の車やバイクは皆無。

人っ子一人いない道を進んできたので、期待はしていたけれど、まさに期待通りの貸切状態。

 

天空の池
現地にあったマップ

天空の池に到着した当初は、早朝、諏訪SAで寒かったので着込んだまま長袖Tシャツ姿だったけれど平気だったので、多分気温20度前半。

その後、徐々に気温が上がって半袖になったので25度くらいにはなったかもしれないけれど、風もほとんどなく穏やかな気候そのもの。

早速、みんなが車を停める定番ポイントに愛車ランクル70を停めて、写真を撮るため車を降りる。

そしてまずは池の様子を観察。

池の大きさは半径20~25mくらいか、開けた池の周囲は緑というより、やや秋っぽい色の草の絨毯に囲まれた感じ。

水は澄んでいるものの、水深が20~30cm?池底の土の色で茶色っぽい池に見える。

大鹿村キャンプ場トイレ

湧水でもあるのか、溜まり水なのか、見た目ではよく分からなかった。

水中には小さなカエルやオタマジャクシがわんさか。

池の上にはたくさんの大小のトンボ(オニヤンマ、ギンヤンマ、アカトンボ、糸トンボ)が飛び交っていてあちこちで水面にお尻をチョンチョンして産卵しているし、飛んでいるトンボの羽音が結構大きく響いている。

そして、あちこちに小動物のコロコロした糞が転がっていて、この池がオアシスみたいにたくさんの動植物を集めていることが分かる。

車の方を見ると、そこには見事すぎる逆さランクル70。

天空の池とランクル70 天空の池とランクル70

 

そして、その後ろには南アルプスの山々。

晴れてはいるけれど、少し雲が多いので、山はそれほどはっきり見えていないけれど、期待していた、というより、期待をはるかに上回る絶景。

貸切なので、最近装着してお気に入りのシュノーケルをこちらに向けてみたり、反対に向けてみたり、正面っぽい角度にしてみたり、色々とアレンジしながら写真撮影会。

天空の池とランクル70 天空の池とランクル70 天空の池とランクル70

喜びいさんで走り回って写真を撮っていると、何だかすごい疲れる。

体はそこそこ鍛えてるつもりなのに、この程度で疲れるとは歳とったなぁ、と寂しい気持ちになりかけたとき、妻から天空の池は標高2000mとの情報。(身近な高尾山が標高約600mだから、その3倍以上!)

調べてみると、標高2000mだと、酸素が標高0mの8割ほどしかなく、2000m超になると高山病を発症する人も出てくるらしい。

アスリートの高地トレーニングも2000mくらいでもやるようだし。

〔高山病〕

海面近くの標高から2500メートルの高地へ1日の内に移動すると発症しやすい。人によっては2000メートル前後の標高でも発症することがある。

出典:ウィキペディア

だから苦しいのか・・・とりあえず歳とったからじゃなさそうだから良かった。

それはそうと、やはり百聞は一見にしかず。

来てみて本当に良かったと思わせてくれる素晴らしい風景。

ランクル70を通じて知り合った方々から、教えていただいたおかげで、またしても人生が豊かになるような経験をさせてもらったなぁ、と感謝の気持ちが湧きあがるほど。

ランクル70だから安心してこられる場所でもあり、ランクル70のお陰でもある。

天空の池とランクル70
天空の池の奥に続く林道は倒木で通行不可だった。

結局、写真を撮ったり、池の様子近くで眺めたりしながら1時間半ほど滞在して、その場を後にした。

下りの牧道も林道も写真撮影をしたり、風景を眺めながらノンビリ降りてきたけれど、結局152号線に出るまで一台の車、バイクともすれ違うことはなく、とてもラッキーだった。

林道中峰黒川線とランクル70天空の池とランクル70

歌舞伎の里大鹿道の駅

この日は晩御飯の時間には神奈川の自宅に戻る予定で、あまりノンビリもできないので、とりあえずお昼ご飯を食べる場所を観光案内所で聞こうと、8月9日にオープンしたという「歌舞伎の里大鹿道の駅」に向かうことにした。

オープンしたてというだけあって、建物はピカピカ。

道の駅「歌舞伎の里大鹿」

その時間、野菜類はあまりなかったけれど、梨が安かったのでお土産にお買上げ。

そして、同じ道の駅の建物内にある観光案内所へ。

まずお風呂道さんから教えてもらっていた天空の池ステッカーを貰わないといけない。

観光案内所備え付けのノートに、どこから来たか、どこに行ったのか、その感想は、といったことを1行ほど書いて、天空の池の写真を見せると、ステッカーが貰えた。

道の駅「歌舞伎の里大鹿」

そして、お昼に食べる蕎麦屋さんを案内してもらう。

林道まで戻ることになるけれど、おすすめということで、「山の食道 するぎ農園」というお店に行くことにした。

道の駅「歌舞伎の里大鹿」

日帰り対応の温泉も教えてもらったのだけれど、あまり時間がないし、無理な早起きで来ていて、入浴しちゃうと帰りが辛くなりそうなので、こちらは次回のお楽しみにして断念。

昼食(手打ちそば)~帰宅

さて、観光案内所で照会してもらったするぎ農園までは約8km。

 

国道152号を天空の池の方向に戻って、さらに大鹿中学校のところから林道に入る。

林道をしばらく進むと、お店の看板が出ているので、そこを入って下って行くと、山深いところに駐車場と一件の風情ある建物がある。

するぎ農園

観光地の飲食店は当たり外れがあるので、少々不安があったのだけれど、お店に入るとビックリ。

するぎ農園そば するぎ農園

古民家を綺麗に改修した素敵な雰囲気のお店。

お店の方の対応も丁寧で、手打ち蕎麦が700円と良心的な価格設定。天ぷらなどのセットにしても1300円。もちろん美味。

するぎ農園そば

食後には水出しコーヒー(400円)をいただいたけれど、これがまた本当に苦味や雑味のない透き通った味で超美味しい!

するぎ農園水出しコーヒー

観光案内所のお兄さんに感謝しつつ、昼食も大満足で14時頃、帰路についた。

途中、中央道の大月~小仏トンネル付近で15kmの渋滞があったものの、休憩もしつつ19時頃には自宅に帰りついた。

久々の日帰り長距離移動でなかなかの疲労感だったものの、同行した妻も含めて絶景に大満足。楽しい1日となった。

行程まとめ

■経路

3:30自宅(神奈川湘南エリア)出発→新湘南バイパス藤沢IC~中央自動車道松川IC(243km 7380円)→県道59号線→県道22号線→国道152号線→林道中峯黒川線→牧道(約35km)→8:50天空の池到着

■距離:片道約280km(往復560km)

■時間:片道約5時間(約10時間)

■費用:高速料金 14,760円 ガソリン代 13,500円(6.6km/L)→28,260円

余談:トイレ情報

実は今回、準備不足で場所がいまいちわからないので緊張していたことと、久々の林道、そして、インター降りてすぐ食べたセブンイレブンの朝食が合わなかったのか、道中お腹が痛かった・・・

コンビニなんてとてもありそうにない山道に入っていて、このままではエライことになる、と思い始めたころ、行先として設定していた大池に到着。

全然天空感のない池にしばし茫然、迷子かと焦って余計お腹が痛くなりいよいよ限界に。

そのとき、ふと思い出したのが、大池手少し前、大池キャンプ場の入り口に出ていた「洋式トイレ有」の看板。

大池キャンプ場トイレ

キャンプ場の売り文句としての「トイレあります」の意味だと思ったので通過するだけの自分は使えないと思っていたのだけれど、藁にもすがる思いでお借りするしかないとそこへ戻ってみた。

大池キャンプ場トイレ

すると、道路脇の駐車スペースに小さい小屋。誰でも使えそうな場所にトイレがある。

なんと、公衆トイレの模様。そうか、大池キャンプ場は村営のキャンプ場で、公衆トイレがあるよ、という看板だったのか、と感動。

こんな場所に公衆トイレがあっただけでも奇跡。

多少の汚さは仕方ない、と思いながらそのトイレに駆け込むと、なんということか、超綺麗な最新ウォシュレット装備の便器・便座が手入れの行き届いた清潔で綺麗な室内空間に備え付けられている!簡易水洗ではあるものの、使い勝手は水洗と遜色なし。

感謝感激、ありがたく使用させていただき、天空の池で使うべき感動を半分以上使ったのではないかというほど、大鹿村に感動。

天空の池にはトイレはないので、天空の池に向かう道中、不安を感じたら是非!あまりの清掃・施設スペックに感動すること間違いなし。

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