渋滞中エアコン効果UPにファン追加&ボンネットダンパー化&マフラーの錆など by gomezさん

ランクル70ピックアップ(GRJ79K ベージュ)オーナーのgomezさんの投稿

作業目的など


管理人様、ご無沙汰しております、gomezです。

先日、走行距離8万キロになりました、平日は青空駐車、休みは海だスキーだで走り回っても故障も無くて順調そのもの、運転していて楽しいずっと乗っていたい良い車です。

ただ、購入時から燃費とガス代の記録を取っているのですが、2015/1からのガソリン代が1万500リットルで約150万・・・

通勤では使わない完全な趣味車なので修理代でお金がかかるよりマシだと思えば納得できるかもしれません・・・

ところで、 走っていればよく効くのに渋滞すると効かなくなるナナマルのエアコン、ラジエターの冷却がエンジン直結ファンのみなのが原因と考えて電動ファンを追加しました。

ど素人(所長)からの質問

ラジエーターは内部の冷却水でエンジンを冷却するのがお仕事ですよね?そのラジエーターが走行してないと冷却されないから、走行してなくてもラジエーターに風が当たるようにファンを付けたということですよね。

そこまでは理解できたのたすが、これがエアコンの効き具合に影響するというところが繋がりませんでした。

完全な基礎知識不足がお恥ずかしい限りですが、ちょっとググってもよく分からなかったので、教えてもらえると助かります。

gomezさんの補足説明

コンデンサーという家のエアコンの室外機的な機能のパーツがラジエターの前に付いていて、室内を冷やすために吸収した熱を外気へ捨てるようになっています。

車のフロントから見える銀色のラジエターみたいな物がそれで、本物のラジエターはその後ろに付いています。

で、クーラーをかけると室内から吸収した熱でコンデンサーが高温になるのですが、風が当たらない→熱を放出出来ない→新たに熱を吸収出来ない→冷風が出てこない となります。

70にも付いている機械式のファンはエンジン回転数に見合った風しか作れないので、アイドリング時は最低限しか冷却能力が無く、渋滞中にエアコンで熱が大量に発生すると冷やしきれない状態になってしまうために、エアコンが付いた車には大抵(80にも)、クーラー使用時にコンデンサーを冷やすための電動ファンが追加で付いているのですが、70は壊れる要素を減らしたいからか、アスファルトの道路で渋滞する事なんて考えていないからか、付いていなかったので追加してみました。

買った年の夏から構想はあったのですが、真夏だけ、そもそも普段渋滞はできる限り避けて移動しているのでモチベーションが上がらず、6年目になってやっと重い腰を上げてDIY。

作業工程


ファンの取付スペースなんていくらでも有ると思っていたら、エアコン配管やステーが絶妙な位置にあって意外と苦戦、ホーンを移動してスペースを確保しました。

中華通販で買った7インチ80W電動ファン、その他配線部品と取付金物は手持ちの資材で現物合わせです、配線は突入電流も見込んで1.25SQにしました。

ファンの制御は指定した温度でON/OFFが出来る「DC12V用 サーモスタット リレースイッチ W1209」というパーツを使います。防水ケースは台所にあったソース用の冷凍パックがジャストサイズ。

冷却モード/設定温度60度/ヒステリシス5度に設定、ボンネット内に付けたセンサーの温度が65度になったらファンON、60度まで下がったらOFFという動作をします。

定格がAC14V20Aなので、リレーは使わず直接スイッチにファンを接続しました。

リレースイッチはパワーアウトレットの横に取り付け、電源はエンジンが掛かっている時だけ使えれば良いので常時+12VではなくIGNから取ります。

テストはわざわざ渋滞にはまるのは嫌なので設定温度を下げて自動でON /OFFになるのを確認しました。

電動ファンが小さいので高めの風切り音がしますが、もともとのエンジンやファンのノイズがうるさいのであまり気にならないかと。

配線は非常にシンプルです。

低速高負荷時に手動でファンを回せるようにとか、エンジン切っても高温だったらしばらく回るようにとか、改良も可能ですがとりあえず動けばOK。

効果


出掛けるのも憚られて有給も消化出来ないので 半休取って渋滞首都高でテストして来ました。

首都高7号線錦糸町〜箱崎まで、気温34度、路面62度、1.5kmを30分の渋滞。
今までなら途中で温風が吹き出していましたが、渋滞開始時に4.6度の吹き出し口温度が30分後も4.9度で車内温度も快適でした。
ファンが回っているかどうかが運転席側から分かる機構が無いのと、ファンが回らない状態でもう一度渋滞にハマるのは嫌なので、きちんとしたテストでは無いのですが、とりあえず上手く行っているのでは無いかと。

ついでに1


少し前にダンパーをランチョに変えた時にボンネットダンパーもつけました、素晴らしく便利です!、もうつっかえ棒には戻れません。

ついでに2


マフラーのステーがサビで朽ちてしまったので適当工作で補修しました、もう少しマシな材料と作りでそのうちやり直したいのですが、手前でカットしてサイド出しにするのも良いかなぁと。

ステンレスのパイプと鉄のステーの異種溶接、リアタイヤがはねた融雪剤や泥が貯まりやすい水平の溶接部、振動、高温になるので防錆剤も効かない悪条件、ここが錆びるのは79だけ?、管理人さんの76は大丈夫でしょうか?

gomezさん

梅雨明け、これから真夏日連発というところでのタイムリーねたありがとうございます。

これは、ローコストな電装カスタム、すぐに真似したいやつですね~

ボンネットダンパーも良さそうです。

マフラーはベトベトタフコート施工のおかげか、今のところ問題なしでした。

さびは怖いですね~。こまめに見つけてこういう対応をするのが長生きの秘訣ですね。

引き続きよろしくお願いします!

「渋滞中エアコン効果UPにファン追加&ボンネットダンパー化&マフラーの錆など by gomezさん」への1件のフィードバック

  1. ちょっと補足を。
    冷たい方が車内からの低圧ラインで熱い方が高圧ラインで車内へと行きます。
    ガス補充で低圧に繋げますが逆は出来ないので覚えた事ですけど、初めて知った時は驚きました。

    エンジンの力でコンプレッサーを回して冷媒(代替えフロン)を高温高圧にして、ラジエーターの前に鎮座するコンデンサに行き、冷やされて低温高圧になったのがレシーバー&ドライヤーを経て膨張弁に入り低温低圧になると、室内のエバポレーターに辿り着いてブロアーファンの風を受けて冷風を生み出しコンプレッサーへ・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA