緊急エンジンオイル交換~交換時期などをおさらいしてみた~

まえおき


8月10日、愛車に乗っていてふと「エンジンオイルいつ交換したっけ?」と思った。

車の中にあったトヨタディーラーの納品書を見てみると、2019年の9月21日が最後のオイル交換だった模様。

期間としては概ね11カ月経過。

距離は前回交換時「32019km」で、現在が「38452km」なので、約6400km走行。

自分の中の交換サイクル「半年又は5,000km」軽く突破してる。

いつもディーラーのボトルキープというものを使って交換してるので、すぐにディーラーに交換予約しようとしたのだけれど、お盆休みに入るため、作業は最早で8月18日とのこと。

オイルゲージで確認してみると、汚れはあるものの、量はほとんど減ってない様子。

でも猛暑の中走り回るから心配だなぁ・・・

ということで、基本から確認。

メーカー指定の交換サイクルは?


エンジンオイル交換は車所有者の最も大切な基本的メンテナンスの一つ・・・と昔兄に教えられた。

安いオイルでいいから、マメに交換すること

初めて自分の車を所有したころに、何もわからずカー用品店に行くと「オイル交換は3000km毎に」と宣伝されていたので、しばらくそれを守っていたけれど、最近は「半年又は5000km」は守っていた。

でも、オイル交換をビジネスにしてる人のいうことを真に受けても仕方ない。

ちゃんとメーカーの指示を確認したほうがよさそうだ。

(記事を書いてから、古い記事でもそっくり同じようなことを書いていたのを発見。大事なことと言いながらも完ぺきに忘れちゃってるらしい・・・)

ということで、かなりの今更ながらランクル70の取扱説明書を拝読。

あらら?オイルの性能指定はあるものの、肝心の交換時期の記載がない。

いつかも通った道のような気が・・・そうだ、ということでボンネットを開けると「あった!」

1.5万キロ又は12カ月ごと(どちらか早い方で交換)

とのこと。さらに「詳細はメンテナンスノート参照」とある。

メンテナンスノートなんてほぼ見たことが無かった。取扱説明書と一緒にあるあれか。

その中を見ると、確かに書いてある。

メンテナンスノートによると

標準交換時期 15,000または1年

シビアコンディション 7,500kmまたは6カ月

*シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等

ということらしい。フィルタの交換時期は意味不明・・・

トヨタのHPにも同様の情報が掲載されている。

まちのり大半の自分がシビアコンディションとは到底言えないので、標準交換時期で考えると、距離は全然大丈夫だけれど、期間はもうまもなく1年ということで、結構ギリギリ。やっぱりちょっと放置しすぎたかな・・・

カーショップの推奨交換サイクルは?


オートバックス

【2016年11月のHP記載内容】

多少グレードを落としても短期間で交換したほうがクルマに優しい

エンジンオイルの交時期にはさまざまな説がある。以前は5000㎞走行もしくは半年というのが一般的だったが、最近では1万㎞走行もしくは1年を指示している車種もある。
高性能オイルのなかには1万5000㎞走行をアピールしているものもある。オイルメーカーのカタログには3000㎞走行もしくは半年といった表示もある。
実はどれも間違いではない。オイルの使用限界を見極めるレベルの差なのだ 。確かに1万㎞走行でもオイルとしての機能は充分に果たしてくれているわけだが、少しずつ劣化は始まっている。高いレベルで考えれば、当初の性能を維持しているのは3カ月ということになる。
3カ月ごとに交換したのでは費用がかかるが、その場合はグレードを落とせばよいのだ。クルマに指定されているグレード以下にはできないが、3カ月ごとに交換するのなら、最低限のグレードでも大丈夫だ。
また、交換費用を安くしたいのならば、オートバックスのような会員制度がベスト。缶で買って、中途半端に残るのがイヤなら、適量ずつ購入できるシステムを利用すればよい。

【2020年8月のHP記載内容】

エンジンオイルの交換時期は、オイルそのものの種類や環境、使い方などの条件によっても異なります。しかし目安はありますので、知っておくと安心です。一番シンプルで、わかりやすいオイル交換時期の目安は、前回のオイル交換時からの走行距離と経過時間から割り出す方法です。ここでは自動車のタイプ別に、一般的な目安をご紹介します。

エンジンオイル
6ヶ月または5,000km ※ターボ車は3ヶ月または2,500km
これはあくまでも、平均的な使い方と走行をしている場合の一般的な目安となっております。悪路や山道、温度や湿度の高低が極端な環境、また高速走行や短距離走行をくり返すなど、エンジンに負担がかかるような状況が多かった場合は、目安より早めのオイル交換が必要です。またオイルは経年劣化しますので、まったく自動車を動かさなかった場合でも交換が必要です。 なお、油圧警告灯が点灯したり、オイルレベルゲージで確認できるオイル量が規定のラインに満たない場合は、エンジンオイルを補充しましょう。オイル不足は、エンジンの焼き付きなどの故障を引き起こしかねません。安全のためにも、早急な対応が必要です。

 

イエローハット

【2016年11月のHP記載内容】
エンジンオイル交換の目安は3,000km~5,000km又は3~6か月毎

エンジンオイルは使えば使うほど汚れるし、性能も劣化していくんだ。
運転していて余り気がつかないけど、燃費が悪くなったり、エンジンの力が十分に発揮できなくなったり、、エンジン音がうるさくなったりと確実にエンジンに負担をかけているんだ。
だから定期的なエンジンオイルの交換が車を長持ちさせるコツなんだよ。

【2020年8月のHP記載内容】

イエローハットでは、ガソリンエンジンを搭載している車の場合、走行距離3,000km~5,000km毎もしくは3ヶ月~6ヶ月毎を推奨しています。ただし、走行距離や車の使い方などによって、エンジンオイルの交換時期は異なります。

通常よりも短期間で長距離を走行している場合は、期間ではなく走行距離を目安にしてエンジンオイルを交換することをおすすめします。自分が確認しやすい、あるいはカーライフスタイルの合っているほうで交換をおこないましょう。

 

ジェームス

【2016年11月のHP記載内容】

5,000kmまたは6ヶ月ごとのエンジンオイル交換がエンジンを常にベストコンディションに保ちます。

【2020年8月のHP記載内容】

ジェームスではお車をベストな状態に保つため、6ヶ月 または 5,000キロ走行 での交換をおすすめしています。

とりあえず交換


ディーラー再開後にボトルキープを使って交換したほうが安上がりだし、それで大丈夫そうだけれど、このお盆期間、猛暑の中走り回ることを考えると、ちょっと不安もあるので、とりあえずオートバックスで緊急交換することに。

ど素人の自分はオイルへのこだわりは皆無。

安いオイルでいいから、という数十年前の兄の教えだけを頼りに、店員さんに「一番安いのは」とオーダー。

オートバックスの交換頻度に関する記述を見て、今頃正確にこの意味を理解した。

「マメに交換するなら安いオイルでもいい」ということか!

1年近くも経ったのでフィルターも交換しておく。

①AQスクープオイル SM 5W-30 3L缶(1648円)×2=3,296円

↑オートバックスオリジナルの鉱物油らしい。

②FGオイルフィルター T-23 1,540円

③工賃 1,100円

合計(①+②+③) 5,936円(税込み)

〇やまさんの使用したエンジンオイル

エンジンオイルをMOTUL(モチュール) 300V CHRONO (300V クロノ) 10W40に交換。

個人的に昔から信頼のおけるブランドでしたので今回使って見ました。

タペット音が小さくなり、全体的にアイドルエンジン音が静かになりました(70としては)。

油圧のかかりも良いし、お勧めですがちょっと高過ぎですね。

1GRはそんなに設計の新しいEGではないのでクリアランスゆるめかと思い10W40にしましたがMOTULなら5W40でも問題ないような気がします。

次回は5W40試してみる予定です(フリクションロス低減狙いで)

〇つかやんさんの使用したエンジンオイル
MOTUL(モチュール) 300V POWER RACING (300V パワーレーシング) 5W30

ちなみに、オイルの抜き方は指定なし、としたところ、作業後にお兄さんが「上から抜きました」と言っていた。

お店は下から抜くものだと思い込んでたので、上から抜くなんてことがあるんだぁ、とまた勉強になった。

そんなわけで、ただのオイル交換をしました、の記事でした。

「緊急エンジンオイル交換~交換時期などをおさらいしてみた~」への1件のフィードバック

  1. 補足みたいな話ですが、オイルは原油から燃料を蒸留した残りに添加剤などをブレンドするか、最初から科学的に合成して製品と成るそうです。
    ・・・昔は鉱物系と合成系は混ぜるなと有りましたが。

    ディーゼル用には多くの添加物を使用しより負荷の大きいエンジンを守っていますので、このディーゼルエンジンオイルをガソリンエンジンに使用は可能とされています。
    ただ、それも昔の話ですが。

    幌の1HZでは年三回を目安に四か月程で交換し、エレメント交換のスパンを長くさせまして1.5年位です。
    走行距離よりいたわりの気持ちと、黒煙の具合の見極め。
    それと金額的にペール缶20Lの価格と一回分10Lの4L×2プラス1L×2が同じという現実も有ります。
    このスパンだと交換後のオイルの黒化が少し伸びます。年二回のスパンに戻すとすぐに元に戻ります。(交換後すぐにオイルが黒化)
    過去に一度とても安いオイルを使いましたが、一週間経っても全く黒くならず不安を覚えてすぐに変えた事も有りました。
    これは軽油を燃焼して出て来る成分を洗浄せず金属面を傷ませている可能性を恐れたからです。

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