リアリーフサスUボルト交換DIY・・・先端が折れたり曲がったりしてたので

リアリーフサスUボルト交換DIY・・・先端が折れたり曲がったりしてたので

まえおき

以前、愛車ランクル70バン(GRJ76K)リアのショックアブソーバーをDIY交換して、意気揚々とその記録記事をUPした際、何気なく映り込んだリアリーフサスペンションのUボルト先端の画像を見た師匠の↑矢印さんから

リーフとホーシング取付けのUボルトが曲がってるように見えるのですが・・・

という連絡をもらった。

さんざん床下に潜ってショックアブソーバーを交換したのだから、気が付くチャンスだらけだったはずなのに、自分は青天の霹靂とでも言わんばかりに「えっ?U・・・ボルト??」という感じ。

改めて掲載した写真をマジマジ眺めて確認すると・・・

確かに!画像一番下中央部のボルト先端部がおかしな方向を向いて映り込んでる。

↑矢印さんスゴイ!!

まるで歯が痛いといって歯科に行ってレントゲン撮ったら転んだ時に折れてた頬骨が発見された(実体験)のような感じだ!ドクター↑矢印か。

実車を確認すると、さらに最悪の事態を確認。

1本は派手に曲がってて、もう一本は曲がるを通り越したのか、ナットから先が折れて無くなってる。

なんじゃこりゃぁ!!

ナットからボルト先端が結構長く飛び出してるから、なんちゃってオフロード走行時に岩などに接触して折れたりしたことは容易に想像できる。

でもなんで自分だけこんな目に遭うんじゃ!!(ノーマルより長く飛び出してるのにそのままホッタラカシテルにしてるからに決まってる・・・)

一体どうすりゃいいんじゃい!!

と、半ばパニック。

確かに、TJMゴールドサスペンションキットに付属していたUボルトが、純正品と比べるとかなり長い。(純正品が汚いのは例によって防錆のためのタフコート)

板バネを追加する人とか、分厚い板バネを使う人とか、長いボルトの需要があるってことだろうか?ド素人には皆目検討がつかない。

ランクル70用TJM XGS サスペンションキット

何にせよ、この長さが本件自体を招来する要因となったことは明白だ。

巷には、このボルトをガードするパーツを装着しているしっかりものの座る狼さんや、ナットをダブルにして補強している↑矢印さんのような思慮深い人もいる。

それと比べると自分はあまりに無防備な、素人丸出しリフトアップ調子ぶっこき野郎だった。

ちなみにノーマルの状態では、プレートの下にボルトはほとんど出ていない様子。

さて、この事態、どうしたものかと天を仰ぐのではなく、すぐにDr↑矢印さんにご指導を仰ぐ。

対応策

↑矢印さんからの最初のご提案は、プレート上のU字ボルトをサンダーで切断して取り外す方法。

今思えば、やはりそれが簡単で早かったと思うけれど、火花が燃料タンクなどに飛びそうだし、ちょっとサンダーが暴れたらリーフやワイヤーなど余計な場所をを傷つけそうなので、怖いなぁ、と思いった素人野郎。

↑矢印さんにご相談した結果、ナットから出ている部分をサンダーで切り落として、ナットを緩めて外す方法になった。

Uボルトを外すなんて空恐ろしいことを考えたこともなかったけれど、以下の手順を教えてもらった。

① ジャッキでリヤ全体を3~5センチ上げる。
② フレーム左右に馬を掛けジャッキを下げる。 (安全を考慮し今回はタイヤを外さない)
③ バンプストッパーとホーシングの間に木等で隙間なく物を入れる。 (Uボルト交換側のみ)
④ ショックを外す。
⑤ ナット面ギリギリまでUボルト下部を切断する。
⑥ ナットとボルトを一緒に1~2㍉位削り込む。
(傷んでいる部分がある程度除去されると回しやすくなる)
(イメージとしてボルトを削る感じ。グランイダーを縦にして、回転部分をそっとボルト当て、触れているだけで削れてくる。)
⑦ 切削部分が熱いまま潤滑剤CRC等を多目に吹き付ける。
(潤滑剤が隙間に入りやすくなる)
⑧-1 ナット1個のみ緩める。
(3歩進んで2歩下がるの方法で緩める。様子を観ながら軽く回るように緩めていく。10~15回転位緩める。)
⑧-2 緩めたナットを締める。
⑨-1 2個目のナットを緩める。(同様に、3歩進んで2歩下がる・・・)
⑨-2 2個目のナットを締める。
⑩ リーフスプリングのアンダープレートをジャッキアップする。
(ショックアブソーバの取り付けシャフトが入り込んでいる辺りで、ナットとナットの中間も考慮して位置を微調整)
・目的はプレートが外側に傾かないようにするため。タイヤが浮かない程度のテンションで。
・注意1 傷んでないUボルトは緩めないが、余りにもプレートが傾く場合はナットを均等に2~3回転位緩めてみる。
⑪ 傷んだUボルトのナット2個を緩めて外す。

作業

ここまで丁寧に作業方法を教えてもらえば、↑矢印さんに遠隔操作してもらって手術するみたいなもの。

あとはタイミングを見てやるだけ。

梅雨明け後の酷暑が一瞬和らいだ8月23日午前「今だ!」ということで挑戦した。

まずは5cmほどジャッキアップしてウマをかける。

次に、バンプストッパーとホーシングの間に木等を挟み込む。

ショックアブソーバーを外す。(作業スペース確保のためかな)

そしてディスクグラインダーで折れてる部分と曲がっている部分をナットとツライチになるよう切削する。


最初に折れている方のボルトを削っているところ。
削り終わったところで、熱いうちにCRCを吹き付ける。
3歩進んで2歩下がるの要領でナットを慎重に緩めて、再度絞めておく。
曲がっている方のボルトを切断しているところ。
削り終わったら熱いうちにCRCを吹く。

曲がっている方は、位置的にかなり削りにくくて、若干プレートを傷つけてしまったし、ナットとツライチまでは削れなかったけれど、教えてもらったとおり、削り終わってすぐにCRCを吹いて、ナットを緩めたり絞めたりすることができたので、なんとか大丈夫そう。

※まだ切削部分が熱いうちにCRCなどを吹くと、隙間によく浸透するらしい。

2つともナットを緩められるようにしたらプレートをジャッキアップ。そして再度ナットを緩める。
ボルトが外れてもUボルトがプレートから外れにくかったのでハンマーで軽く叩いたら外れた。
外したUボルト。あとは純正のUボルトを装着するだけ。

交換する純正のUボルト取付時はスッと入ってくれて、長さもピッタリ。

さすがは純正品。ぎりぎりボルトの頭がなっとから出るくらいの長さ。

※ボルトがナットから少しでも出ていないと車検NGらしい。

ついでに折れたりしていない方のUボルトも純正品に交換。

このあと、助手席側のUボルト2本も交換して、全て純正品にしておいた。

こうして、人生初リアリーフサスのUボルト交換は無事終了。

これでまたいつでも心置きなくなんちゃってクロカン体験に出かけられる。

それにしても今回も大きなトラブルもなく成し遂げられたのは一重に師匠である↑矢印さんのお陰。

いつも本当にありがとうございます!

4×4ショップなら小一時間でやってもらえるような作業らしいけれど、いかんせんこのあたりにそういうショップは少なくて、常に混雑しているため、当然の如く常連さんが優先。新参者がちょい作業を頼むのは容易ではないのが現実。

そんな環境だからこそ、一つ一つ降りかかるトラブルはDIYの経験値を上げるいい機会と捉えて、図々しく教えてもらいながらであるけれど、色々なメンテナンス等に挑戦していやろうじゃないか。

本当はすぐに頼めるかかりつけ医みたいなショップが欲しいけどなぁ・・・

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