TADさんの投稿
ランクル70バン(GRJ76K)ベージュメタリックオーナーのTADさんの投稿 |
年末、このようなハガキが届きました。
調査対象車両の部分は隠されていたのですが、開いてみるとランクル70のナンバーが書かれていました。
国土交通省のサイトによると、1ヶ月間の使用しなかった日数、燃料消費量、走行距離を解答するようです。
その後、国土交通省から封書が届き、それによると届いた封筒別に1月1日から31日までの燃費をきっちり測るわけでは無く1月中最初に満タンにした日から次の1月中に満タンにするまでの燃費でよいそうです。
さて、1月初めての満タン給油は2日、延岡の親戚宅からの帰り道、東九州道の今川PAでした。
とりあえず燃費計測のために満タンにしなければという意識があったので何も考えず満タン給油したのですが、ふと値段を見るとセルフにもかかわらずハイオク160円/L!
出発前に地元で入れた時より16円も高く、とんでもない所で入れてしまったと新年早々大後悔。
その後、一度給油ランプが点灯してから入れたため100Lでは満タンにならず、最終的に28日に給油して燃費計測は終了となりました。
結果は1334km走行して157.5Lの給油、燃費は約8.47km/Lでした。
そして結果を国土交通省のサイトに入力して終了となります。
内訳は、高速5割、郊外3割、街乗り2割といったところで、普段郊外走行で燃費を伸ばしている自分としてはあまり良くない結果だったかもしれません。
国土交通省燃料消費量調査とは?
TADさん、珍しい情報提供ありがとうございました。
あまり良くないとおっしゃる燃費が当方の目標である8km/L台であることは非常に残念です・・・秘訣があればお願いします。
さて、それはそうと、こんな調査は当方初耳。どんなものかHPを見てみると以下のとおり説明があった(抜粋して掲載)。
■調査の目的
自動車の燃料消費量等の実態を明らかにし、我が国の地球温暖化対策及び交通政策等を策定するための基礎資料を作成することを目的としています。
■調査の沿革
自動車の燃料消費量等の調査・集計は、昭和35年から自動車輸送統計調査で実施されてきましたが、同統計の調査方法及び集計方法の見直しに伴い、平成22年度から本調査により調査・集計を行っています。
■調査の根拠法令
統計法(平成19年法律第53号)
■調査の対象
登録自動車(道路運送車両法第4条)及び軽自動車(道路運送車両法第60条)のうち、国土交通大臣が選定する自動車について調査を実施しています。
なお、以下の自動車については、調査から除外しています。
・大型特殊車(ブルドーザー等)
・小型特殊車(フォークリフト、農耕用ハンドトラクター等)
・二輪車
・専ら緊急の用に供するための自動車(消防車、警察車等)
■抽出方法
登録自動車及び軽自動車を地域別、業態別、車種別及び使用燃料別に層分けし、無作為抽出しています。
■調査事項
自動車の主な用途、休車日数、調査期間中の燃料消費量及び走行キロ等について調査しています。
■調査の時期
営業用自動車については7日間、自家用自動車については1ヶ月間(一部7日間)、それぞれ毎月調査を実施しています。
気になる調査結果は?
では、どんな調査結果が出ているのかと思って覗いてみると、単にどれだけ燃料を消費したか、と走行距離の情報がまとめられているだけで、一般的に使っているリッターあたりの走行距離は掲載されていないようだった(勘違いだったら失礼)ので、データをダウンロードして計算してみた。
こちらがその結果(クリックすると拡大されます)
我らが再販ランクル70の多くが所属する自家用貨物普通車の燃費は6.63km/L。
偶然にしては恐ろしい・・・ランクル70のカタログ燃費とほぼドンピシャ。
ガソリン車全体ではハイブリッドカーの17.15km/Lなど、ほかの好燃費車に引っ張られて12.21kmということでランクル70のカタログ燃費のほぼ倍。
へぇ~、これが「我が国の地球温暖化対策及び交通政策等を策定するための基礎資料」になるということは、やっぱりこの表の分類の中でワースト2位(1位は旅客・バス特殊車)のコイツらを何と懲らしめて減らさなければ・・・となるんだろうか・・・