ゴールデンウィーク最終日を前に、今までやってきた素人行き当たりバッタリ電装DIYでゴチャゴチャになっている配線を整理。
それぞれのケーブルの種類などをラベルに書いて気持ちよく作業終了。
見えないところだけど綺麗になった愛車を走らせたくなり、来週の食材の買出しに行こうと家族を誘っていざ運転席へ。
意気揚々とキーを差し込んで捻るけれど、ウンともスンとも言わずクリアなテレビの音声だけが虚しく流れる。
??一瞬、クラッチを踏んでなかったかと思い、やり直すけれど、セルモーターが弱々しく回る事もなく、カチカチカチ、っというでもなく、それでも映っているテレビから鉄人衣笠の伝説を情緒的に朗読する東山紀之の声が車内に響く。
そういえば、さっきルームランプが点いてるのに気がついて消したけれど・・・
メーターパネルのインジケーターをみても普段と変わらないように見える。
1時間ほど前かな?
車を壁際に寄せるためにエンジンをかけて移動した記憶もあるし、カーナビなどの電装品は全て元気に作動していたため、バッテリー上がりの可能性は低いと素人判断。
たまたま過去のDIY電装の配線を再整理していて、絡まった配線を解くため、一旦ギボシを外して再接続したりしたので、間違って接続してショートさせたりして、ECUでも破壊したんだろうかと不安になってきてプチパニック(そんな簡単に壊せないだろうけど、素人の妄想は無限大)。
少し冷静になり、もし何か変な接続でもしてしまったなら、まずはヒューズが飛んでるはずということで、最初にボンネット内(助手席前)のヒューズBOX内を確認。
ここは特に問題なし。
続いて助手席足元のヒューズBOX。
普通なら助手席のドアを開けて頭を入れれば見える場所なんだけど、助手席側をフェンスに寄せているため、助手席のシートにうつ伏せになって頭を差し込まなければならず、まさに苦行。
狭い所に頭突っ込んで悶絶するオヤジに子供は爆笑。連休の楽しい思い出になってよかったね。
この連休、季節外れの高気温に恵まれたことがこんな形で悪さするとは・・・暑い、狭い、暗い中での作業。
それでもなんとかヒューズの異常なしを確認。
一応、配線を弄った電装品のヒューズもチェックしたが、こちらも異常なし。
この記事は最後まで気づかずに書いているけれど、この原因は、のちに「配線の整理」によってクラッチの踏み込みの邪魔になるところに配線を通してしまったため、クラッチスタートシステムによりエンジンがかからなくなってしまっていたことが判明した。
なんだ、それならバッテリー上がりかも(本当は違ったんだけど・・・当時は一生懸命書いたので、良ければ読んでやってください。)。
今更ながらネットで調べると、電装品が動いていてもセルモーターがウンともスンとも言わないのは珍しくないことらしい。
ということで、ようやく前から用意周到に持っていた「ジャンプスターター」なるものを得意満面で荷室から取り出してきた。
前にピックアップと2台持ちだった(栄光の)時代に買っておいたものの、一度も使った事が無かったので、いよいよ出番かとスイッチをON!
しかし、こちらもまた沈黙。
そう、最後に充電したのはもう記憶にない昔のこと。
救世主の有資格者も全ての電力を放出し、ただの見た目の割に重い箱と化している。
これが山奥だったら・・・JAFか保険会社のサービスが来るのを待つ間に家族の信頼を完全に破壊する危機に瀕してるに違いない。
でも、今回は幸い自宅駐車場なので、すぐに充電開始。
説明書の注意書によると60%以上にならないと使えない模様。
2時間ほどの充電で80%ほど蓄電できたので、愛車再販ランクル70のボンネットを開けて、バッテリーにセット。
ドキドキしながらキーを回すと、見事にエンジンスタート!どの辺がジャンプなのか知らないけれど、雰囲気はまさしくジャンプスタート!
いやはや、ただのバッテリー上がりも素人にとっては大変だ。
腐りかけてはいたものの、ジャンプスターターを持っていたお陰で誰の世話にもならずに解決できたのはせめてもの救い。
スッカリ呆れ果てて家に戻っていた家族を呼び戻していざ買い物へ。
念のためジャンプスターターをシガーソケットから充電しながら4kmほど離れたホームセンターへお出掛け。
短距離でバッテリーがどこまで充電されたのか分からず、エンジンを切るのはちょっと躊躇ったけれど、ジャンプスターター様がいるからと思い切ってオフ。
娘お目当てのメダカの稚魚のエサを買って車に戻り、エンジンスタート、とキーを回すと、またしても沈黙・・・
冷たい不安そうな家族の視線を受けながら、おもむろにジャンプスターターを持ってボンネットオープン。
手際よくジャンプスターターをセットし、運転席に戻ると、ジャンプ一発!
見事に本日2発目のジャンプスタートが決まって見事に帰路についた。
カッコいい!とは誰からも思われないものの、この経験も必ずいつか生きるはず、イヤ、活かして見せると静かに誓った。
そして、翌日、それはすぐに活かされることに。
長距離走れば回復するだろうと宮ヶ瀬ダムにドライブを敢行。
約60kmの高速ドライブをした後に立ち寄った名物のパン屋。
有名ならしく混み合うオギノパンで美味しいあげパンやらカレーパンを仕入れて駐車場へ。
キーを捻るもやっぱりセルモーターは沈黙。ということで見事に習得済みのジャンプスタート!
混み合う駐車場でボンネット開けて大きな音立てて、恥ずかしいやら、うるさいやら・・・
そして宮ヶ瀬公園の駐車場に車を停めて、日本一のダムの絶景を楽しんだ。
そして、帰りはやっぱりジャンプスタート!
ジャンプスターターの威力、恐るべし。
試しにこのあと自宅に戻って3回ほどジャンプスタートしても、まだ充電100%。
一体何回できるんだ?
充電さえしてあればという条件付きなので、ブースターケーブルを手放すことは出来ないまでも、強力な救世主であることは間違いない。
メルテック ブースターケーブル(大型トラック・建設機械) DC12V/24V・200A 3.5m Meltec BC-220 |
しかし、どうやら、バッテリー回復への淡い期待は無残に打ち砕かれ、既に逝ってしまっている模様・・・
短期間に何度も体験してお陰で、もうジャンプスターターマスター。
いつでもバッテリー上がり上等、と言いたいところだけれど、路上でエンストでもした日にはすぐに再始動できないんだから危険&迷惑で大変なことになってしまう!
早くなんとかしないといけない。
などと、長々と書いたものの、結局はただのバッテリー上がり。
カーナビ、フロント&バック用、サイド用でモニター3つ。
さらにドラレコが前後で2つ。
これだけ付けてりゃそうなのかなぁ〜?さらにリアシート用のモニターもサービスで付けようかなんて思ってる状態。
結果、全然関係なかったんだけど・・・そう思って頑張って書いてます・・・
まぁ、うちのランクル70は納車から3年半が経過だから、多少早い程度?
こんな大騒ぎしてる暇があったら、さっさと見切りを付けて、次の週末にはバッテリー交換しよう。
必要無かったんだけど、結果やりまして・・・↓
エンジンかからないとクルマはただのデカい箱、バッテリーが完全にカラになると新品でも蘇生(エンジンかけて走って充電)は難しくなると、凄く昔のJAFの本に実験記事がありました。
この辺りは車載品を含めてバッテリーの種類によって補充電を繰り返すのと空になってから満充電した方が良いのと有るそうですが、車載品は限界を迎えるとダウンしちゃいますね。
この期限がいつ来るかが判り難くて・・・。
丁度2年ほどで天寿を全うする個体が居れば5~8年でも何故か元気な個体も居ますし、購入価格に比例するわけでもなかったりと色々有りました。今はネットで安い品を付けていますがまだ大丈夫そうです。
こんにちは。空にしたからダメだったのか、天寿を全うしたのか、弱ってたところを空にしてトドメを刺してしまったのか、よくわかりませんが、3年以上経てば寿命もあり得るんですね。
自覚症状がないのにディーラーで弱ってますよと言われて安心を買うべく交換してしまったよりは、諦めが付いて清々してます。
とは言っても路上でただの箱になっては大迷惑だし、心臓に悪いですよねー、たかがバッテリー、されどバッテリー、悩ましいですね。
そろそろバッテリーも寿命ですよね。
うちの子も電気食いのオモチャがたくさん付いているので、ちょっと心配になってきました。
私は、オプティマの黄色が今気になっています。
オプティマの黄色、言われてみるとそんな素敵な選択肢もあったのですね。amazonが配達開始してなければリセットしてそちらにしようかとも思っちゃいました。
性能も素晴らしいのでしょうけれど、どうせならボンネット内も遊び心ある色にしてみたいですね。