懐かしのレバー式がかっこいいランクル70 のエアコンですが、外見そのままでオートエアコン化できるパーツがあると聞いてやってみました。
夏のクーラーもですが、冬にスキーに行く時に暖房が効きすぎると眠くなるので、自動で適温を保つようになってくれたら良いなというのが主なカスタムの理由。
gomezのランクル79、リフトアップみたいなハードな方面には目もくれず、ひたすらヌルく安楽な方向へカスタムが進んでいます(笑)
取付けたパーツ
取付けたパーツはパーソナルCARパーツさん、エアコンオート化ユニット。
当然ランクル70用ではなく、ハイエース用なのですが、トヨタのシンプル商用車同士、まあ行けるだろうということで。
カラーで丁寧な説明書が付いていますが、当然ハイエースへの取付け説明でランクル70とは違うので、両車の配線図睨みつつ、適宜読み替えながら、試行錯誤しつつ作業を進めて行きます。
風量スイッチ側配線
温度設定はエアコンの風量スイッチを使ってやるので、スイッチに配線を割り込ませます。
温度調節用の液晶ディスプレイ付きの高機能版もあるのですが、純正風量スイッチを使うバージョンの方がノーマルっぽい見た目が好きだったのでそちらを選択、配線は多分液晶付きの高機能版の方がシンプルです。
水温センサーの取付
暖房時は水温センサーを使って暖機が終わるまでブロワーを回さず、冷風を出さない親切設計。
ハイエースはボンネット側にセンサーを出す指示でしたが、エアコンの奥、銀色のパイプがクーラントの配管なのを発見、指先しか入りませんがセンサーを張り付けてタイラップで巻いて固定しました。
ブロワファン側配線
ここは手元が広く楽。
スイッチ側の配線も手元の広いファンレジスタのところから取れないか試行錯誤したので、中央のファンレジスタの配線にも分岐コネクタが付いていますが、作業が必要なのは手前左側の配線のみです。
本体のユニット取り付け
本体はグローブボックスの上側にちょうど良いスペースを見つけたのでそこに設置。
この辺りはアラウンドビューカメラとオーディオ、今回のエアコンの配線が入り混じってきたので時間が出来たら整理しようかと。
室温センサーと夏モード、冬モード切り替えスイッチ
エアコンパネル横の空きスイッチパネルに、完成後に外から見える変更点はここだけです。
右側の風量スイッチのL0→Mid1→Mid2の順に冷房は低く、暖房は高く設定温度がプリセットされていて、設定温度を保つように自動で風量を調整します。
HIだと強制的に全開になるので窓が曇った場合なんかも大丈夫。
温風/冷風の切り替えや吹き出し口の切り替えはやってくれないので、半自動エアコンくらいの感じですね。
照明電球のLED化
エアコンパネルの横に付けた室内温度センサー、この位置だとライトを点けると灰皿とエアコンパネルの照明用の電球の熱を拾ってしまうらしく、
冷房設定を弱にしていてもかなり寒くなるまでブロワーが止まってくれなかった為、仕方なく(?)電球から発熱の少ないLEDに交換しました。
ノーマル状態のレトロな緑色
LED交換後は真っ白イマドキ風
配線図、ノーマル状態
簡単な抵抗とスイッチだけでコントロールしていて、うまく出来ているパーツだなぁ、と感心します。
配線図、改造後
灰色の丸の部分が配線を繋ぎ変えた箇所、本当はスイッチ1個でオートとノーマルを切り替えられるようにしようと思っていたのですが、途中で面倒になり、もとに戻す場合は各線のコネクタを繋ぎ変えるようにしてあります。
追伸
パーソナルCARパーツさん、車種専用結線資料が準備されていない型式車両に装着した場合、モニター登録をすると製品代の半額を返金してもらえるようです。
ただ、直接WEBサイトから購入した場合のみ応募できるという制限があり、gomezはこれを知らずにアマゾンから買ってしまったので、なんと、まだモニターの権利が残っています。
では。
gomezさん、いつも実用的かつコスパのいいランクル70 カスタム情報ありがとうございます。
ようやくマニュアルエアコンの使い方が分かったところですが、やはりある程度、自動で調整してくれると便利なのになぁ〜、と思うことはありますから、セミ?オート化も選択肢としてありですね。
ピックアップはバンに比べると室内空間が狭いので、エアコンの効きがすこぶるいいのに比べると、バンは前の席と後ろの席で結構効き具合が違う感じがするのだけれど、このオート化ではそのあたりがどう影響するのか、というのは少し気になるところかなぁ。
パーソナルCARパーツの後付シリーズ(勝手にネーミング)はオートライト(DIY記事)、オートロック(DIY記事)でも愛用していて大好物で、実はこのオートエアコンも前から気になっていたので必ずやトライしてみたい。
室内電装系のDIYって、やったあと、乗ってて体感できるからやり甲斐あるんだよなぁ〜