ランクル70が納車になって直ぐに感じたシフトチェンジのゴリゴリ感。
特に1速、2速はシフトチェンジの気が重くなるほど。
何とかならないものかと思っていた。
異常でもあるのかと思ってディーラーで相談した際には、小さな車と違って、ランクルクラスになるとギアの重さが違うのでズレ?(表現が違ったかも)を修正する際のゴリ感は仕方ない、とのこと。
しばらく走るとスムーズになるという話も聞くものの、自分的にはあまり変化を感じられていない(まだ2万キロ台だから?)。
シフトチェンジのことをブログに書いた際には、2年も前だろうか?ランクル79オーナーのやまさんから、ミッションオイルをWAKO’SのSUPER MTにするといいから、騙されたと思って変えてみたらと勧められていた。
困ってはいたものの、ディーラーで聞いた話もあるし、車に精通する人はオイル交換による変化がわかっても鈍感素人の自分に分かるようなな激変はあるまいと思って騙されずにいた。
そんな中、先日、乱丸さんからWAKO’SのSUPER MTに変えたら「コクッ」とシフトチェンジできるようになったという情報をいただいた。
これは一度騙される価値があるのかもと思い始めて、近所の整備工場で聞いてみたら、トヨタとWAKO’SのTOYOTA86用共同開発品で入手出来ないとのこと。
ディーラーなら可能かもしれないけど、うちのディーラーどうかなぁ?と思ったところで思考停止していた。
そんな中、今回、シュノーケル装着のためにRV-parkに車を預けた際、やまさんから、MTオイル交換してみたら?との提案をいただいたので、今回は騙されることに即決。
オイル3本プラス工賃で13000円ほど。
その場にいたRV-parkの方からは不気味な助言が・・・
ドーピングみたいなものなので、一度やると戻れませんよ。
あと、オイル交換のサイクルは早くなりますよ(=劣化は早い)
でもまぁ、何事も体験してみないと分からないし、と気にせずお願い。
そして、シュノーケル装着完了後、引き取りの日。
現地ではシュノーケルにひとしきり感動。
舞い上がってMTオイル交換のことはほぼ失念。
その足で家族を乗せて群馬県立自然博物館へ恐竜の化石などを見に出発。
しばらく走って、信号で停止して再発進したときにふと気が付いた。
1速に入れるとき、今までのゴリっというかガギっというか、なんとも嫌な感じがしていたのがなくなってる!
そのまま2速に入れると、これまた何の抵抗もなくスコッっとシフトチェンジ。(乱丸さんの「コクッ」と同義。一応オリジナルに表現してみるとスコッ、かなというだけ)
これはど素人でも気が付く変化(個人差はあるでしょうけれど)。
構造的に仕方のないものだと思い込んでいた期間がバカバカしくなるようなこのフィーリング。
やまさん曰く、
MT操作している楽しさが変わりますよ。
本当にその通りだ。
シュノーケルで台風の風を切って帰る道程は、いつもよりも楽しく快適だった。
停車+再発進のストレスから解放された感じ。
そして本当に理解するあのお言葉の意味。
ドーピングみたいなものなので、一度やると戻れませんよ。
あと、オイル交換のサイクルは早くなりますよ(=劣化は早い)
劣化したときに、元の状態以下になることは想定しがたい気がするし、徐々にフィーリングが悪くなっていくのだから、ある日突然耐え難い苦痛ってわけではないだろうから、様子みながらほどほどに注射し続ける感じかな。
また一つ、達人の助言によって貴重な買わない理由を失ってしまった。