4 オフロード走行
世界の名車(の一つ)ランクル70。
貴重な車が無駄に消耗しないようガレージに置いて眺めて酒の肴として楽しむもよし、
意味もなく都心に出て街乗りで注目(これにはやっぱりピックアップでしょう!)を集めるもよし、
邪道も何もない、自分のものは自分の好きに使って楽しめばいい。
持ってる人か持ってない人か、オフロードの達人かそうじゃない人か、誰が言うのか知らないけれど、とにかく外野がとやかく言うことじゃあない。
でも、せっかくの優れたオフロード性能を備えたランクル70に乗るならこれを使う体験してみる価値がある。
オフロード走行性能を支えるランクル70(再販車)の特徴
■高剛性ラダーフレーム
オフロード走破時に求められる高い剛性や強度を確保するために、丈夫で耐久性に優れ、信頼性の高いラダーフレームを採用。オンロード走行時の安定性や快適な乗り心地の実現にも貢献します。(カタログより引用)
■リジットサスペンション(F:コイルスプリング R:リーフスプリング)
フロントには操縦安定性に優れたコイルスプリングサスペンション、リヤには高い頑強性を持つリーフスプリングを採用したリジットサスペンションを装備。フロントとリヤの的確な配置により、オンロードでの走行性とオフロードでの走破性を高い次元で両立しています。(カタログより引用)
■対地障害角
アプローチアングル、ランプブレークオーバーアングル、デパーチャーアングルそれぞれに余裕ある設計を施し、様々な路面状況に対応。(カタログより引用)
出典:ランクル70カタログ■電動デフロック(フロント・リヤ)※メーカーオプションだが5万円と低価格だったため、ほとんどの車は装備していると思われるが、稀についてない車もあるので要注意。
車輪をスタックさせると、デフの働きによってその車輪が空転し駆動力が伝達されず、脱出が難しくなります。デフをロックすることにより反対側の車輪にも駆動力が伝わり脱出が可能となります。電動デフロックはスイッチ操作でリヤデフ、またはリヤデフとフロントデフ両方をロックできる機構です。(カタログより引用)



自分自身がランクル70を買って初めてさなげアドベンチャーフィールドや、アウトドアパークブロンコでオフロード走行というものを体験。
まだ数回行ってみただけで、「ランクル70だから」といえるような走りを体験したかと言われると、してないし、まだまだ序の口ひとかじり程度。
でも逆に、高いオフロード走行の性能を持っているはずのランクル70なのに自分が乗って、雪道で全く役立たずになってみたり、
他のベテランのランクル70乗りの人達が、自分とレベルの違う走りでオフロードを走る姿を目の当たりにして、
せっかくランクル70に乗るんだから、この車のオフロード走破能力をもっと知りたいという気持ちが強まった。
世界が認めるランクル70に乗って、その性能を体感してみる、これもまた立派な買うべき理由ではないかと思う。
ちなみに、賛否あるガソリンエンジンだけれど、オフロード走行性能と高速道路などを使った長距離移動における快適性のバランスが取れている、という点は評価できるのではないかと思う(聞きかじり)。
5 異次元の存在感
例えば、流線型の高級SUVや外車が並ぶセレブな雰囲気の都心の駐車場(お金持ちで大して好みもなければ、ステータスシンボルとして分かりやすいメルセデスやBMW、最近ではテスラなんかを選ぶのだろうけれど、エリアによっては本当にそればっかりになるから面白い)。
高級外車の並ぶ私立小学校の駐車場。
TPOが気になるお年頃、中途半端な国産車ではなんとなく気遅れするような場所(気後れなんかしない、という方はご立派。読み飛ばしてください。)だって、異次元感あふれるランクル70は別の土俵、という感じで異次元の存在感を醸し出す。
特にピックアップはナニコレ?的な異次元空間な感じになる。
高級車かどうか、お金持ちっぽいかどうか、という一般の尺度では計り知れない異次元パワーで畏怖堂々、ランクル70ここにあり、という感じでいられるのが良いところ。
敢えて尺度があるとすれば「地球上に最後に残るかどうか」。
Gクラス2台に挟まれても「だから??」という感覚。
そういう意味ではランクル70はコスパがいい、ともいえるのかもしれない。
6 世界中で活躍
自分だけかもしれないけれど、海外で活躍する日本人、日本発祥メーカーにめっぽう弱い。
マクラーレンHONDA(の本田。F1)、中島悟(F1時代)、シマノ(自転車・釣具)、ヤマハ発動機(オートバイ・ボートエンジン)。
若い頃からこれらが活躍する様子をテレビで見たり、海外で見ると、ちっぽけなナショナリズムがかき立てられる。
そして、ランクル70もそういう場面が多々ある。
つい最近ではミッションインポッシブル・フォールアウトの 難民キャンプシーン、全編通じて爆走するBMWの魅力ガンガンアピールの映画の中でもこのシーンでは、余人ならぬ余車をもって変えがたいということか(TOYOTAがスポンサーだっただけかもしれないけど・・・)、ホワイトのトゥルーピーが山盛り登場。
これには目が釘付けになった。
近年は中東などのよろしくない場面でも注目を浴びてしまったりしたけれど・・・
世界が価値を認めるその車に、中の上?上の下?くらいの価格で乗れるのだから、こんな魅力的な事はない、と思う。
と言うわけで、買いたいし、明確な買わない理由もない、でも最後の決め手がない、というランクル70初体験候補の方の背中を押すべく考えた「買うべき6つの理由」が少しでもお役に立てば幸いだ。