春のBRONCOをほぼ貸切で満喫。お土産の凹もしっかりと。

コロナ禍止まぬこの春、折角のゴールデンウィークも地元神奈川県は、まん延防止等重点措置適用下。

外出自粛続きの気晴らしに自然豊かなキャンプ場へと思うも、誰しも考えることは同じで、予約パンパン。

もっともテレビで見るキャンプ場はテントビッシリで、とても気分転換にならなそうなので断念。

行ける人(車)が限られるアウトドアパークBRONCOなら、埼玉県への越境ながら寄り道さえしなければ良さそう。

とはいえ、ヘッポコランクル乗りの自分だけでの単独突撃は少々勇気が要る。

そこで、ミニマムの2台ならいいかな、ということでゴールデンウィーク明けの5/8(土)、同じ神奈川県民の座る狼さんとのBRONCO行きが決定。

当日、ゴールデンウィークの連休明け(11連休最後の週末)とあってか、道はガラガラで、スムーズに現地到着。

ブロンコ道入口

11時に座る狼さんと落ち合って、入口の看板がリニューアルされたブロンコ道を登る。

ブロンコ道入口

春のブロンコに来たのは初めてだけれど、新緑がきれいで、しかも夏場にくるとワンサカいるアブだかブヨだかもいないので、ブロンコ道でも写真撮影に苦労しない。

ブロンコ道の唯一の舗装部分での切り返しは難所の1つ

ブロンコ道を登りきると、受付のある広場はガラガラ。

有名なフロントグリルを吊るしたゲート

bronco landcruiser70 grj76k
管理棟前の広場(駐車スペース)

ブロンコ経営的には残念なのだろうけれど、最近は大混雑のブロンコが多かったので、嬉しい環境。

管理棟で受付して、竹村さんとご挨拶。

いつ来ても竹村さんが気持ちよく迎えてくれる管理棟

到着してすぐの頃は、例によって(?)ジムニーが横転したとかで、ややワサワサ、応急処置の金属音がこだましていたものの、しばらくするとそれも収まり静かな森林公園化。

キャンプサイト付近に上がるとジムニー3台程が道なき道を車両生命を賭してクロールして遊んでいたものの、それも気がついたらお帰りになり、あの広いブロンコが、座る狼さんと当方の2台で貸切状態。

シュノーケル以外はカスタムの方向性が違いすぎる2台
全く同じ車(色違い)なのだけど・・・
カスタム満載の座る狼さんのランクル76(GRJ76K )
カスタム満載の座る狼さんのランクル76(GRJ76K )
カスタム満載の座る狼さんのランクル76(GRJ76K )

これ幸いと、無難なコース(マップの①エリア)を無難に走ってノンビリとブロンコを満喫する優雅なひととき。

力強く起伏激しい斜面を駆け上がる座る狼号

と思って調子づいていたら、下り坂で段差に後輪が落ちた瞬間、ボディーを木の根にヒット。

地味に過去最大級の傷と凹みのお土産を頂戴。

ボディーが凹み心もチョイ凹んだ傷

大小、軽重様々だけれど、ブロンコに来るとお土産を頂戴するのは恒例行事。

※ミラーがもげたケース

中古車相場も高値を維持する大切かつ貴重な愛車・・・

やはり街乗り用と遊び用で2台あったほうがいいから、買っとこう・・・という乗りで買い増してきる立派な人になることは、この人生ではもうないんだろうなぁ・・・

ウキウキ楽しんでいたところから、一瞬にしてそんなしがないサラリーマンの悲哀に打ちひしがれる出来事だったけれど、まぁ、傷は直せばいい話。

誰かの本のタイトルのとおり、死ぬ事以外かすり傷だ。

というわけで、気を取り直して、いつもはイカツいジープ軍団やら破天荒なジムニー軍団のお邪魔にならないよう立ち入らないタイヤ登り(越え?)や、ロックセクションに侵入(マップの②エリア)。

ヘッポコとしては、これをやっつけるというよりは、なんとかバエる写真を撮るのが目的。

まずはタイヤの方から、こちらは簡単だなぁ、と見くびり乗り上げたところで、パチリ。

愛車が怖がってる表情に見える・・・

しかし、後ろに回ると!あと少しでマフラーやらバンパーやらを地面にこするところ。

後ろから見てみるとちょっとピンチが発覚。
あと少しでも2個目のお土産もらいそう。

だめだこりゃ~、てことで、タイヤを乗り越える計画をなかったコトにして、静かに退却。

写真技術が低いせいか、全く迫力のない写真ばかりなのがチト残念・・・

続いてロックセクションへ。

こちらもちょいと岩に足を載せてパチリ位のつもりだったのだけれど・・・

この程度で終わりにするはずが・・・
すげぇ岩場登ってるぜ!の構図

少し乗り上げていい具合だからと調子に乗って先に進んだところ、引き返すと、ガリっとやりそうな状況にハマり・・・

調子に乗って前に進んでしまい・・・

近くでライフワークのウインチ巻き直しをエンジョイしていた座る狼さんにアドバイスをもらいながら匍匐前進する状態になってしまった。

もう前に進むしかないので、牛歩ペースで進む

いつもなら、後ろでおっかないジープが待っていそうで焦りそうなところだが、なんせこの時は貸切り状態。

思う存分時間をかけて、車を傷つけないよう慎重に前にすすめ、なんとか無傷で脱出することができた。

なんとか乗り越えた。
後ろから見るとちと怖いが、ここまでくれば一安心

ウンウン、この感じ、なんかそれっぽいね、とヘッポコなりに大満足。

さて、当方がヨチヨチとタイヤやらロックと戯れる傍ら、座る狼さんが何かに取り憑かれたようにせっせとウインチ巻き直し作業に没頭。

ライフワークのウインチ巻き直しに取組む座る狼さん

終わったようなので、ウインチワイヤーの巻き巻き状態を覗き込んで、これはもはや達人の領域だなぁ、と関心していたのに、その状態を確認した座る狼さんはまさかのダメ出し。

ダメ出しされたワイヤーの状態

わずかなワイヤーの乱れも許容しないコダワリと美意識、こりゃガンコオヤジだ。

ランクル70 オーナーは色々な癖のある人が多くて実に面白い。

言うまでもなく、即座にワイヤーを引き出して、ウインチ巻き直し第2ラウンドを満喫する座る狼さんは実に楽しそう。

それな。

その後、座る狼号とともに小探検に出かけて、今まで入ったことのないステアヒル(マップの③エリア)の見学に。

見るからに険しい上り坂で、とても登りきることはできないに決まっているものの、この日は幸い、貸し切り状態。

バエる写真を撮るため、少し登って降りてこようと、素人丸出しな思い付きで、無謀に登坂開始。

最初からリアデフロックしてゆっくり登り始めると、思いの外進んでいくので、無謀にも進み続けると、限界点を迎え、左側にリアが大きくスライドした状態で停止。

予定通りステアヒルで立ち往生する愛車
ステアヒルで左リアがぶつかりそうな位置で止まった愛車

このリアのスライドによって、ただ止まったところからゆっくり降りればいいや、という安易な見立てが、ド素人丸出しだったことに気が付くも、時すでに遅し。

登るも下るも地獄な状態に。

流石に登るモチベーションはないので、降りたい。

半ベソで馬鹿な取組を傍観していた座る狼さんに泣きついて、ボディーを岩の壁にぶつけないようサポートしてもらいながら、何とか無事に帰還。

結果的にはまぁまぁいい写真も撮れたから良いか、とヘラヘラ笑ったところで、いい時間に。

この日はスタートが遅かったこともあり、あっという間に楽しい時間は過ぎ去った。

いつも通り、下り坂での切り返しにドキドキさせられながらの下山もしっかり満喫して、春のアウトドアパークブロンコを後にした。

緊張感のある下りブロンコ道終了。座る狼さん、お疲れ様でした!

早くコロナ禍が沈静化し、またたくさんのランクル70 で遊びたいものだ。

でも、たまにはこんな静かなブロンコも、とても楽しいと新発見だった。

「春のBRONCOをほぼ貸切で満喫。お土産の凹もしっかりと。」への2件のフィードバック

  1. リアクォーターの傷が癒えた頃合いでしょうか、こないだひよこ号は同じところがベッコリいってたので、やはり76の弱点なのですかね
    しかし、コンディション最高で楽しかったですね!
    またいい時期を見計らって行きたいですね!( ・ิω・ิ)

    1. 苦手な動画編集に悪戦苦闘の末、放り出してこんな形でのアップになってしまいました・・・追々動画追加予定です。
      あの日は良かったですねぇ。オーバーフェンダーがあるとボディは守られるかもなぁ、と改めてナローの弱点も知りました。また行きましょう!

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