悲願のランクル70再再販に関する新たな記事を発見。
ランクル70の人気の理由などに触れつつ、「近い将来にランクル70が復刻するのかは定かではありません」と締めくくっているので、決して、再復活に向けた好材料を示す記事とまでは言えない。
しかし、注目したいのはランドクルーザーシリーズのブランド担当者のコメントとして、以下の記載がある。
現在、グローバルでの70系は、中東やオーストラリア、南アフリカなど過酷な環境下で使われることが多いです。
70系はバン以外にピックアップトラックも設定されており、さまざまな用途で使えることが支持されています。
このようなランドクルーザーの根幹となる『信頼性・耐久性・悪路走破性』が評価され続けているのはもちろん、最近のクルマでは味わえない『操る喜び。楽しさ』もユーザーからは評価されている部分です。
日本の中古市場では、70系を購入する若年層も多く、2014年の復刻では大きな反響がありました。
最近でも復刻の要望を頂いているのは承知しています。復刻に関して、燃費や排出ガスなどクリアしなければならない問題は多いのは事実ですが、それは我々が技術で解決しなければいけないことです。
長く待っていただいているお客さまに対して、本当は出していかなきゃいけないという役目があるとは思っています。
ありがたや、ありがたや。
EVシフト、ガソリン車販売禁止などという世界の潮流はあるものの、こちとら貨物車。
きっと、普通車に比べれば社会的寿命は長いはず。
もうナローがいいだの、丸目がいいだのと無理は言わないので、何とか最後にもう一花咲かせていただきたいところ。
先日、記事に引用した「MOTAの8月15日掲載記事(筆者: MOTA編集部 木村 剛大氏)」にあった開発陣のコメントもあることだし、やはりトヨタとしても何とか出したいという気持ちは本物なのではなかろうか。
今すぐには実現できないが、可能性はゼロではない。・・・2014年に再販したモデルが、現在も中古車市場で非常に高値で取引されているのは認識している。その価格を是正するためにも再投入を検討している。
待つことしかできないのが、なんとも歯がゆいけれど、せめて出たときに気持ちよくお買い上げ出来るよう、備えておこう。