まえおき
ランクル70 の熱狂的ファンの存在は勿論だが、昨今の空前のSUV、アウトドアブームの影響もあってか、いつまでもくすぶり続けるランクル70の国内再再販待望論。
これまで、当研究所ではランクル70復活関連の情報を発見してはバラバラと書いてきたが、流れが分かりにくくなりつつある。
そこで、これまでのランクル70 復活に関する記事、情報を整理しがてら、期待を込めて勝手に盛り上がってみることにした。
※あくまで一素人の勝手な希望的妄想、予想であり、何ら確固たる裏付けも証拠もない戯言であることをご了承ください。「あなたの考え」が「あなたの正解」です。騙す騙されたの話だと思ってしまう被害妄想気味の方はここで離脱されることをお薦めします。
2014年ランクル70再販回顧
日本国内においてランクル70がディーゼル規制などに伴い屈辱の撤退となったのが2004年。
それから10年の沈黙を破って再復活したのが2014年8月25日。

この記事を書いている2022年12月(当初記事は2月)から遡ること約8年半前。
もう、再販から10年が迫りくるとは、時の経つのは早いものだ。
2014年から1年間の期間限定販売(オーダー受付期間)で、最終的に販売された再販ランクル70は約7000台。
うち、バンが3分の2、ピックアップが3分の1を占めたと思われる。
販売開始直後は、納車まで数か月待ち(9月末時点では、200台/月がトヨタの目標だったにも関わらず実際は3600台)となるなど、人気沸騰の雰囲気があった。

しかし、終了間近には、売れ残り在庫の割引販売も行われ・・・
ランクル70という特殊な車のマーケット規模はたかが知れていることを再認識させられる形でオーダーストップを迎えた。
2019年7月「くるまのニュース」記事
2015年に国内ランクル70の30周年記念車の販売が終了してから、約4年が経過した2019年7月頃、ランクル70に関する気になる記事が出た。
その記事は「CARVIEW!くるまのニュース」に掲載されたもので、記事タイトルは
「トヨタ「ランクル70」復活? ファン待望のディーゼル仕様で2020年に登場か」
というもの。
記事の要点は以下のとおり
- 発売時期:2020年秋頃までに何らかの動き
- エンジン:2.8リッターディーゼルターボエンジン(1GD-FTV型※)
- 販売期間:期間限定ではなく定番メニューとして復活
- 種 類:バンorワゴン & ピックアップはガソリンのままか販売なし
自分的にはこの記事を見て、これは1年後、2020年にもランクル70の再再販が実現するのかと自分的には多いに期待が盛り上がったが・・・
2019年末頃から徐々に拡大した新型コロナウイルスの影響があったのか、もともと妄想だったのか・・・
実際のところは闇の中だが、結果的には何も起こらないままに、2020年秋は過ぎ去ってしまった。
2020年6月「ベストカーweb」記事
2019年7月の記事の後、ランクル70の再再販に関しては特段の続報もないままに時間が過ぎた。
やはり、ただの希望的観測の妄想記事だったのか、と失望しかけていたところ、久々にランクル70の再再販・復活に関する記事を発見。
しかし、その内容は、ランクル70復活に関しては悲観的な以下ようなものだった、
ランドクルーザー70シリーズに関する今後の動向をトヨタ店に尋ねると、「Lサイズのランドクルーザーは、2021年にフルモデルチェンジするが、70シリーズを復活させる話は聞いていない。一度復活した時も、30周年記念だったためで、いわばイベントのひとつだった」 ・・・(中略)・・・ このコメントからも、70シリーズが日本で復活する可能性は、客観的に考えると低い。 現在南アフリカで売られているランドクルーザー76/79の内容を見ても、VSC(横滑り防止装置)は採用されていない。 改めて日本で販売するには、歩行者保護要件の対応なども含めて、現在の保安基準に適合させたり、先進の安全装備も装着せねばならない。 |

この記事を読んで、やっぱりそうだよなぁ、と僅かな望みが絶たれたような気持に・・・
2021年8月「MOTA」記事
その後、続報のないまま、気が付くと再販ランクル70の中古車価格は激しく高騰。
新車価格を上回る価格で中古車販売店の店頭に並ぶような状況になってしまった。
ランクル70オーナー的にはリセールバリューの上昇を好意的に受け止める人も少なくない。
逆に言えば、再復活による相場下落を懸念する人も少なくない。
しかし、自分としては、国内の道路に少しでも多くのランクル70が走っていてほしい。
さらに、ピックアップも再度買いたいと思ったりもする。
万が一、何らかの事故で再度ランクル70を買う必要がある場面を想定してみても、今の状況は辛い。
任意保険の車両保険に入っても、保険金額が中古車相場に追い付かないために手出しになりかねない状況も悩ましい。
そんな中、リリースされた記事のタイトルは「ランドクルーザー70の国内復活の可能性は大! 新型ランドクルーザープラド発売後の2023年以降に復刻か!?」という夢と希望に溢れるもの。
記事によると筆者の方が、ランクル300や70周年記念パーツ販売に関するオンライン説明会で、ランクル70の再再販に関して質問し、回答を得たというのが以下の内容。
(筆者)ランクル70の国内市場最(原文ママ)発売の可能性は?
(開発陣)今すぐには実現できないが、可能性はゼロではない。・・・2014年に再販したモデルが、現在も中古車市場で非常に高値で取引されているのは認識している。その価格を是正するためにも再投入を検討している」
これを受けて、筆者は「編集部の予想」として
新型ランドクルーザープラドの発売後となるのではないか。
※MOTA社の別の記事においてプラドのフルモデルチェンジを2023年と予想
としている。
なんといっても「再投入を検討」という言葉は頼もしい。
自分的にはこの記事を見て、やはりランクル70の再再販はある、と確信・・・とは言わないものの、期待して待つモチベーションが十分に湧いてきた。
2021年10月「くるまのニュース」記事
8月のMOTAの頼もしい記事の後、それ以上に力強いとは言えないけれど、ランクル70の国内再復活に関する記事を発見。
注目したいのはランドクルーザーシリーズのブランド担当者のコメントとしての以下の記載。
現在、グローバルでの70系は、中東やオーストラリア、南アフリカなど過酷な環境下で使われることが多いです。
70系はバン以外にピックアップトラックも設定されており、さまざまな用途で使えることが支持されています。
このようなランドクルーザーの根幹となる『信頼性・耐久性・悪路走破性』が評価され続けているのはもちろん、最近のクルマでは味わえない『操る喜び。楽しさ』もユーザーからは評価されている部分です。
日本の中古市場では、70系を購入する若年層も多く、2014年の復刻では大きな反響がありました。
最近でも復刻の要望を頂いているのは承知しています。復刻に関して、燃費や排出ガスなどクリアしなければならない問題は多いのは事実ですが、それは我々が技術で解決しなければいけないことです。
長く待っていただいているお客さまに対して、本当は出していかなきゃいけないという役目があるとは思っています。
記事は「近い将来にランクル70が復刻するのかは定かではありません」と締めくくっている。
しかし、自分としては、ここでのランドクルーザーブランド担当者の言葉は好材料として前向きに受け止めたい。
2022年1月 匿名情報
2021年8月のMOTAの記事による「2023年以降に復刻か!?」というタイトルを心の支えに、静かに続報待っていた冬のある日。
当ブログに匿名で怪しげなコメントが投稿された。
2 3年 1 1月 L/Oで
ATありそうです(原文ママ)
素直に読めば、2023年11月、ラインオフ(量産開始)、ATあり。
匿名でこの程度のコメントは誰でもできると言えば、それまで。しかし、藁にも縋る思いの自分はそうは考えない。
何か内部情報を知っている人が、身バレしたくないけど、どこかにその情報を伝えたくて伝えたくて、我慢しきれずに、短く、検索でひっかからないように数字の間にスペースを挟んでコメント投稿した、と思うことにした。
2022年1月ランクルちゃんねる【トヨタ公式】
これまでのランクル70の再再販に関する情報は、いずれもトヨタの公式見解や発言ではなかった。
しかし、ここにきて、ついに???
YOUTUBEのトヨタ自動車公式「ランクルちゃんねる」にUPされた動画のなかに気になる部分があるとの通報を受けた。
気になる発言があるという7分14秒頃の動画を見てみると、なぞのエレファントおじさんが
そうそう、みんなから70系の再再販まってます、なんてコメントをもらってることも知っておるから、わしからもまた発売してもらえるよう頼んでみようと思っておるぞ
という頼もしい発言をして、エンディングを迎える。
動画の中でしゃべっているのは謎のぞうのおじさんだけれど、なんと言おうと、トヨタ公式チャンネルの中の発言。
広報担当が話してるのと違わないわけで・・・
これはキタ??
少なくともそう解釈する人がいることくらいは想定の範囲内なのだろうから、今までより、少し期待のレベルを上げてもいいのかも、と個人的には思ってしまう。
2022年12月追記 とあるオーナーさんからの情報
[まとめ]ランクル70再再販はいつ?ラインナップと価格は?
「いつ?」再再販されるか、ではなく再再販は「あるか?」だろうと言いたい人もいるだろう。
しかし、自分はここまでの情報をもって「ある」と妄信する。
何を言われてもそこは揺らがない。
理由は、そのほうが楽しいから。
ちなみに自己肯定するために用意する材料は以下のとおり。
- 上記情報(特に2021年以降の情報)
- 空前のSUV、アウトドアブーム
- 中古車価格の高騰(新車を出せば売れる根拠)
- 半導体不足(ランクル70は半導体が少なく済む)
アホと言われようがなんと言われようが、ワクワクして待つ。
今のところMOTAの「2023年以降」と匿名情報の「2023年11月LO」のみ。
「2023年11月」と思いたいが、再販終了から10年の節目となる2024年という線も捨てがたい。
再販はある、と結論づけてさえしまえば、あとはどのようなラインナップ、価格で販売されるか、これを考えて楽しむことが可能になる。
ランクル70の再再販となれば、注目される点のは主に以下の点だと思われる。
- エンジンはガソリンエンジンか、ディーゼルエンジンか、又は両方か。
- ボディタイプはバンのみか、ピックアップもあるのか、ショートもあるのか。
- ミッションはマニュアルだけか、オートマも設定されるのか
以下は、以前書いた記事に掲載していたものだが、価格は最近のインフレ傾向を反映させたもの。
いうまでもなく完全な希望的妄想。
同士の方はご自身のラインナップをお好きに作って眺めて満足いただければよろしいかと。
種類 | 形状 | EG | 変速機 | 本体価格(税込) |
バン | ミドル | 1GR | MT | 410万円 |
AT | 420万円 | |||
1GD | MT | 440万円 | ||
AT | 450万円 | |||
ショート | 1GR | MT | 390万円 | |
AT | 400万円 | |||
1GD | MT | 420万円 | ||
AT | 440万円 | |||
ピックアップ | ダブルキャブ | 1GR | MT | 400万円 |
AT | 410万円 | |||
1GD | MT | 430万円 | ||
AT | 440万円 | |||
シングルキャブ | 1GR | MT | 380万円 | |
AT | 390万円 | |||
1GD | MT | 410万円 | ||
AT | 420万円 |
ランドクルーザー70の歴史
アンケート調査(回答期間は終了)
ランクル70再再販は実現すると思うか、思わないか、アンケートにお答えいただけると幸いです。
来年、出るそうです。
ディーラーの担当が教えてくれました。
ただ、エンジンは?トランスミッションは?車体は?
パンフとかも含め、現場には詳細はまだ一切落ちてきていないそうな。
座る狼さん
さらっとやばい情報ありがとうございます!
23年11月LOという情報とも一致するような気がして、盲信が確信に変わりそうです。
楽しみですね〜
初めまして。「再再販あります」というニュース。見ているだけで嬉しくなり泣けてきます。前回のハイオクエンジンではなくディーゼルエンジンというところが感激度が最大値になる箇所です。主様と同様私も信じています。祈っています。信仰しています。ランクル 70ディーゼルの再再販。(宗教じみてきましたが、、)もう一度、新車ディーゼルの70に乗りたい。あのテイストを感じたい。味わいたい。感激したい。オーストラリア向けに作るのに日本で売らない意味が分からない。是非お願いします。希望します。地元のトヨタの社員は「出ます。待っていてください。」と満面笑みで励ましてくれます。主様と一緒にこれからも再再販を信じていきます。
HZJ76乗りさん
コメントありがとうございます。
前回再販からキリのいい10年目あたりで何とかお願いしたいですね〜
乗.用登録?
前方デザイン変わる?
…GD補機類納めるため
M_T追加あるかも?(ないかも?)
ランクル76丸目 ZXのAT(ディーゼル) が販売
されたら 私は、フルオプション付けて買いますよ。
あるべく、内装含め 当時のままがいいですね。
但し、ナビは7ワイドが設置できるサイズにしてほしいですが。。
丸目76の補給部品、内装含め 補給打切り部品も一部
ありますので、、、、
お久しぶりです。
76ワインレッド乗りのHUNKです。
やはり再再販あるんでしょうかね〜噂では↑匿名さんの言うようにプラドの1GDエンジン搭載でATのみということですね
所長さんが前にアンケート?したようにプラドのエンジン積んだ70は欲しいか?という話のように信頼性重視の70にクリーンディーゼルエンジンの組み合わせはなんとも言い難いところではあります。
個人的な意見として70界隈が盛り上がるのも嬉しい反面、前回の再販が最後のチャンスと言われたから苦しいローンを組んで買ったのに詐欺ですか?という複雑な気持ちもあります笑笑
ただ滑り込みの規制や対人衝突安全などを考えると再販時の形状でまた発売できるのかなと思うことはありますね。それで一年限定だったと聞いていましたので。
HUNKさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
他でも同じようなうわさがあるんですかね?
なかなか複雑な心境なのですね。そういう方も結構多いようですね。
確かに1DG、ATのみとなると「ランクル70たるもの」論が沸き起こりそうですしねぇ・・・
前回「最後」と言ったことに配慮して、再販車との差別化を図るための仕様だとすると残念ですが
個人的には何はともあれ、また「ランクル70の新車が買える」という環境を想像するだけでたまりません。
再販売時にコメントをさせていただいたことがあるA&Mと申します。ご無沙汰しております。
事情があり、昨年、再販時購入したベージュメタの76を手放しました。来年、再再販の可能性があるとのこと。うれしい情報です。また所有できるかわかりませんが、再び盛り上がることを楽しみにしております。
A&Mさん
ご無沙汰しております。コメントありがとうございます!
再再販実現の折には、またオーナーになられること、期待してます。
なんとかもうひと盛り上がりしたいところですねぇ~
今は手放されたとのことですが、引き続きよろしくお願いします。
G. D
A .T
蝉長
匿名さん
コメントありがとうございます。
匿名情報だと、誰でも何でも書き込めるところが難しく、情報の信ぴょう性の見極めが難しいと思うものの、どうやら今回の匿名さんは前回書き込まれた方と近いか同じ方のようで、ちょっと信じたくなりますね。
そうですよね。
前回の再販の時はランクル70のセミロングとダブルキャブが再投入されるとされて大いに盛り上がると共に中々トヨタ側からの情報が出てこないので、お祭り状態へと発展。
更にダブルキャブはハイラックスの事でありランクルのは誤報ともされ、カタログベースで発売するんだとか有りましたが。
最終的には一年間の限定販売で、これに乗っかった業者が大量に発注したらしく(噂ですが)あまりの反響の所為で大忙しの製造現場。ーこの時の分が質的な不満足感の源なのだろうかー最終的には何故か在庫が残ってしまったと言う不可思議な落ち。
そして少しの時間を置いてハイラックスがダブルキャブのみがカタログベースでの販売。
そして盛り上がり・・・。
う~~ん、否定論のうP主さん達はどんな表情だったんだろうか?
ランクル70は快適装備を止めてワークメイト的な何も付いていない→オプションで選ぶ形式が相応しいと思うのだけれど
これだと型式指定が増えまくり、現場も大変だろうから無理として。。。
1VDが出ない物だろうか・・・。マツダと提携しているんだしっと思ってしまう。
1VDならあの強固なパワートレインが使えるし。
1HZも海外で復活させたらしいので、正直1HZで規制クリアして再登場してくれればと思う。
ショートとミドルは現行の規格では難しいらしいので、せみロングとダブルキャブとトルーパーをだしてくれればと思う。
まあ、夢ならいくらでも見られるって事でご容赦を。
丸目部会長のまるです。
前回の再販前、詳しい時期は忘れましたが、某ランクル70関連のサイトに、唐突に「再販されます」とのコメントが投稿され、サイト内が俄然、色めき立ったことがありました。
続報はなく、特に有力な情報が世に出ることなく一旦時が過ぎたので、騒ぎは沈静化し、後に残ったのはコメ主への非難であったと記憶しています。
その後の経過は、ご存知の通り。
どうしても、あの時を思い出すんですよねぇ。
まして今回は、前回が相当数売れたという事実、空前のアウトドアブーム、ランクルブランドのイメージ確立、ジムニー人気という事実もあったりして。
十分商売になるし、またイメージ戦略にもなると、トヨタが考えていても全然おかしくないと思うんですね。GRヤリスみたいなクルマ出せるメーカーなので。
というわけで、アンケートには再販されるのほうに一票入れました。
あと2023年秋は、40周年を迎えるタイミングですね。
まるさん
投票ありがとうございます。
前回、そんなことがあったんですねぇ~
匿名さんの情報がそうだったらとワクワクしますね。
40周年なのでついでに40も40台とか、やってほしいですね。