まえおき
愛車ランクル70にシュノーケルを装着した際の記事にTDFUKUさんから車高についての質問をいただいた。
教えていただきたいのですけれども
純正シュノーケルを装着すると
車両の天井から何センチ程高くなるものなんですか?当方、車高が2.1mに収まりたいと思いシュノーケル悩んでます。
自分自身、正確に理解していないところがあったので、今回改めて計測してみた。
計測方法
計測はアルミアングル(バー)に差し金(物差し)を添えて図るアナログ方式。
手作業なので当然、誤差は生じる。
しかし、確実に垂直に立てた場合が最短距離→つまり、長めの寸法にズレることはあるが、短めにでることはあまりないはず。
車両条件
結果を見るまえに、前提となる車の条件を確認しておく。
まず2インチリフトアップしている。
上記記事の中に記載があるが、リフトアップ後の車検(構造変更)時に計測された結果として、車高が9センチ上昇し201cmとなっていた。
この際、カスタムショップの方からシュノーケルヘッドまでの車高だろうとのコメントがあったので、単純に5センチのリフトアップと差し引きすると、シュノーケル装着による車高上昇分は4センチではないかと推測される。
タイヤはヨコハマジオランダーMT245/75R16(外径773mm)を装着。
リフトアップした際の装着タイヤはグッドリッチの235/85R16(外径805mm)だったはずなので、現在は3センチ近く低くなっている可能性が高い。
せっかくリフトアップしたのに小径タイヤを履いて効果を消している感が半端ない・・・
計測結果
単純にご質問に答えると自分の車を手で測ってみた結果、「シュノーケルの天端①はルーフ★の地上高①より55mm高い位置にある。」ということになる。
- ①シュノーケル天端地上高 1970mm
- ②ルーフ地上高(シュノーケル近く) 1915mm★
- ③サイドミラー天端地上高 1513mm
- ④タイヤハウス上端地上高 940mm
- ④タイヤ上端地上高 755mm(無荷重773mm)
★ルーフはシュノーケルの近くの高さを計測しているので、ルーフの最も高い場所とは限らない。
ということで、TDFUKUさんご心配の2.1mには遠く及ばないのが愛車の状況。(あくまで当方のランクル70の場合)
駐車場が多少前側に向けて水勾配がついているので、前が若干沈んでる可能性はあるが、リアタイヤのタイヤハウス上端地上高が④とまったく同値だったので、考慮する必要はないと判断。
ちなみに、ノーマル車高はカタログによるとバン(GRJ76K)は1920mm、ピックアップ(GRJ79K)は1950mm。
上記のシュノーケルによる車高上昇値55mm(①-②)を考慮すると以下の結果となる。(リフトアップ車検時のシュノーケル影響推定値40mmUPなら、より低値となる)
- バン(GRJ76K):1920mm+ 55mm=1975mm
- ピックアップ(GRJ79K):1950mm+55mm=2005mm
手計測なので参考程度にしかならないが、こんなところでご容赦いただければ幸い。
※いつもの注意喚起になりますが、駐車場で煙突がもげても責任は負えないので、カスタムは自己責任でお願いします。