まえおき
再販ランクル70の中古車価格高騰はこれまでの調査結果で明らかにしてきたところ。
しかし、最近、中古車情報サイト「グー」の情報を見ていると、少し変化の兆しを感じる。
まず、明らかに変化しているのが在庫台数。
前回調査まではものすごい勢いで増え、133台となっていた。
しかし、今日検索してみたところ、在庫台数は100台を切っていた。
そして価格、今日、検索してみると、走行距離が10万キロに近い5台含めた計6台が300万円台(ほぼ400万円だが)で販売中。
前回調査時、133台在庫がある中で300万円台がわずか3台だったことを考えると、明らかに変化が感じられる。
気になる1台
そんな中、今日の時点で気になる1台を発見。
※あくまで自分が気になったから感想を書いているだけで、勧めてません。
走行距離は11万キロ超え、価格も本体価格でギリギリ300万円台。
一見すると特筆すべきものでもなさそうだが・・・
オプションの充実が魅力的。
自作の新車時価格シミュレーターによれば、諸費用を除くオプション込み価格で少なくとも417万円程度になりそう。
- デフロック
- ウインチ
- フロアマット
- サイドバイザー
- TOYOTAフロントグリル
- フォグランプ
- JAOSアルミ
更に、以下の社外品(価格の大きいもののみ掲載)を装着している。
- KONIショック[標準車高用](部品代8万円?)
- ガナドールマフラー(部品代13万円?)
総額で440万円以上??諸費用、工賃込みなら・・・
8年経った車の価格を新車時の見積価格と比較するなんて普通の中古車ではまず考えられない、異常な世界。
しかし、今の再販ランクル70中古車相場の中で、相対的に見れば比較的好条件な印象になるから恐ろしい。
走行距離は10万キロ超だが、新車から既に8年を迎えようという車なので、年間1万キロ強走っていれば到達する距離。数字だけから異常な使用を疑うほどではなさそう。
個人的には禁煙車であることも大きい。
まとめ(注意事項)
中古車なので経年劣化がある。
ショックはヘタってる可能性もあるし、マフラーから異音が出る可能性もある。
どこかに大きな問題を抱えていて、売られたかもしれない。
絶対、実車を確認しないと確実なことは言えないし、見ただけではわからず、しばらく走ってみてわかることもあるだろう。
中古車購入はある種の「かけ」だ。
自分の目で見て、リスクを覚悟の上で「そりゃっ!」と買うしかない。
くどいが、ネットで項目だけ見た自分が、おススメとかいうつもりは全くない。販売店の事も全く知らない。
ただ、もし今、自分がどうしても再販ランクル70が欲しいと思っていたとしたら、埼玉の販売店で、比較的近いこともあり、とりあえず実車を確認しようか、となることは間違いないかな、という1台だ。
※当該車へのリンクは貼ってないので、興味のある方はご自身で検索して下さい。