ウインカー、バックカメラなどが突然死した原因は?

まえおき


先日、愛車ランクル70で走っていて、道を間違えたので、スペースを見つけてUターンすることにした。

そして、Uターンの途中、バックしたところ、いつもカーナビ画面に表示されるバックカメラ映像が表示されないことに気が付いた。

つい先程、別の場所では表示されていて、見ながらバックしたんだが・・・

少し前、バックカメラの配線が断線して修理したところなので、またその部位で何か不具合再発か?程度に思って、道路に復帰しようとウインカーレバーを操作。

すると、ウインカーがウンともスンとも言わない。

つい先程までカチカチ言ってた記憶があるんだけど?

他に不具合がないか、各種スイッチなどを操作して確かめると、以下の不具合が確認された。

  • ウインカーが点灯しない(ハザードは点灯する)
  • 外気温が表示されない(時計は点灯している)
  • エアコンが作動しない
  • 後退灯が点灯しない
  • リアウインドゥデフォッガーが作動しない
  • バックカメラ映像がナビに映らない

原因究明&修理


自宅までは、まだ有料道路を走ったり、30km近い道程が残っている状況。

このまま走るわけにも行かない。

そのまま駐車場に車を停めて原因究明を開始。

電装の不具合なので、まずはヒューズ切れを疑い、取扱説明書を見て、関係のありそうなヒューズを探す。

すると、助手席足元のヒューズボックス内、2番15Aのヒューズの受け持ち装備が、今回不具合の発生している箇所の多くを含んでいると分かった。

そこで、助手席足元のヒューズボックスを確認すると、やはり15Aのヒューズがプッツリと切れてしまっている。

幸い、予備の15Aミニ平形ヒューズを持っていたので、すぐに交換。(本来なら背低ヒューズ15Aだけど・・・)

形が違うことによる、おさまりの悪さはご愛嬌。

直接的な原因はヒューズ切れなので、交換すれば一旦は解決するかもしれないが、ヒューズが理由もなく切れたわけもなく・・・

どこかでDIYした配線がショートしているはず。

とりあえず、バックカメラの最近修理したあたりを確認してみるが、配線類に異常はない。

他の場所の原因を探すとなると、工具なども欲しい。

とりあえず帰るまで再度ヒューズが切れないことを願ってエンジンスタートしてみると、無事にすべての機能が回復し、そのまま問題ない状態が続くことが確認できた。

というわけで、ひとまず無事に帰宅。

そして、帰宅後、再調査してみると、あっさりとヒューズ切れの原因が発見できた。

やはり、原因は杜撰な電装カスタム。

ヒッチキャリアに後退灯を点灯させる場合と、させない場合、それぞれ簡単に設定できるように取り出してあった後退灯のプラス配線が荷室後部にあり、その先端に取り付けられたギボシがむき出しになっている。

おそらくその先端が、すぐ近くにあるボディに接続したステンレスのワイヤー(アースポイントになってしまった)に接触してショートしてしまったのだろう。

※画像ではテープで離れるように固定しているが、元々は外れてブラブラになっていた。

というわけで、むき出しのギボシをテープで保護して原因究明&修理は終了。

まとめ


電装カスタムは結構好きで、色々やってきた。

などなど・・・

適当な作業内容を晒して、車両火災になるから気をつけるべし、とコメントをいただいても、自分なりにちゃんとやってるし、自己責任だし、大丈夫でしょ、なんて感じでやってしまってた。

しかし、今回の結果を見ると、車両火災こそなくても、ウインカーも出さずに右折でもして、事故になれば何も大丈夫じゃないし、下手すればお縄の大惨事。

改めて今までの作業を見直すとともに、今後の戒めとしてこの経験を活かそうと決意。

DIYは自己責任、そしてその責任は重いと胸に刻む!

「ウインカー、バックカメラなどが突然死した原因は?」への6件のフィードバック

  1. オスギボシがワイヤーに短絡したということですかね。
    基本は電源供給側はメスギボシ、機器側はオスギボシではあります。
    (^^;)

    1. 青島さん
      コメントありがとうございます!
      その通りです。
      お恥ずかしながら、永らくオスメス気分で使ってまして、最近ようやくそのルールに則るようになりました。時々分からなくなっちゃいますが・・・

      1. メスギボシの金属部はスリーブで隠れますよね(ずり落ちてない前提で)。オスギボシのスリーブはメスと嵌合しない限り金属部が露出します。
         家庭用のACコンセントも考え方は同じですので、それを思い出せば混乱は防げるかと思います。
        (^^)

        1. 青島さん
          なるほど、そういう理由なんですね、守れば自ずとこういうことは回避できると・・・
          意味を理解してませんでしたので、大変勉強になりました。

  2. 電気配線は思いもしない事が起きるのが付き物で、最初は予定した動作でも次の時には沈黙するなんて多々有ります。
    勉強には成りますが、複雑だと時間を必要とします・・・。
    今回はカプラーを使った方が回避できたかもしれませんね、ギボシ様にも有りますし、位置不明の恐れ回避なら態と多極を選び空白を利用するのも手です。
    自分の経験でも有ったので分岐した電源配線により小さなヒューズを使ってもいます。
    それでも元のヒューズが先に切れて「?」って鳴りますが。
    使う時が限定されるならその時だけヒューズうぃ入れのもアリだと思います。
    燃えなくて良かったと運の良さを湛えないと。
    24Vに12Vの低ワット球を使って切れないと樹脂部分を溶かします。最悪発火・・・。

    1. hzj70mnuさん
      コメントありがとうございます!
      確かに大元より小さいヒューズを分かりやすい場所に付けるのは良さそうですね。
      どうせ大した容量使うわけではないですし、他の機能巻き添えにせずにすみますし。勉強になります。

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