ビード落とし編
タイヤ外し
続いて、タイヤを外す工程。
使うものは以下のとおり。
・タイヤレバー(3本あると便利)
・リムプロテクター
・ディスクグラインダー
・大きいカッター
この作業もホイールの表面側から開始する。
これもホイールの形状から、そのほうが作業しやすいのが理由。
側面のウエル部(凹み)が深いため、タイヤレバーを差し込み、ビードを持ち上げやすい。
リムプロテクターをホイールのリムに取り付ける。
リムプロテクターを取り付けた部分にタイヤレバーを差し込んでタイヤのビードにレバー先端をひっかける。
レバーを手前に押し下げて、ビードをホイールのリムの上に引っ張り出す。
1か所だけでは、レバーを抜くとビードが再び落ちるので、もう一つリムプロテクターを取り付け同じようにタイヤレバーでビードを持ち上げる。
三本目のレバーでリムプロテクターの端のあたりのビードを持ち上げる。
ここまでくれば、もうビードは落ちないので、いったんレバーを外してリムプロテクターを別の場所にも取り付け、同じようにビードを持ち上げる。
4割くらいのビードが上に持ち上がれば、あとは手でビードをもちあげられるようになる。
あとはホイールの表側のリムをタイヤ裏側から引き出す必要がある。
タイヤを立てて、タイヤ内部のホイール表側リムの最上部にリムプロテクターを取り付ける。
裏側からタイヤレバー2本を差し込んで、リムプロテクターにかける。
タイヤレバーをリムを手前に引っ張り出すように押し上げる。
タイヤレバーがビードをリムの上に持ち上げた状態をキープするようにタイヤを固定する。
持ち上げたビード部分をディスクグラインダーでカットする。
ビードはワイヤーが入っていてカッターなどでは太刀打ちできないけれど、ディスクグラインダーなら簡単に切れる。
切り口をカッターで広げる。(タイヤは回転方向に切ろうとすると大変だが、この方向には結構簡単にカッターで切れる)
あとは手でホイールを引っ張り出すだけ。
これでホイールからタイヤが外れた。
タイヤはカットしてしまうので、この方法では再利用不可。
今回は、3本を取り外して作業終了(1本は背面タイヤとして利用したため)
タイヤ処分
取り外して不要になったタイヤはオートバックスに持ち込んで処分してもらった。
費用は330円/本(税込み)×3本=990円
まとめ
今回の作業は、今までの自分の記事を復習してから、行っただけのことはあって、かなり効率的に進められた。
スタッドレスタイヤは全体的にゴムが柔らかい印象なので、それも作業を容易にする要因だったかもしれないが、少し自信がついてしまったかも。
調子にのってケガしないようにしないとなぁ。