スタッドレスタイヤをホイールからDIYで取り外した方法(2/2 タイヤ外し編)

ビード落とし編


タイヤ外し


続いて、タイヤを外す工程。

使うものは以下のとおり。

タイヤレバー(3本あると便利)
・リムプロテクターディスクグラインダー
大きいカッター

この作業もホイールの表面側から開始する。

これもホイールの形状から、そのほうが作業しやすいのが理由。

側面のウエル部(凹み)が深いため、タイヤレバーを差し込み、ビードを持ち上げやすい。

ビードを落としたタイヤ
ホイールのウエル部でタイヤのビードとの間に隙間ができる
作業に欠かせないタイヤレバー(取っ手が赤いやつ)

リムプロテクターをホイールのリムに取り付ける。

ホイールの保護に欠かせないリムプロテクターを取り付けたところ

リムプロテクターを取り付けた部分にタイヤレバーを差し込んでタイヤのビードにレバー先端をひっかける。

レバーを手前に押し下げて、ビードをホイールのリムの上に引っ張り出す。

1か所だけでは、レバーを抜くとビードが再び落ちるので、もう一つリムプロテクターを取り付け同じようにタイヤレバーでビードを持ち上げる。

三本目のレバーでリムプロテクターの端のあたりのビードを持ち上げる。

ここまでくれば、もうビードは落ちないので、いったんレバーを外してリムプロテクターを別の場所にも取り付け、同じようにビードを持ち上げる。

4割くらいのビードが上に持ち上がれば、あとは手でビードをもちあげられるようになる。

すべてのビードがホイールの上に出た状態

あとはホイールの表側のリムをタイヤ裏側から引き出す必要がある。

この状態ではリムがタイヤ裏側のビードにひっかかって取り出せない。

タイヤを立てて、タイヤ内部のホイール表側リムの最上部にリムプロテクターを取り付ける。

裏側からタイヤレバー2本を差し込んで、リムプロテクターにかける。

タイヤレバーをリムを手前に引っ張り出すように押し上げる。

タイヤレバーがビードをリムの上に持ち上げた状態をキープするようにタイヤを固定する。

持ち上げたビード部分をディスクグラインダーでカットする。

狭いところで作業するため、かなり小さくなったディスクをセット

ビードはワイヤーが入っていてカッターなどでは太刀打ちできないけれど、ディスクグラインダーなら簡単に切れる。

切り口をカッターで広げる。(タイヤは回転方向に切ろうとすると大変だが、この方向には結構簡単にカッターで切れる) 

あとは手でホイールを引っ張り出すだけ。

これでホイールからタイヤが外れた。

タイヤはカットしてしまうので、この方法では再利用不可。

今回は、3本を取り外して作業終了(1本は背面タイヤとして利用したため)

タイヤ処分


取り外して不要になったタイヤはオートバックスに持ち込んで処分してもらった。

費用は330円/本(税込み)×3本=990円

まとめ


今回の作業は、今までの自分の記事を復習してから、行っただけのことはあって、かなり効率的に進められた。

スタッドレスタイヤは全体的にゴムが柔らかい印象なので、それも作業を容易にする要因だったかもしれないが、少し自信がついてしまったかも。

調子にのってケガしないようにしないとなぁ。

 ホイールからタイヤを外するだけなら、ショップへの持ち込みで1本あたり1000円程度でやってもらえるはずなので、決してコスパのよいDIYではない点には注意が必要。DIYは自己責任で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA