まえおき
先日、愛車ランクル70購入以来、初のエアコンフィルター掃除をした。(文字面、勢いよく言ってる感じになるが、誇らしげに言うほどの事でない事は承知)
9年間の汚れが積もった純正フィルターがオェッとなるほど汚れていたのはもちろん。
フィルター洗浄後もメッシュの大きさと、エバポレーターの汚れが気になったまま、時間切れで取り敢えずインオペしていた。
しかし、この程度では酸いぃ〜臭いがすぐに復活しそう。
そこで夏前には真面目な対策が必要と判断。
エアコンフィルター、エバポレータークリーナーなどを用意して、改めて大掃除した。
用意したもの
エアコンフィルター
以前からパッソ用の物が流用可能との情報があった。
今回用意してみたのはデンソークリーンエアフィルター(DCC1010)。
エアコンフィルターの場所すら調べる気にならずに長年放置してしまったが、有り難くマネして購入してみた。やはりサイズはピッタリ。
わさびデェール
こちらも以前から情報提供いただいていたもの。
フィルターもわさび色だし、同色コーディネートになるので、この機会に購入してみた。
下着の色を揃えるような健気な所業だが、密かにわさびパワーに期待。うかつに鼻を近づけると強烈なワサビ臭で、これは利きそう。
エバポレータークリーナー
ネット検索すると多くの方がドライブジョイのエバポレータークリーナー(自動車用 ACエバポレーター洗浄剤 クイックエバポレータークリーナーV)を使っているようなので採用。
作業
エアコンフィルター取外し
まずはエバポレータークリーニングするため、純正エアコンフィルター取り外し。(外し方は前回記事参照)
わさびデェール取付
準備として購入したエアコンフィルターにわさびデェールを取付。
フィルター裏側からヒダの間に挟む。
そして表側からクリップで止めるだけ。
あとはエバポレータークリーニングの後、純正フィルターをセットした後に上から乗せるだけ。(実際にはこの向きではなく奥に向かって縦に折り目が見えるように乗せる方がやりやすい。)
エアコンファンクリーニング
作業前にエバポレーターの位置を目視確認したかったので、エアコンファン(モーターごと)を外してみた。
取り外しは3個のネジ、コネクタ1個を外すだけ。
ファンを取り外す際、足元奥側にある配線が邪魔なので、配線を固定している純正のケーブルタイを切断する必要があった。
取り外してみると、羽がに汚れがあるのは勿論たが、根本の黒いプラスチック部分には油汚れのようなものにゴミが付着して結構汚かった。
羽はヘッドを小さくした歯ブラシ、油汚れはプラスチックセーフのパーツクリーナーで掃除しておいた。
臭いに関係はなさそうだが、綺麗になりスッキリ。
エバポレータークリーニング
ファンを外して奥に見えるエバポレーターがこちら。
見た感じ汚れてるようには見えないが、表面だけでは分からない。なんせ9年間放置したのだから。
さて、ここからエバポレータークリーナーを使ってクリーニング作業にかかる。
クリーニングにおいてはファンの力を利用するので作業開始前にファンは戻しておく。
窓全開。開けられるドアは開けておく。
スプレー缶の上部にあるホースをスプレーノズルに繋ぐ。
ホース先端を固定用の両面テープ付きプレートに通して、先端が程よい長さになるようにセット。
両面テープでプレートをファン上部のプラスチック部分に貼り付けて、ホース先端がファン中心部に来るようにセット。
助手席足元には液漏れに備えて紙などを引いておく。
エンジンをかける。
エアコンオフ、風量最大、車内循環、最冷風にセット。
そして、スプレー缶は振らずに噴射するまでカチッとボタンを押し込む。
直ぐに独特のサッパリ臭が感じられるようになるので、ホースがズレてないことを確認したら3分ほど離れて待機。
3分経過。
スプレー噴射が止まっていることを確認して、車外に取り出す。
そして、そのままエアコン(除湿)MAX。
待つ事5分。
これにてエバポレータークリーニングは完了。
エバポレータークリーナーにおまけのように消臭剤が付属していたので、こちらはグローブボックス裏に貼り付けておいた。
エアコンフィルター取付
そして最後、純正フィルターを戻したら、その上に乗せるように新しいエアコンフィルター(わさびデェール付き)を装着。
まとめ
ということで、素人なりにベストを尽くした。
このワサビ、エバポレータークリーナーの持続期間が1年らしいので、今後は夏前の恒例行事としてマメ(マジメ)に繰り返すことにしよう。
それにしても掃除はやるまで面倒だが終わると清々しいもんだ。
当然ながら、作業後は車内がとても清潔な香りに包まれる。
家族曰く、少し綺麗なレストランのトイレの香りだとか。
気持ちよく喜べない表現だがあながち外れてもない。
まぁ、なんでもいいが、頑固な臭いは時間が経てば復活することも多い。
油断せずに状況を注視し、追って状況をアップしたいと思う。