再再販ランクル70は事実上「買えない車」と思っていたのだが、このところ少し状況が変わってきているようだ。
再再販ランクル70の新車は相変わらずオーダーストップ状態。
ネット上では受注再開か、という噂レベルの情報も目にすら事があるが、情報弱者の当方はにまったくそんな噂は聞こえてこない。
しかし、ふと再再販ランクル70の中古車マーケットを見てみると状況変化の兆しが。
一時は1000万円越え当たり前で数台しか在庫もないような状況で、さすがに買う人もあまりいないだろと思われたが、今は800万円台を含めた28台もの在庫がストックされる状況。(本日時点でグーネットの在庫のみ確認した結果)
ちなみに、再販ランクル70(GRJ76K・GRJ79K)の中古車台数は60台。
約10年前に約7000台が国内販売された再販ランクル70の在庫と、どう比べればいいのか分からないが、ただなんとなく、再再販ランクル70のストックが急増したというか、激増したというか、そんな印象。
もちろん、約900万円という価格は新車時の乗り出し600万円ほどの1.5倍なので安くはない。
とはいえ、10年落ちの再販ランクル70が新車時の乗り出し400万円程度の1.25倍程度である平均500万円程度で販売されている現状を考えると、べらぼうに高い感じもしない。
もちろんゴリゴリ庶民の自分の財力ではとても買えないけれど・・・
ランクル70の販売開始から約1年、ネット情報によると、2023年12月から2024年9月までのランクル70登録台数が約4000台。400台/月。
その調子で進んだとすると、現時点で5600台ほどが登録済みの計算となる。
まとめてみると以下のような状況。
登録台数 | 中古車台数 | 放出率 | |
再再販ランクル70 | 約5600台 | 28台 | 0.5% |
再販ランクル70 | 約7000台 | 60台 | 0.85% |
何を言いたい表なんだか・・・
とにかく、なんだか知らんけど、「買えない車」再再販ランクル70の中古車が増えてきて、価格も1000万超の異常というか、自分からすると非現実的な高値の状況からは落ち着いてきている今、「新車では買えない車」「中古なら少し高いけど買える車」と言うのが適切な状況になりつつある。
今後、更に納車が進めば、中古車ストックが増え、おのずと価格ももう一段落ち着く可能性が高い(すべてド素人の妄想、空想なので、気に入らない方は無視か、鬱陶しい反論はご自身のSNSで発散お願いします)。
唯一無二のランクル70に何を言うとんのじゃ、と高角砲飛ばして激高する人もいるかもしれないが、やはりランクル250、トライトン、ジムニーノマド(5ドア)など、他のSUVの選択肢が増えていることも、「どうしてもランクル70でなければならない」マニア以外の注目を分散させ、ランクル70一強状態の解消に一役買っているのではなかろうか。
まぁ、仮にこのまま再販ランクル70程度の新車価格の1.25倍、750万円程度まで落ちても、それ以上下落するのは厳しいのではないかと個人的には予想。
なぜか日本人が大嫌いな転売目当てに購入した方々が不安になるほどではなさそう。(うまくやれば1年かけずに25%近い利益が出て、確定申告なんかしないんだろうし・・・知らんけど)
さて、そんなこんなで、要するに、新車価格よりは高いけど、少し頑張れば買える車になる日も近いのかもしれないな、と思ったりする今日この頃。
元祖丸目部会長のまるです。
私も見てみました。
試乗車上がりか、買ってみたけどコリャあかんと手放したクルマか、はたまたハナから転売目的の車両か···
いずれにせよ、売り手も中古車店も相当に利益を貪ることを考えると、(ちょっと安くなったからといっても)この高値で手を出すのは、個人的には癪に障る気がしてしまいます。
ただ、それは現時点で買い替える気がないからであって、もし自分が、欲しくてたまらないのに抽選に敗れた立場であったなら、背に腹は代えられないとばかりに中古の購入に踏み切っちゃうかもしれませんね。
本当に、罪な商売だと思います(笑)。
そうこうしてるうちに、ジムニーノマド、瞬殺で受注停止になっちゃいましたねぇ。
クルマの販売って、いつからこうなっちゃったのかなぁ〜