再再販ランクル70中古車相場動向調査開始

まえおき


再再販ランクル70が発売された2023年11月29日から1年以上が経過。

そろそろ中古車のタマ数も増えてきた。



1000万円超数台しか中古車がないという、庶民として人生を全うすることが確定的な自分としては興味を持ちようのない相場も脱した模様なので、再販ランクル70同様、中古車相場の推移をウォッチしていくことにした。

調査手法は再販ランクル70の場合と同様、グーネットに掲載される中古車在庫のみを対象として、台数、価格、カラー、販売店等のデータを定期的(概ね半年毎)に収集していく。

注)価格がASKの販売車両は調査対象から除外しています。

再販ランクル70と違い、カタログモデルなので、台数がどこまで増えていくのか分からず、いつまで継続可能か分からないが、100台前後になるまではなんとか継続していきたいところ。

※相場高騰以外の事実が気にいらず、相場が下がると興奮してしまう方は、メンタルヘルスのため、この先はご遠慮いただき、お花畑をお楽しみください。

初回の今回は、まだランクル70の「相場の変動」としては整理できないが、一応、各項目ごとの状況だけ見ていくことにする。

調査結果


在庫台数・平均価格


本日2025年2月15日時点の再再販ランクル70中古車の在庫台数は34台(ASKを含めると36台)。

※平均価格は支払総額ベース。単位は万円(以下同じ。)

カラー 台数 平均価格 割合
ホワイト 8 945 24%
ベージュ 18 918 53%
ブラック 8 919 24%
34 925 100%

全体の平均価格は925万円となっているが、後に記載する価格帯別台数を見ると、すでに全体の73%が800万円台にある。

今後も再再販ランクル70の納車台数が増え続けていくことを考えると、ゆっくりながらも価格は落ち着いていき、いずれは最低価格帯は700万円台前半になるのではないだろうかと個人的には予想する。

ただ、それ以下になるかというと、根拠はないが難しいような気がする・・・

平均走行距離


平均走行距離は0.4万キロ。

最低は走行距離2桁の登録済未使用車から、最高1万キロまであるが、多くは0.1~0.3km台。

当たり前だが今ならまだ新車の香りが残るランクル70も多いことだろう。

価格帯別在庫台数


今後の動向が非常に楽しみなのがこちらの項目。

業者によって頑なに高値を維持したり、売れないと短期間で価格を切り下げたりするため、価格帯はかなり広く分散するものだが、この項目で再再販ランクル70中古車販売価格の全体的なトレンドが見て取れる。

価格帯(万円) 台数 割合
850以上850未満 13 38%
850以上900未満 12 35%
950以上1000未満 6 18%
1000以上1050未満 2 6%
1050以上1100未満 1 3%
34 100%

現状は最低価格帯の850万円~950万円に最も在庫が多く、価格が下落トレンドにあることを窺わせる(ど素人の個人的感想)

都道府県別在庫台数


この在庫数ではまだ有意なデータとはならないと思うが、TOP3は以下のとおり。

  1. 愛知県     6台
  2. 大坂府     5台
  3. 北海道・埼玉県 4台

トヨタのお膝元愛知県は再販ランクル70のときも、早々に在庫数が増えたと記憶している。

まぁ、このランキングは販売店の力の入れ方次第で大きく変動するので自分でいうのも何だがあまり意味はなさそう。

販売店シェア


販売店の在庫数シェアは現時点では以下の2トップ体制。

  1. グッドスピード 4台
  2. ガリバー    3台

再販ランクル70で上位の常連であるFLEX,SUV LAND ,FLEX DREAMが全く顔を出していないのがやや面白いところ。

今の相場に過熱感があるとみているのか、再販ランクル70で手一杯なのか、様子見なのか、ド素人には知る由もないが、今後のこれら大手の動きは興味深い。

まとめ


さて、初回となった再再販ランクル70の中古車相場動向調査。

1000万円超という異常な価格帯から解き放たれた相場が今後、どのように推移していくのか非常に興味深いところだ。

記事中、縷々、私の個人的見解を述べているが、正直言って、再販ランクル70の中古車相場動向は自分にとって意外な展開の連続だったので、ド素人の戯言として読み飛ばしていただくのが正解。

当方としては、1、2年の間に最低価格帯は700万円台前半まで低下するのではないかと妄想している。

しかし、例えば販売打ち切りになって在庫が頭打ちになれば価格上昇するかもしれないし、

急激に円高になったり、中東のオイル経済が崩壊して国内振り向け台数が増えれば価格低下するかもしれない、

MTが販売されれば価格低下するかもしれないし、連動して価格上昇するかもしれない。

インフレの中で新車価格の上昇が続き、中古車全体の価格も上昇し続けることだってありうる。

ここにある「数字」だけが事実なので、ド素人の妄想にイライラする必要など全くなく、この数字を煮るなり焼くなり、ご覧いただいた皆様に分析していただければよいし、将来を妄想していただければ幸い。

さて、今後は半年に1回ペースで定点観測していくつもりだが、今後の展開が楽しみだ。


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