まえおき
さて、ランクルFJが発売されて、1か月が経過。
買いたいわけでもないのに、気になってウォッチしていると、既に中古車マーケットに5台が放出されている。(本日時点の在庫数は4台)

500万円から乗出し可能なので、転売した初代オーナー、中古車販売店、それぞれが50万円位づつは利益を手にできるだろうか。
そして、700万円でも気にせず買える人が、煩わしい抽選などをすっ飛ばして買えるのだから、皆がハッピーかな。
こういうと、買いたいのに買えない人がハッピーではないと怒る人もいるだろうが・・・
この転売に関しては、最近SNSなどで面白い視点を知った。それをド素人的に偉そうにまとめてみると、以下のような話になる。

あくまで妄想的なストーリーで、これが真実かどうかは分からないが、個人的にはそんな面もあるのかな、と思ったりして。
妄想ストーリー
まず、中古車価格の高騰は、そもそも新車販売時点の需要と供給がバランスしていないことが原因。
需要過多で中古車が高値になっているわけだから、メーカーが増産すれば根本的に解決するわけだが、薄利多売ビジネスからの脱却を図っており、そんなことはしない。
それをしないならば、新車をもっと高く売る事ができるはずだ。
価格を原価ベースで決定する必要はなく、マーケットが受け入れる最も高い価格帯にすれば、販売側は利益が最大化するはずなのだから。
しかし、現在、ディーラーはそれもしていない。
一方で新車として安く販売しながら、他方で中古車をプレミアム価格で販売するという、一見するとおかしなことをしている。
なぜそんなことをするのか、少しでも安く新車を提供したいから、なんて庶民が期待するようなお人好しな理由ではない。
新車販売で一度利益を出すよりも、そのほうが持続的に儲けられるから。
まず、今、ディーラーは、顧客を一生自社に縛り付け、何度も利益を生み出し続ける『最強のサブスク型・顧客囲い込みシステム』として残クレを積極展開している。
ディーラーが利益率の高い残クレで販売する際、中古車相場が高いと、月々の支払額を抑えられるので、幅広い層に高級車を販売できる。

そして、期間満了時に良質な中古車を手に入れやすく、利益率の高い中古車として販売できる。
そして、残クレ明けの顧客は、また次の残クレを組んで新車に乗る。

このサイクルにはまった顧客は残クレの満了時の査定の事を考えるので、メンテナンスもディーラーに頼んでくれる。
この最強のサイクルをメーカー、ディーラーは満喫。

中古車価格高騰、需要過多で庶民の手に渡らなくなっていることも、(個人レベルでは多少の良心の呵責はあるかもしれないが)ビジネス的には全く問題なく、むしろ無双状態になっていると言えるのだろう。
まとめ
というわけで、わかってる人は、とっくにそんなこと分かってて、いまさら何を、という話かもしれない。
しかし、庶民的には初耳のストーリーだった。
そして、これが本当ならば、庶民が人気車種に手が届かず、一方で転売により中古車市場が高値キープされる、この構図は、自分のような庶民が泣こうがわめこうが変わることはないのだろうなぁ、と思う今日この頃。
まぁ、個人的には転売だってそれなりの経済力を得て、リスクを取らなければできないわけで、ただ安く売ってくれ~、と言ってる人より頑張って儲けてるとも言えるわけだから、それ自体が悪だと非難するようなつもりもなく、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。
(とは言え、スズキのジムニーノマドは供給量増加でこの問題を鎮圧したように見えるので、メーカーのスタンス次第の面はあるのだろうけれど・・・)

まぁ、無理なものは無理。
資本主義・弱肉強食の世界では、経済力がなければどうにもならないことも多い。
それでも自分のおかれた立場で楽しめる方法を見つけて人生楽しむ、それしかないかな。