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再販ランクル70の高速代は高い?ホントだ!1ナンバーは中型車だ!

何かと維持費のかかりそうなイメージがあるランドクルーザー70。その要素の一つ、高速料金について

今回の再販ランクル70(GRJ76K ・GRJ79K )の場合、高速道路料金の車種区分で「中型車」となるため、今まで普通車に乗っていた人からするとランドクルーザー70への乗り換えによって高速料金は高くつく。

2015年以前は首都高速道路は中型車区分がなく、1ナンバーでも普通車料金で通行できたが、2016年の料金改正で中型車区分が新設されてしまった。

高速道路

中型車とは(出典:ドラぷら)

  • 普通貨物自動車(車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満で3車軸以下のものまたは被けん引自動車を連結していないセミトレーラ用トラクターで2車軸のもの)
  • マイクロバス(乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満のもの)
  • けん引軽自動車等と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両
  • けん引普通車と被けん引自動車(1車軸)との連結車両

高速道路車種別区分

ディーゼルエンジンの丸目ランクル70の場合にはナローボディにすれば4ナンバー登録が可能だった。

しかし、ガソリンエンジンの場合には、仮にサイズが条件を満たしても※排気量が2000ccより大きい限り1ナンバーになってしまうので、普通は再販ランクル70は中型車区分を免れることはできない。

※そもそも顔がでかいので普通のナロー化では幅1700mmは無理

一括りにランクル70と言っても(一括りにすると怒られるかも知れないけど)細かく見ていくと結構違う部分は多い。

4ナンバー登録可能なHZJ76
ナローでも4ナンバー不可のGRJ76
ナローでも4ナンバー不可のGRJ76

では、残念ながら再販ランクル70が仲間入りせざるを得ない「中型車」になると普通車よりどの位、高速道路の通行料金が高くなるのか。

結論は下のとおりで、一般的な高速道路は15~20%程度、普通車より中型車が高く設定されている。

そして、首都高速道路は5~6%程度、普通車より中型車が高く設定されている。

高速道路:概ね15〜20%UP

高速道路料金比較(普通車vs中型車)

首都高速:概ね5%UP

首都高速道路料金比較(普通車vs中型車)

この差がどの程度、懐に響くのか、はたまたランクル70を買おうか迷う中で維持費を調べている人にどんな印象を与えるのか、それは人それぞれで一概には言えない。

でも、ガソリン高騰、日用品、食料品も値上がり傾向(食パンやロールパンの小さくなりっぷりは結構なものだなぁ、などとつくづく思う今日この頃)、高齢化社会を迎えて各種保険料も値上がりを続け、とにかくもろもろ先高観モリモリの現代。

燃費も今時の車では考えられない6km台、車検毎年・・・

傷だらけの76さんランクル70バン2

大袈裟にいえば、ランクル70に「プライスレスなカッコよさ・何物にも代えがたい価値」を感じた人のみが楽しめる車ってことになるのかなぁ・・・

再販ランクル70が召し上がるハイオクガソリンって何?

再販ランクル70のご飯として指定されているハイオク(プレミアム)ガソリンって一体何だろう?維持費の需要な構成要素でありながら、実はよくわかってなかったので調べてみた。

ランクル70(GRJ7#)の指定燃料はハイオク

再販ランクル70に搭載される4.0L V6 1GR-FEエンジンは私のような庶民には無縁だった無鉛プレミアムガソリン(いわゆるハイオク)を使用することが推奨されている。

ランクル70の指定ガソリン

ただ、レギュラーガソリンも使えないことはないらしい。

一昔前なら、ガソリンスタンドに入って行って、若いお姉さんに「ハイオクですか」と聞かれて、「いや、レギュラーで」というのがどうにも格好悪いということで、維持費節約そっちのけでやむなくハイオクなんて人もいたかもしれない(いない?)。

でも、そんな小市民にとっては有りがたいことにセルフ全盛?の今となってはそういう意味では選択の自由は広がっているので、節約でレギュラーということもやりやすくはなっている。

まぁ、ランクル70を見て「軽油ですか」ならまだしも、「ハイオクですか?」って聞く人も少なそうではあるけれど・・・

小市民の自分としては、カタログを見ると、

その場合、エンジン性能を十分に発揮できません。

レギュラー可能というパンフレットの記載部分抜粋

という注書きがあるので、大してその性能を感じる能力もないくせに、せっかくなら、と思考停止でハイオクを入れてしまう。

ところでハイオクって何?

ところで、こうしてハイオクだ、レギュラーだ、と書いているものの、その違いは全くといっていいほど理解していない。

レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違い

そこでその違いを調べてみた。

ハイオクの基準

すると、答えはシンプル、日本の場合 基準は以下のようにJIS(日本工業規格)で決まっている。

■ハイオク:オクタン価が96RON以上(出光ゼアスは100RONで洗浄剤入り)

■レギュラー:オクタン価が89RON以上

残念なことにシンプルすぎて、ここで得たのは「オク」タン価が「高い(ハイ)」から「ハイオク」なんだ、へぇ~、という大発見だけ。

オクタン価とは

では、「オクタン価」って一体何の数字なのか。

奥さんか・・・

堅いところで経済産業省の資料の中から拾った定義は以下のとおり。

火花着火式エンジン用燃料のアンチノック性を表す尺度。

オクタン価が高いほど、自動車のエンジン内においてノッキング(注1)が起きにくく、より効率的な燃焼を実現することができる。
(注1)ノッキングとは、エンジンの燃焼室内で発生する異常燃焼を言う。

なるほど、オクタン価が高いほど、エンジンの燃焼室内で異常燃焼が発生しにくいということらしい。

異常燃焼とは

もう少し解説してもらいたかったのは異常燃焼。

ネットで調べたところ以下のようなものらしい。

①ノッキング:点火プラグで点火後に燃焼速度が著しく増大する現象

②デトネーション:点火前に燃焼室内の混合気が自着火する現象

これが発生すると、エンジンが要求するコントロールが難しいため、発生すると出力や燃費を良好に保ち、スムーズな運転が難しく、場合によってはピストンの溶融などによりエンジンを破損させることもある。

イメージは不完全燃焼だったので、全然違っていた。

調べてよかった。

まとめ

ということは、少しくどいけど、丁寧にカタログの内容を言い換えると、

ランクル70カタログのエンジン

再販ランクル70のエンジンは

エンジンの燃焼室内でノッキングやデトネーションという異常燃焼が発生しにくいハイオクを使うことで能力を最大限発揮できる仕様になっています。

ただし、異常燃焼が少々発生するレギュラーガソリンでもピストンの溶融などの故障は発生しないようになっています。

なお、レギュラーガソリン使用時は、出力や燃費を良好に保ち、スムーズな運転を可能にするというこのエンジンの能力を最大限発揮することはできません。

ということ?

ちなみに、ランクル70のカタログ燃費6.6km/Lで年間50,000km走行なら、必要ガソリン量は7,575L。

レギュラーとハイオクの単価差は11円になるものとして、年間差額は約83,000円(月額6,900円)。

高いか安いかはご家庭の状況次第なのでよくご相談のうえ、ハイオクでもレギュラーでもお好きな方で。