トレードインスピーカーDIY取付けでランクル70の音響改善(フロント)

まえおき


愛車再販ランクル70のスピーカーのショボさはなかなかのもの。

低音は聞こえにくいし、高速道路を走ればよほどボリュームを上げないと音域に関わりなくほぼ聞こえなくなる。

ロードノイズと風切音の大きさだけが原因ではないような・・・

納車直後からブログでは話題になり、多くの人からトレードインスピーカーへの純正スピーカーからの交換などに関する情報をいただいた。

それでも、音質にこだわりもなく、車の中で音楽を楽しむ方でもなかったので、放置していた。

しかし、このところはamazon musicとか、spotfy なんて便利な物が普及して、スマホで好きな音楽を聞く延長でカーステから聞けるようになったので、結構音楽を聞くように。

そうなると、そろそろスピーカーでも変えたいな、という気持ちが芽生え、一度芽生えるともう雑草の如く生い茂り、我慢できずにポチり。

そんな訳で、今回も大袈裟にDIY交換の記録。

スピーカー選び


スピーカーの事は(も)詳しくないので、過去にトレードインスピーカー関連でいただいた情報から候補をピックアップ。

メーカー・商品名 現在の選択肢
カロッツェリア (パイオニア)

TS-C1020A 10cmセパレート2ウェイスピーカー(生産終了)

TS-F1030 10cmコアキシャル2ウェイスピーカー(生産終了)

 

▼後継機種▼

カロッツェリア(パイオニア) 10cm2ウェイスピーカー ハイレゾ対応 TS-F1040

アルパイン STE-G100C コアキシャル2way10cmカスタムフィットスピーカー
モレル Morel Tempo Coax4 10cmコアキシャル2wayスピーカー
不明

カロッツェリアかアルパインか、2択になり、どちらか迷ったけれど、カロッツェリアのF1040にトゥイーター(高音用スピーカー)とのセット(12,000円程度)があり、どうせならトゥイーターも取り付けたかったので、そちらを選択することにした。

カロッツェリア(パイオニア) 10cmセパレート2ウェイスピーカー ハイレゾ対応 TS-F1040S

取付け作業


事前準備

スピーカー交換というのはやったことがないので、まずは届いたブツを開けて配線などを確認。

配線図を見たところ、純正スピーカー(ウーファー)に繋がっている車内配線2本(+・-)に取り付けるスピーカーの配線を繋ぐだけで、あとはセットの配線にウーファーとトゥイーターを接続するのみ。

ウーファーに端子が二つついている。大きいほうがプラス、小さい方がマイナス。

ここに配線のコネクタを接続。プラスが白黒線。マイナスが黒線。

トゥイーターも大きい端子がプラス、小さい端子がマイナス、それぞれ配線のコネクタを接続。

配線の全容こんな感じ。

これは簡単そうだ。

ウーファーの取付けは、説明書によるとトヨタ車はパッキンなども不要でただ付け替えるだけ。

トゥイーターのダッシュボードへの取付けは説明書を見ると、結構手間がかかる。

型紙を使って穴あけして、金具二つと両面テープ、さらにビスで止めることになっている。

説明書にある型紙は、なぜか箱から切り出す、謎の不親切仕様。

でも、ネットで調べてみると、トゥイーターは両面テープで固定する人のほうが多いという情報があったので、易きに流されることに。

ベースの金具一つ取り付けて、両面テープで固定することにした。

この状態で両面テープで固定するだけ。

純正スピーカー取外し

作業の全体像が理解できたところで、DIY取付け作業に着手。

まずはスピーカーの収まっている部分のカバーを外すため、ボルトを2か所外す。

右側1か所だけ外せば良さそうなのだけれど、両方外した方が、脱着しやすい気がした。(運転席側。助手席側は1か所のみで作業できた。)

カバーは下側から手前に持ち上げる感じで少し力を入れると外れる。

ウーファーを固定しているボルト2つを外す。

ウーファーに配線を固定しているコネクタを外せば完全に取り外せる。

純正もメーカーはパイオニアで同じ。とはいえ、右側の純正と左側のTS-F1040を比べると、マグネット?の黒い部分の厚みが違い、重量もTS-F1040のほうがかなり重たい。

プラス・マイナス?

さて、スピーカーを入れ替えようと思ったのだけれど、車両側配線のコネクターがそのまま交換用の配線の端子には取り付けられない。

そうなると、車両側の配線のプラス・マイナスを把握する必要がある。

でも、配線の色は違うけれど、純正ウーファーを見ても、どこを見ても、プラス・マイナスの表記は見当たらない。

こりゃこまったと、ググってみると、ウーファーと乾電池を使ったプラス・マイナス確認方法が紹介されていた。

まずは純正のウーファーのコネクタ部分に、TS-F1040のセットに入っていた2本の配線を拝借して接続。

片方の配線を乾電池のプラス側にくっつけて、他方の配線を乾電池のマイナス側に接触させると、あら不思議、ウーファーのフワフワ面がピクっと動く。

このとき、

フワフワ面が上に押し上げられるように動くと、プラスに当てている配線がプラス、

フワフワ面が引っ込むように動くと、プラスに当てている配線がマイナス

らしい。

こんな豆知識のお陰で無事、ウーファーのプラス・マイナスを無事特定。

これを車両側のコネクタに合わせてみると、車両側の配線のプラス・マイナスが判明。

運転席側はエメラルドグリーンの配線がプラス。

助手席側はピンク×灰色の配線がプラス。

※個体によって違う可能性もあるので、上記方法により確認して下さい。

配線加工

これがわかれば、あとはこの車両側コネクタを外して、接続用に配線の先端を加工。

配線接続&取付け

ここにスピーカーのセットに入っていた配線を接続。

あとはトゥイーター用の配線部分などを、足元に抜くように取り回して、スピーカーを固定。

足元出しておいた配線にトゥイーターを接続。

配線をダッシュボード脇を通すようにして、ダッシュボード上にトゥイーターをセットする。

Aピラー、ウェザーストリップなどを外して、異音の原因にならないように配線を固定。

トゥイーターも両面テープで固定。

これを助手席側もやってDIY取付作業は完了。

効果


取付けて早速、テスト走行を兼ねてドライブ。

音質にこだわりがないのがこだわり、といっても過言ではない程、鈍感な自分でも、明らかに違いがわかる変化あり。

細かいことは分からないけれど、とにかく、音楽がよく聞こえる。

今まで音量を上げても聞こえなかったような演奏や歌の細部まではっきり聞こえるようになった感じ。

トゥイーターも付けたので、中高音がよく聞こえるようになり、相対的に低温が聞こえなくなったような印象があるけれど、今までの何も聞こえない状態よりははるかにマシ。マシは失礼だな。

トレードインスピーカーを取り付けた後で、サブウーファーで低音も補って完ぺきにしたい、と多くの人がなる気持ちが良くわかった。
お約束、次はサブウーファーを取付けよう。

まとめ


今回は作業的に手戻りなどもなく順調に行ったので大成功。

わずか1万2000円ほどで、これだけの変化を実現できるならもっと早くやればよかった。

作業時間も2時間もあれば十分おつりがくる感じだし、コスパ抜群のカスタムに認定!

唯一の問題はサブウーファー、リアスピーカー、デッドニング、と蟻地獄にハマる可能性があること位か・・・

 

また愛車への愛が深まった。

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