まえおき
先日、実家のジムニーシエラのタイヤのぽっこり膨らみを発見。
メルカリで交換用の純正アルミホイール&タイヤセットを購入してあったが、案の定、オーナーさんは交換せずに置いてあったので、行った機会に交換。
せっかくなので純正の車載工具を使用して交換してみた。
準備
まずはジムニーシエラから純正の車載工具を取り出す。
荷室のケースを取り外すと出てくるカーペットの下に、発泡スチロールの型枠に入って収納されている。
パンタジャッキ、ジャッキハンドル、ホイールナットレンチの3種。
今回は、これに加えて、タイヤ止め、手袋、空気圧計を用意。
ちなみに交換用のタイヤホイールは未使用品。実家の車の走行距離も少なく、タイヤもほとんど減ってないので、一本だけの交換で済ませる。
作業
まずはジャッキポイントを取扱説明書で確認。
サスペンションアームのボス部、と書いてある。
「ボス部?」という感じだけれど、サスペンションアームを見ると、直径1センチ程度の黒い凸がある。
そこにジャッキ上面の穴を嚙合わせるようになっている。なるほど、これならジャッキがズレにくい。ランクル70にはない優しい心遣いだ。
説明書通りの位置にジャッキを軽くセット。持ち上げるのはまだ。
続いて、対角線上(右後輪)に輪留めをセット。(今回は駐車場で微妙に傾斜もあるので左前にもセット。なお、本来、ジャッキアップは水平な場所でやる必要があります。)
万が一に備えて、外したタイヤは車体の下に置いておく。
そして、ホイールナットをレンチで少し緩める。完全に外すのはジャッキアップしてから。
ここでジャッキアップ。軽くタイヤが浮いたところで、ホイールナットを完全に取り外しす。
ホイールを外す。
日頃、ランクル70のタイヤに慣れているおかげで、このタイヤホイールが軽く感じられる。
片手で軽く持てるし、腰痛にならないよう用心深く持つ必要もないので有難い。
ここに新しいタイヤ&ホイールをセット。
ある程度、ナットを締めたらジャッキダウン。(ジャッキアップした状態ではタイヤが動くので完全に締めこめない)
タイヤが接地した状態でしっかりナットを締めこんで取り付け作業は終了。
空気圧確認
最後に空気圧を確認。
指定空気圧を取扱説明書で確認すると、シエラは前後とも180kpaとのこと。
今回取り付けたタイヤの空気圧測定結果は160kpa。
運転席側のタイヤの空気圧は指定通りの180kpa。
やはり今回のタイヤは少し足りないので、次回、ガソリン給油の際に空気を入れることにする。
まとめ
日頃相手にするランクル70と比べれば小さくて軽いタイヤ&ホイールの交換ということで、楽々の作業。
純正工具は取り出しやすいし、使い勝手も良好。
タイヤ交換作業なんて好き好んでするものではないけれど、いざというとき、工具の場所、ジャッキポイントも分からず慌てて説明書をめくるなんてことにならないよう、一度くらい車載工具を取り出してタイヤを外してみるのもいいかなと思う。