再販ランクル70はもちろん、その前に乗っていた平成8年式のランクル80にもついていたサイドアンダーミラー。
別名「キノコミラー」ともいわれるらしいが、ボンネット左前方にポコっとくっついているあれだ。
車種によってはその形状から「ガッツミラー」ともいわれるらしい。そういわれてみると・・・
そんなキノコミラーだが、ナロー化の記事で「取っ払えば完璧」というコメントをいただいて少し気になったので、改めてネットで調べてみると、デザイン上不人気なものとして扱われることが多いことが分かった。
そういえば、このブログでも復刻ランクル70の納車と同時にキノコミラーをボディー同色ペイントする方も何人かいたので、少なからず目障りな存在のようではある。
こんな風にシレッと書いていることでもわかるとおり、私はこのキノコミラーをデザイン上、特に気にしたこともなく、邪魔だと思ったことも全然ない。
おそらく、キノコミラーがつく前のランクル70に触れていない若輩者であるために、それがつくことに違和感を感じていないのが要因ではないかと思う。
今度は逆に、それが問題なのだが、キノコミラーの存在を気にしてないばかりか、その機能まで完全に無視してしまっていた。
万年床の下に気づいたらキノコが生えて、家に遊びにきた友達に、「それ収穫すれば」と言われたみたいな・・・
そして、この再販ランクル70に至るまで、ランクル80、おそらくその前のプラドにも付いていたはずなのに、全く恥ずかしい話だが、今頃、「このキノコ、なんで付いてるんだろ?」という疑問が。
それにしても見にくい(醜いではない)鏡だ。
ちょっと意識し始めた昨日あたりは、「車線を見てキープレフトしろということか?」とか「ライトが点いているか確認用か?」などと真剣に考えてしまっていた。
本当に恥ずかしいが、今日、ようやくググってみたところ、以下が正解らしい。
と説明するとなんか面倒そうなので、平たく言えば、以下のとおりらしい。
ランクル80についていたのは、先取りしていたのか?
そんな重要なキノコミラーとは知らず、私は今までまるで無視、はっきり言って一度も何かを確認しようとして見たことなどなかった。
この保安基準で「直前」「直左」にある「直径0.3m,高さ1mの円柱」(男の子の平均身長で見ると4才位かな)を見ることができればいいというもので、カメラなどで代替することも可能らしく、最近のSUVなどではキノコがついていないものもあるらしい。
再販ランクル70オーナーさんでも早々にカメラ化した方がいた。
保安基準に適合しているかどうか、ということになると、仮にカメラで代替させるようにした場合は、車検場で確認してもらうんだろうか???? 上で書いたサイズの筒が出てきたりして。
〈基準などに関する補足情報 by makoyuuki77さん〉
添付した図面の黄色の部分が運転席の決められた視界から確認できなくては、車検不適合となります。
ハイリフト法とも言われているらしいです。
現在の新車に適応されていますので当然復刻ランクル70(76・79)も該当しています。
このミラーが輸出用車両と違う部分でもあります。
外すと車検通りませんし、愛知の車検場では、確認する施設もあります。
サブで使用中のジムニーJB23(ミラーが側面しか映さないタイプ)を6cmリフトアップしたらこの法律に引っかかって現在ドライブレコーダー画面で前方確認できるようにしてあります。
(2枚目の写真ジムニーは、ペール缶を基準寸法場所において検証中の写真です。)
自分的には、76のこのミラーも左前角の目安(フェンダーの方が外にあるので70の場合は、あくまで目安)になってます。昔のコーナーポールの代わりです。
旧70乗りが好んでフェンダーミラーを選んだのは、見た目もありますがオフロードで左右の目安ができて走りやすかったからでは、ないかとも思っています。
まぁ、私は先にも書いたように、別段、その存在を疎ましいとは思っていない。
これからは重要な安全確認項目として見つめる癖をつけようと思うだけで、白キノコにしたり収穫しようというつもりはない。
もし収穫しようと思う方は、代替措置もお忘れなく。
※「取っ払えば」とコメントくださった方に説教垂れてるわけではないので誤解なきように。キノコを意識していた方は当然この程度の内容は知っていると理解してます。←これもまたイヤミみたいだけど、イヤミじゃなくて本心です。