まえおき
愛車再販ランクル70の異音の原因を探している際、背面タイヤの振動も疑わしかったので確認。
表のホイールナットが錆びてるのは知っていたけれど、たまには裏側も見るかと、タイヤを取り外す。
するとそこには案の定、錆錆ワールドが広がっていた。(上の画像はスコップホルダー取外し後に再撮影したもの)
スコップホルダーの取付けステーにも見事な赤さび。
試しにブラケットのを固定するボルトを外してみると・・・
こりゃダメだ、ということで錆対策作業に着手。
背面タイヤブラケット取外し
背面タイヤは四つのボルトを外すだけで簡単に外れる。
錆びの状況確認
ボルトのサビもさることながら、他の部分にもかなり錆が発生している。
ブラケットボルトのサビの原因
とにかく、なんでもかんでもサビサビ。
表面に露出してるものは、南寄りの強風が吹けば海水降り注ぐ沿岸部なので錆びるのも仕方ないが、背面タイヤブラケットのボルトは車体にも影響があるし、万一破断したりしたら大事なので、そうそう錆びてもらっては困る。
原因は、ブラケットに張り付けてあるパッドの劣化と思われる。
新品と見比べるとかなり薄く、ボロボロになっている。
購入してすぐに背面レスにした期間があったり、何度かブラケットを脱着したことも影響して、7年間の間に劣化してしまったのだろう。
ディーラーで新品を注文して、4か所全て張り替えたので、当面は大丈夫だろう。
サビの除去と防錆対策
サビは基本的に取り除いて、防錆対策として錆転換塗料を塗っておく。
さび落としには真鍮ブラシを使用。
E-Value チャンネルブラシ3本組 真鍮 ECB-3B |
防錆には錆転換剤を使用。
SOFT99 (99工房) 補修用品 赤サビ転換防錆剤 70ml 09204 |
サビ落とし前 | サビ落とし後 |
ついでにテッチンホイールの裏表も錆転換剤を塗っておいた。
取付け
そして、最後に新しいボルトで背面タイヤブラケットを取り付けて、スコップホルダーなども戻して、重たいテッチンホイール&タイヤを取付け。
調達した純正部品
今回ディーラーで注文したのは下の2アイテム。
フランジボルト(背面タイヤブラケット用) | 91554-81018(4本396円税込) | |
スペアホイールブラケットパッド | 51998-90K01(4個924円税込) |
まとめ
サビ対策は、最近、質問をいただいたりするほど、ランクル70乗りの関心事。
沿岸部に住む自分としては普通以上に注意する必要がある。そうと分かっていても、ちょっと手を抜くとこんな有様。
今回作業中も、リアバンパー周辺のサビサビも目について、そろそろスペアと交換しようかなと思う状況だし・・・
シュノーケルのところもまた、前回見てから時間が経ったのでそろそろみないとなぁ・・・
もう納車から7年以上が経過した愛車、見えないところに迫るサビの手から守る為、地道に点検と対策を続けていく必要があると痛感した。
丸目部会長のまるです。
スペアタイヤブラケット、数年前に何かの理由で初めて外そうとして、固くてボルトが回らず、力任せにやって見事ネジり切れ「やっちまった・・・」となってしまった苦い思い出があります。
錆びて固着すると厄介ですよね。
たまには外して、556でも吹いたほうが良さそうですねぇ。
まるさん
ボルトのネジ切れ、あの最後の軽くなる瞬間、忘れられませんねぇ。まさかぁ〜、と。
一度いまのタイミングで外してみて良かったんですね、きっと。