再販ランクル70(GRJ76K・ホワイト)オーナーで当研究所DIY部会長の↑矢印さんの投稿 |

ラジエーター液、ロングライフクーラント(LLC)を交換してみました。
恥ずかしながら、交換時期をかなり過ぎての交換となりました。
交換に必要な部品は、ラジエータードレンボルトパッキン(231円)とトヨタ純正LLCロングライフクーラント2L(3058円)x3缶を用意しました。
濃度は50%の寒冷地仕様にしました。
エンジンが冷えている時の作業となります。(⚠️エンジンが少しでも温まってる時は危険なので出来ません)
フロントとリヤヒーターの操作パネル温度調節のレバーをhotにしました。
ラジエーターサブタンクの液をチューブで抜きました。
タンク底の沈殿物をウエスと長いドライバーを使い掃除しました。水道水を入れて、さらにクリーニングしました。
ラジエーター下、運転席側に黄色いドレンボルトがあります。
ドレンボルトを緩めLLC液を出します。約6Lが出ました。
全容量11.8Lですが、約半分しか出ませんでした。
ブラッシングを兼ねて、ドレンボルトを締め込みラジエーターキャップの液入りから水道水を口一杯まで入れ、アイドリングで20分程エンジンを回しました。
ラジエーターキャップは外したままでした。
エンジン停止後ドレンボルトを緩めブラッシング水道水を抜きました。
2回ブラッシングをしました。
ドレンボルトに新しいパッキンを取り付け締め込みました。
新しいLLCクーラント6Lを入れ足りない分は水道水を入れました。
溢れ出しを防ぐため液面は入り口から約3cm程低くしてみました。
エンジンを始動させエアー抜きを目的に約30分回しました。
水温計の上がり具合とラジエーター液入り口の中の液が、車進行方向、左から右へ流れるのを確認後、水道水を入り口いっぱいまで入れキャップを締めました。
ラジエーター液エアー抜き専用の工具タンクを使用してませんので、まだエアーが冷却ラインに残っていると思います。
サブタンクには少し多めに液を入れ、冷えるのを待ち、アッパラインに合わせてLLC液を調節します。
約4時間の作業となりました。
抜き取ったラジエーター液は会社現場の水冷溶接機の凍結防止用として利用しようと思います。
(所長コメント)
↑矢印さん、詳細な解説ありがとうございます。
4時間となるとなかなかの作業ですね。しかし自分でできるのは魅力的です。
当方は無意識のうちに前回のディーラー車検で交換していたようで・・・
ちなみに料金は以下のとおり。
- スーパーロングライフクーラント 4,434円
- ラジエータードレンコックパッキンン 231円
- ラジエーターキャップ 990円
- 冷却液取替工賃 3,410円
- 合計 9,065円
※↑矢印さんは寒冷地仕様(濃度50%)にするためクーラントを上記の3倍使用。
クーラントはamazonで買うと1本2000円ほどなので、工賃以外にもかなりの節約となる。
もちろんDIYは自己責任が伴うが、一度経験すれば立派なスキルになり、財産となる。次回は自分でやることにしよう。
所長さま、掲載ありがとうございます。
画像が多く編集が大変だっだと思います。ありがとうございました。
今回は作業時間がかかりすぎました、要領の悪さに反省しております。次回3年後の交換は、約2時間を目安にチャレンジしてみたいと思います。
GRJ76さま、hzj70mnuさま、コメント&アドバイスありがとうございます。エンジンブロックのラジエーター液ドレンコックを見つけました。
車両進行方向、エンジン右側側面(運転席側)エキゾーストマニホールド約5cm下にありました。上からだとエキゾーストマニホールドに隠れて見えませんでした。車下に潜り込み発見!次回はこのコックも活用したいと思います。ありがとうございました。
シリンダーブロックのドレンボルト外せばほぼ全量入れ替えは可能ですね。
返信ありがとうございます。
ブロック内の水路の排出を促せますが、ホースやバルブ辺りは割と残ったりしますので、時間短縮と異物混入の確認と考えて頂ければと。
お疲れ様でした。
どうしても温める時間と抜くのにかかった時間なので止む無くですね。
シリンダーブロックからも抜ける様にドレンが有ります。
品番:90910-09129
Cock Sub-Assy,Water(Foa Cylinder Block)
ちょっと場所がよく分からないのですが、運転席側のバンクで長さ方向の真ん中あたり?
形が長ナットの下にJの字に曲げたパイプが有って、六角ボルトがナット先端に入り緩めると出る様になっています。
画像のURLが貼り付けないのですみません。