ランクル70での楽しいドライブの唯一といっていい悩みが、後部座席の小人同士のトラブル。
1列づつ子供を分散できる3列シートの車が羨ましいと思う、唯一の理由。
隔離することができないのなら、何かに集中させるしかない、ということでリアモニターを設置することにした。
リアモニターの種類
一口にリアモニターといっても、調べてみると色々ある。
フリップダウン式モニター
純正に多くみられるタイプで、収まり、見栄えともに抜群な感じ。
愛車再販ランクル70に装着しているルーフコンソールを活かせば、なんちゃってフリップダウンモニターは可能そう。
でも、10インチくらいのモニターを付けると、バックミラーの大半がリアモニターで塞がれてしまいそうなのが自分としてはちょっと難点。
ヘッドレストモニター
これも非常におさまりがよくて、見栄え抜群
ランクル70専用のものが販売されていたりするので魅力的。
ただ、純正でないと車検は微妙(厳しい?)という情報もネットでは見かけたことがあるのと、自分の場合レカロのヘッドレストが気に入っているので、ちょっと厳しい。
ヘッドレスト固定式モニター
ヘッドレストの脚に色々な形でモニターを固定する方法。
これは種類が豊富。
モニター、取付金具などが一体の見栄えのいい、一流メーカー品。
DVD内臓、2つで1.5万円以下という、ローコストな中国メーカー製モニターと、1000円程の固定用ステーの組合せ。
タブレットをヘッドレストに固定
どうしたものかと思案していたのだけれど、どうもしっくりくるものがないなぁ、と 考えていたとき、ネットで色々検索していたら、目についたのが、この方法。
予めタブレットにPrimeVideoで映画などをダウンロードしておいて、ドライブの際に、車に持ち込んで再生するというもの。
もともとアマゾン・プライム会員の自分にとっては好都合。
※アマゾン・プライム会員:年間4000円ほど支払っておくだけで、ほとんどが送料無料、ビデオも新しいもの、キッズ向けなど幅広くかなりの数が無料で見られてしまう驚きのサービス。余計なお世話だけど、レンタル業ってどうなっちゃうのだろうかと心配になってしまう・・・
タブレットをヘッドレストに固定するのは、モニター固定用のものと同じ。
テレビモニターと違って、タブレットなら変幻自在に色々な役目をこなしてくれるし、モニターの光度調整なども最先端技術搭載。
モヤモヤしていたものが一気に吹き飛んだ感じで、これに決定。
タブレットは、ちょっと古いけれど、ヨドバシアウトレットに行ったら10インチで動画を見るのにも不都合なさそうなスペックのものが安く売っていたので、即決。
simは使えないので、車内ではオフラインかデザリングでの利用。
ホルダーもアマゾンで購入。
レノボ 8.0型タブレットパソコン YOGA Tab 3 8Wi-Fiモデル ZA090066JP |
YAYGOD オーディオ用車載ホルダー [耐荷重 超堅固]タブレットホルダー ヘッドレスト 後部座席 ホルダー 全車種後部座席適用 4-12インチ 360度回転式調節でき 工具不要で取付簡単 iPhone iPadpro/2/3/4/mini/air/Samsung Galaxy/Tablet/などが対応 (2018最新版) 日本語取扱書付き |
取付作業
ホルダーを装着して、タブレットを置くだけなので、取付作業なんてほどのものはないと思ったのだけれど、やってみると課題あり。
まずは、ホルダーを普通に助手席のヘッドレストの脚に取り付けて、タブレットを置いてみたのだけれど、これだと、タブレットが助手席側に寄り過ぎていて、喧嘩マニアの小人2人が、近いの遠いのとトラブるのは必至。
さらに、音が助手席に乗っているナイーブな人の耳にはうるさくて、そのまま使うのは無理そう。
ということで、取付を工夫するのと、音は別の場所から出す必要あり。
音は、Bluetoothスピーカーから出せばいいので、とりあえずアマゾンで2000円弱のものを注文。
この値段でこの見栄えと機能かとびっくり。
これを後部座席に置いておくか、後部座席の裏に固定するか、追々検討。
さすがに、高音質とはいかないだろうけれど、小人用としては充分。(なんていいつつ、家の中で試しにYOUTUBEの音楽をかけてみたら、家用にもこれが欲しい、となってリビングに置くために即追加注文してしまったけど・・・)
悩ましいのは、ホルダーの取り付け方。
何かないかと物置の中を物色していて、見つけたのは丁度良い太さのステンレスパイプ。
これをヘッドレストの脚に固定して、そこにホルダーを取り付ければ、良さそう。早速取付。
一旦、仮止めしてみたらバッチリだったものの、ステンレスの銀色が目立ってチープさ炸裂。
少しでもチープさを軽減するため、色をブラックに塗装してやり直し。
こういう思いつきDIYの塗装にはラバースプレー。
乾燥が早くて、下地処理無用なので最適。
ヘッドレストの脚にはとりあえず、ケーブルタイで固定。
長期間の使用には不安があるので、いい金具を見つけて置き換え予定。
そこにホルダーを縦にコウモリスタイルで装着。
タブレットを載せて角度調整をしたら完成!
タブレット、スピーカー、ホルダー全部含めても2万円弱で済ますことができた。
フリップダウンやヘッドレストモニターと比較すると、後付けチープ感が突出するのはやむを得ないところ。
でも、子供が画面にタッチしやすく、見やすい位置なので、車内トラブルを防ぐための装備としては必要十分としよう。
でも、考えてみたらカーナビよりこっちのほうが便利そう?ちょっと後部座席が羨ましくなってきたりして・・・
今後の円滑な運用を考えると、後部座席でタブレットとスピーカーに給電できるほうが望ましいので、追って、センターコンソールにUSBポートを設置する予定。
最近、どうにも楽しい電装カスタム。
早くやりたいなぁ~