まえおき
この度、ちょっとした勘違いがきっかけでランクル70のまだまだ健康と思われるバッテリーをDIY交換したので、その際勉強したことを備忘的に記録。
純正バッテリーの仕様(容量・サイズ)
再販ランドクルーザー70(GRJ76K・GRJ79K)のバッテリー規格は以下のとおり。
標準仕様バッテリーサイズ | 80D26R |
寒冷地仕様バッテリーサイズ | 105D31R |
下の画像を見ると分かるとおり、バッテリー交換時、物理的条件として気にしなければいけないのは、D以下の部分。
性能数値部分は同等以上としておけばOK。
ランクル70の場合、バッテリーを乗せている土台部分は寒冷地仕様の載るサイズとなっているので、寒冷地仕様サイズが上限になると考えて大丈夫。
候補となる交換用バッテリー
当方は〇〇の一つ覚えのように昔良いと聞いたことのあったパナソニックのカオスを選択(下の2種類よりは価格も安い。)
でも、車に詳しいランクル70ピックアップオーナーのやまさんから、CCA値(始動性能)の高さが圧倒的でダントツなので、BOSCHのハイテックプレミアムかハイテックシルバーⅡあたりがお勧めと教えていただいたので、妄信的にこれをイチオシ。
値段がカオスより少し高いといっても、ネット通販なら2万円弱。
その他、座る狼さんからコメントをいただいたOPTIMAバッテリーもある。こちらもCAA値(始動性能)の高さなど、高性能が売り。それに加えて個性的なカラーリングも魅力的だ。
せっかくバッテリーを交換するなら、やまさん曰く
車が動く為の大元の物って結構大事ですよ(^^)バッテリー、タイヤ、ガソリン、オイル等
ということもあるし、単なる現状維持ではなく、さらなる改善を目指し、楽しく新しいパートナーを選択したいものだ。
世の中に数多あるバッテリーのほんの一部だけれど、ご参考まで。
BOSCH
国産車バッテリー [ Hightec Silver II ] HTSS-115D26R
ハイテックプレミアムバッテリーHTP-S-95R/130D26R
バッテリーの交換手順
バッテリーを選んだらネットで注文。
このサイズのバッテリーになると、重量が20kg前後。
下手に持って運ぼうものなら、ランクル70オーナー世代の腰が悲鳴を上げる確率は高い。
自分はまだまだ大丈夫、と思ったあなたこそが危ない!
そんなわけで、我が家は台車を出すのも面倒だったので、キックボードで運搬。
こうすれば子供でも楽々。
バッテリー交換はDIYというのも気が引けるほどの簡単な作業。
あえて大変といえば、重たいバッテリーを外して載せる、それだけ。
作業時の注意点は安全靴を履いて、感電防止用グローブを装着すること。
Facebookのほうで、12vでは感電しないというコメントがあったので、少しググってみた。
確かに、感電してもピリッとする程度、という情報が多かった。
電圧が低いこと、体の抵抗があること、から濡れた手でプラスとマイナスを同時に触った場合にようやくその程度だとか。
まぁ、ピリッとして得なこともないし、重いバッテリーと地面の間に手を挟むとか、怪我への対策も含めて念のため手袋しておいた方が良いだろうという結論は変わらない。
安全靴がなければ、せめてクロックスはやめとくのと、なんでもいいから手袋をする。
まずはバッテリーを固定しているステーを外す、のはNG。
こちらもFacebookでご指摘あり。基本中の基本らしい!
その他にも注意事項を教えていただいたので、ありがたくご紹介。
プラス端子のナットをスパナやメガネレンチで緩めたり締めたりするときに車体やステーに触れてしまうとマイナス端子が繋がっていると電流が流れて火花が飛んだり酷いと工具が溶着して電気が流れ続ける事が危険モードです。
先にマイナス端子を外す時はプラス端子にツールを当てないように注意が必要。
一般的にはプラス端子は厳重にカバーされてますので安易に開かないことです。
まず、マイナス(-)のターミナルを外す。
お次はプラス(+)ターミナルを端子から外す。
プラス、マイナス両方の端子が外れたら、ステーも外して古いバッテリーを持ち上げて取り除く。
今回は、標準仕様の純正バッテリーと同サイズのパナソニック(カオス 125D26R)を選択。
容量は80⇒125にアップ。
車のバッテリースペースに載せる。
※ 購入時にバッテリーに装着されていた黒い取っ手を付けたまま作業しているのは、もし何かの都合でもう一度持ち上げるときにあると便利そうなので最後までつけていたもの。最終的には取り外す。
そして、ステーを取付。
次にバッテリーのプラス(+)ターミナルを端子に取り付ける。
次に、マイナスのターミナルを端子に取り付けて、取っ手を外したら完成.。これでバッチリ。
(自分はしっかりステーから取り外して大間違いだったけど・・・)
バッテリーの処分
さて、バッテリー交換が気持ちよく終了したのはいいけれど、手元に残った重たい取扱次第では危険な物体。
もちろん、役所のゴミ収集車は持って行ってくれない。
交換をショップに頼めば大概無料で引き取ってくれるけれど、DIYはそういうサービス付きのネットショップで購入しないと、庭先で放置する羽目になってしまう。
ディーラーに引き取ってくれないか聞いたところ、「うちで交換した場合以外は不可」と至ってまともながら、寂しさ満点の解答をクールにいただく始末。
そこで頼みの綱、ネットショップを検索したところ、あるじゃん!!驚愕の無料引き取りサービス。
とりあえず注文してみたので、後日結果をUP予定。
実際、無料引取りしてもらえて、最高!と思ったものの、その後、完全無料のサービスはなくなっている模様。
「バッテリー 処分」で検索すると送料数百円の負担で処分してくれるお店が出てくるので、新しいバッテリー購入先と比較して安ければそちらで他のむのが良さそう。新らしいものを購入した人用の商品もあり紛らわしいので、事前にしっかり確認のこと。
私も本日DIY交換してみました。
ディーラーでの定期点検や車検で繰り返し、そろそろ限界、と言われていたものの、エンジン始動時などで全く違和感がなかったので放置していましたが、突然上がる事もある、という事なので、交換に踏み切りました。
所長さんと同じカオスを選択しましたが、元々が寒冷地仕様ですので145d31Rにしました。
バッテリースペースぎりぎりなので、古いバッテリーを持ち上げるのに難儀しましたが、無事完了。
廃バッテリーは、Yahooショップが引き取り送料込みでリーズナブルに販売してくれていましたので、楽勝でした。
行きつけのGSでは持ち込み3000円、と言われていたので、確かに悩むところですね。
まあ、所長さん同様に何事も経験、という事でDIYしてみました。
ランクルマニアさん
こんにちは。
バッテリー交換お疲れ様です。
腰痛リスクを考えると持ち込み3000円は安いと感じちゃいますね。
次はさらに3歳?5歳?年取りますしね・・・
体験ですが、充電状態(過充電状態含む)で可燃性ガスが有る程度の滞留が有ると、金属接触や静電気での火花で燃えて、バッテリーのセルの蓋が飛んでいった事が。
ジョブサンだったかボブキャットだったか。
正直、ビビりました。まだ全く知識の無かった頃です。
万が一、バッテリー本体が破裂するとかなりのダメージを車体と人が被るのでお気を付けください。
服に掛かるとボロボロになってしまうそうです。
バッテリーの破裂とは恐ろしいですね。
たかがバッテリー交換とあなどれませんね。
そうでした、再販はバッテリー1つなんですよね。
丸目はドでかいのが2つ・・・
費用も手間も2倍なら、腰痛める危険性も2倍・・・
近年は億劫で専らショップ依頼、自分で替えたのがいつだったか記憶にありません。
節約のつもりで怪我したら元も子もないですからね。それに、自分としては経験してみることに意味があるので、2回目以降は費用対効果、身体への負担を考えてアウトソーシングするのも全然ありだと思ってます。