【調査結果】30周年限定ランクル70の呼び方調査

まえおき


7月15日から投票を募集していた30周年限定ランクル70(GRJ76K・GRJ79K)の「通称」について行っていたアンケート。開始から2週間経過したので、この時点でひとまず結果判明とすることにした。

まずは151票もの投票、ありがとうございました!

投票結果


結果は以下のとおり。

1位 再販ランクルナナマル(108票 72%)

2位 復刻ランクルナナマル(22票 15%)

3位 その他(18票 12%)

考察


今回の結果は、「再販ランクル70」と呼ぶことの多い自分にとっては違和感のない結果。

なぜ「再販」なのか、自分の理解としては、国内では以前ランクル70が販売されていて、10年間販売されていなかった。しかし、世界に目を向ければランクル70の生産・販売が終了していたわけではなく、その間もランクル70は販売が継続され、モデルチェンジも経て現在の形になっていた。そのランクル70を30周年を記念して国内で再び販売した。だから「再版」というもの。

しかし、改めてgoo辞書で「再販」という言葉の一般的な意味を調べると以下のとおり。

1 仕入れた商品を再び売ること。再販売。

2 「再販売価格維持契約」の略。

この意味を仕事などを通じて常識として理解している人ななどにとっては、再販ランクル70という表現は違和感があるのかもしれない。そう思ってから再販ランクル70というと、なんとなく中古車的なイメージも湧いてくる。

では、復刻はどうなのか、これもgoo辞書で調べると以下のとおり。

書物などの以前に出版したものを新しく版を作り直し、もとのとおりに刊行すること。また、その物。「往年の名著を―する」

復刻というとき、この「もとのとおり」が丸目ランクル70をイメージしてしまうけれど、上にも書いたとおり、30周年モデルは過去のモデルをもとのとおり作り直したのではなく、海外で現行モデルとして販売されていたものを国内にもってきて販売したという点が少し違うかな、という感はある。

でも、思い返すと、ランクル70などの車にあまり詳しくない一般の人と話すと「復刻版でしょ?」と言われることが多いような気もするので、オーナーを除外した一般の世界では「復刻」の方が通称にふさわしいのかもしれない、と思ったりもする。残念ながらそこへの訴求力はないので、確認する術はないけれど。

というわけで、既存の言葉の意味からすると、「再販」も「復刻」もどちらもピッタリはまっている訳ではない。

逆に、どちらでもニュアンスは伝わる。

結果、どっちでもいいじゃん!ってことだけれど、まぁ今のところ「再販ランクルナナマル」と呼ぶ人のほうが多いようですな、というだけのこと。

ちなみに、その他の呼び方も12%とそれなりにあった。

この中にある程度の数が入っていそうなのが「GRJ76」「GRJ79」「GRJ」。

実際、その車にある程度精通している集団では型式で呼ぶことが多いのだけれど、自分としては、なんとなくそれは限りなく正式名称で、「通称」ではない印象があったので迷いつつも、選択肢からは敢えて除外させてもらっていた。

まとめ


さて、そんなことで、結果を発表させてもらったけれど、当然、どう呼ぼうが自由だし、この調査結果はあくまで私的に限られた範囲で行った投票の結果なので、「へぇ」ということで。

とりあえず、このブログではこれまでどおり「再販ランクル70」という表現を使いつつ、ランクル70など車にあまり詳しくない人には「復刻」を使ってみるなど柔軟にやっていきたいと思う。

最後に、繰り返しになりますが、投票にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

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