ホイールからタイヤをDIYで外す方法 ~BFグッドリッチは手ごわかった編~

まえおき


愛車再販ランクル70(GRJ76K ナロー化)のタイヤは2018年7月に群馬パーツショー(通称GPS)で購入した2015年製の中古BFグッドリッチAT235/85R16。

中古とはいえ、バリバリ山の状態だったものを、手組でホイールに装着してから、約2万キロ走行したもの。

今回アルミホイールから取り外すタイヤ4本(BFグッドリッチAT235/85R16)

走行距離的には大したことはないものの、製造から6年経過、ヘッポコオフロード走行していることもあり、サイドウォールの傷、ブロック欠け、シワなどが山盛り生じている状況になった。

サイドウォールの擦り傷
ブロック欠け
切れたりひび割れの初声いしているタイヤ表面

残り溝は6~7mmといった状況。新品から概ね半分程度減った状態かな。

これはそろそろ不安になってきたぞ、ということでタイヤを交換することにしたので、まずはホイールからタイヤを外す作業をDIYですることにした。

ちなみに、前に一度、このホイールからタイヤを取り外す作業をやったことがあったけれど、その際の反省も活かして、より効率的にスムーズに終わるはずだったのだが・・・

必要な道具


ダルマジャッキ

※純正がピッタリ

エーモン 虫回しドライバー 全長215mm T769
キジマ(Kijima) リムプロテクター 日本製造 汎用 3個入り 302-214
ガレージ・ゼロ タイヤレバー 3本セット
オルファ(OLFA) ハイパーH型オートロックカッター 212B

※可能なかぎり大きなカッター

シリコンルブスプレー

ビード落とし


ビードを落とすために、まず最初にバルブコア抜きを使い、タイヤの空気を完全に抜く。

バルブコア外しを使い空気を完全に抜いているところ

そしてタイヤのビードを落とす。

前回、表側→裏側の手順でやって、裏側が落ちにくくて苦労した際、落ちにくい裏側からやるといい、というアドバイスをいただいたので、今回は裏側からやってみたところ、確かに前回より落としやすかった。

裏側のビード落とし

裏側のビードを落とすためダルマジャッキをセットしたところ。
裏側のビードを落とすためダルマジャッキをセットしたところ。
裏側のビードを落としているところ。ふ
裏側のビードを落としているところ。(1か所目)
裏側のビードが落ちたところ。1か所目。
裏側のビードをおとしているところ。3か所目。裏側はホイールの段差が小さく落ちにくいので場所を変えて3回作業が必要だった。
ビードが落ち切らない部分を先端がスプーン状になったレバーで落とす
タイヤのビードに引っかかるようレバーの先端をこの向きで差し込む
レバーをビードに引っかけるため差し込んだところ
レバーをビードに引っかけて押し下げたところ
裏側のビードが落ちたところ

表側のビード落とし

表側のビードを落とす前、ジャッキをセットしたところ。
表側のビード落としの様子
表側のビードを一か所落としたところ。
表側は一か所ビードが落ちれば、残りの部分を足で踏む程度で全体のビードが落ちた。
表側のビードが落ちた様子

ホイールからタイヤを外す


タイヤを3枚下ろし

前回、ホイールからタイヤを外すところで苦労した様子を記事にしていたところ、タイヤサイドの柔らかいところをぐるりと切ってしまうというアイディアをいただいていたのでやってみた。

おそらく、これがベストの外し方だったと思うものの、前回外したヨコハマのスタッドレスとは比べ物にならないほど硬いゴムに悶絶。BFグッドリッチの耐久性を身をもって思い知ることになった。

サイドウォールにカッターを差し込んで切り刻む。しかし、このタイヤ、硬い!
かなり硬いけれど、このように逆の手で切り口をひっぱりながら切ると大分スムーズに切ることが可能になった。
裏側のビード部分を残してカットしたところ。想定外に硬くてカットするのに難儀し、試行錯誤したため、いびつな形になってしまった。
表側のタイヤの切断面。ゴムの厚さは11mm。内側半分には白い糸のようなものが入っている。ホワイトレター側ほどではないが、前に切ったヨコハマのスタッドレスと比較するとかなり固くて切りにくい。
切りにくいホワイトレター面を切る際に重宝したのがシリコンスプレー
裏側のビード部分を残してカットしたところ
ホワイトレター側の切断面。この白いゴムがホワイトレター部分では盛り上がって文字を形成している。
アルミホイールにビード部分だけが残った状態

ビード部分をホイールから外す

あとはホイールに残ったビード部分を外すだけ。前回はビード部分をディスクグラインダーで切って外したので、今回もそのやり方をやろうとしたけれど、切り難かったので、正攻法で外してみたらその方が簡単だった。ビードだけになったことで、掴みやすいのと、形が変形しやすくなるのか、これは思いのほか楽な作業だった。ホイールの表側から外したのは、そのほうが作業し易かったため。傷がつく可能性があるので、裏側から外せたらそのほうが無難。

表側のビード部分を取り外すため、リムガードを装着してレバーを差し込み引き上げているところ
表側のビード部分を取り外すためホイールとビードの接触面にシリコンスプレーを吹いているところ
表側のビード部分を両手で引き揚げて取り外しているところ
表側のビード部分を両手で引き揚げて取り外しているところ
表側のビード部分が外れたところ
裏側のビード部分を取り外すため、リムガードを装着してレバーを差し込み引き上げているところ
裏側のビード部分を取り外すためホイールとビードの接触面にシリコンスプレーを吹いているところ
裏側のビード部分を両手で引き揚げて取り外しているところ
裏側のビード部分を両手で引き揚げて取り外しているところ
裏側のビード部分が外れたところ
三枚下ろししたタイヤと取り外したアルミホイール

まとめ


こうして4本の取外しが完了。

苦難の末に4本の取外し作業が完了

今回学んだことは以下のとおり。

①ビード落としは裏側からやるとスムーズ。

②BFグッドリッチのゴムは硬くてカッターで切るのにコツと力が必要。逆にいうと、耐久性のある丈夫なタイヤだと身を持って知った。

③タイヤ3枚下ろし方式ならビードをホイールから外すのは結構簡単。(リムガードとレバーは必須)

④何をするにもシリコンスプレーは重宝する。

⑤ホワイトレターは塗装ではなく内部から盛り上がったゴムなので削っても擦っても消すことはできない。(難しいが塗装のみが採りうる手段)

そんなわけで、最後にこの作業をおすすめできるか・・・

前にオートバックスで外してもらった際の料金は「ホイールからのタイヤ取外し1620円×4=6,480円」だった。

自分は次もやると思うけど、このサイズのBFグッドリッチのタイヤを自分で外すのは、よほど暇か体を動かしたい人を除くと、あまりお勧めできないかなぁ・・・

「ホイールからタイヤをDIYで外す方法 ~BFグッドリッチは手ごわかった編~」への6件のフィードバック

  1. ホイールからのタイヤ外し お疲れ様でした!
    タイヤが硬くて大変だったと思います。
    3枚下ろし ネーミングがいいですね。

    ダルマジャッキでビードを(落とす)下げると、ホイールとビードの間に隙間ができます。この隙間に木の角材(約1.5㎝X1.5㎝長さ5㎝)を1~2個 嚙ませてみては如何でしょう。
    ビードが元に戻るのを防ぎます。(私の裏技?)
    ダルマジャッキを2個使用して、ほぼ対角の位置、もしくは約120°の位置で同時に落としてみては如何でしょう。
    少しは楽になるのかな、と思います。
    安価なジャッキを1個用意するようになります。
    ストロークは15㎝位あると便利だと思います。
    オークションでトヨタのダルマジャッキの購入もありですね。

    1. 改善方策ありがとうございます。
      ジャッキ2つでやるのは良さそうですね。
      まぁ、2箇所か3箇所かの差なら、ダルマをポチるほどでもないかなって気もしますかねぇ。

  2. お疲れ様でした。
    結構タイヤのホイール脱着は重労働、4本行うと体力が必要ですよね。
    若いって羨ましい・・・。
    画像を見ていて思いましたが、どうか怪我の無いように。
    サンダルはちと怖いです、刃物も使いますし。
    出来れば安全靴等でお願いします。

  3. これは大変そう、、
    餅は餅屋のが良さそうです。
    ただ、必要な物リストは自分でやるときにはかなり便利そうですね、他の工作する時もアップしていただけるとありがたいです。

    自分でやったらホイールの内側もガリガリになったりしませんか?

    1. なじみのショップでもあって直ぐにやってもらえるなら持っていくんですけどねぇ、どーもイチイチ予約とかするのが億劫でして。
      ホイール内側ですが、リムはガードして作業するはずなので大丈夫ですし、どうでもいい場所は、作業においてもどうでもいい触らない場所なので、そんなにガリガリってことにはなりませんよ。とはいえ最初の頃は必死になるうちに「リムガード、面倒くせぇっ」てなって傷つけたりはしましたけど、軽く塗装が剥がれる程度ですよ。

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