ランクル70のドアベルトモールディングにコケが生えたのでDIY交換してみた

まえおき


先日、後部座席の窓が閉まらなくなる事件があり、確認してみるとドアベルトモールディングがかなり劣化していた。

コケが生えて、ゴムは劣化。ガラスへの密着もなく、いかにも汚れとゴミがガラスの動作を邪魔してそうな最悪のコンディション。

これを放置してドアガラスレギュレーターに負荷がかかり、壊れてしまったランクル80時代の苦い経験があるので、今回は早めに対応することにした。

ネットで調べると、ランクル70の情報は見つけられなかったものの、ランクル80で交換している方はいて、それらを参考にしたところ、DIYでもそれほど難しくないだろうと判断。

部品を注文


今回の部品もディーラーで注文。

4か所全部で8,712円。

注文から数日で入荷、受け取ることができた。

※品番は変わることもあるようなので注文の際は名前で確認が必要

フロントドアガラスウェザストリップASSY OUT RH 68160-60020 2,178円
フロントドアガラスウェザストリップASSY OUT LH 68210-60020  2,178円
リアドアガラスウェザストリップASSY OUT RH 68180-60020  2,178円
リアドアガラスウェザストリップASSY OUT LH 68230-60020  2,178円

さっそく部品を確認してみると、固定はクリップのみ。(車種によってはネジを併用しているものもある)

クリップの形状は複雑。

といっても、所詮は樹脂製のクリップ。

下手こいて壊しても大した問題じゃないので、思い切って作業する勇気が湧いてきた。

使用する道具


今回の作業で使用するのは以下の道具。

  • 内装剥がし
  • ビニールテープ(内装剥がしを養生)
  • +ドライバー(ドラミラーを外す際に使用)
  • マスキングテープ(車体保護)
  • 精密ドライバー(車体に残ったクリップを外すのに使用)

内装剥がしの先端を車体の傷防止のためビニールテープで養生

取り外し作業


まずは車体をマスキングテープで養生しておく。

ガラスを全開にすると内部のクリップの様子を覗くことができるが、新品にもクリップが据え付けられているので、それを当ててみてもクリップの位置を確認できる。

前席のガラスはボンネット寄りの部分がドアミラーの陰になっているので、ドアミラーを外しておく。

プラスのネジを2個外すだけ。自分はコネクタを外す手間を惜しんでぶら下げて作業したが、車体に傷がつくこともあるし、配線を痛めるので、配線のコネクタを外してどこかに避難させておくのが無難。

そして、いよいよドアベルトモールディングを外していく。

モールと車体の間に内装剥がしを差し込んで、上に持ち上げると、思ったより軽い力で「カチっ」という音とともにモールが浮く。

順番にクリップのある位置を持ち上げていくと、難なくモールを外すことができた。

4箇所で同じ作業をするうち、4個のクリップが車体に残ったけれど、それは精密ドライバーで下の引っかかっている部分をコジることで簡単に外せた。

今回の作業で壊れたクリップはわずか1個。

新品にはクリップも付属しているのでいくつ壊しても問題はない。

取り外したドアベルトモールディングを新品と並べてみるとその劣化ぶりは顕著。

8年近い青空駐車のたまものだ。

取り付け作業


取り付け作業に入る前に、せっかくなので車体とガラスを掃除しておいた。

取り外すと分かるけれど、ドア(車体側)にはクリップの先端を差し込むための穴が開いている。

そして、新品にセットされているクリップはその位置にピッタリになっている。

取り付けはただ、その穴にクリップが入ることを確認したら、上から押さえつけるだけ。

一度カチッと入るが、そこでは甘噛み状態のようなので、さらにカチッというまで押し込む感じ。

運転席側、助手席側、合計4か所、特に変わったことはなく簡単に作業できてしまう。

一か所10分もあれば作業できるので、1時間もかからない。

動画


作業の様子は動画でもご覧いただけます。

まとめ


というわけで、特に問題もなく、スムーズに作業は終了。

コケも劣化もなくなり、ウインドウレギュレーターの故障も予防できたのではないかということで、大満足のDIYメンテナンス作業となった。

次はまた7~8年後?

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