1月9日にレポートしたばかりの再販ランクル70の中古車相場情報。
長く続いた価格高騰、暴騰が昨年中頃、ようやく収まり、1月の調査では下落トレンド入りかと思われる動きになっていた。
その後、ランクル70再再販はほぼ確実視される状況に至った。
昨年からの動きが再再販の動きを織り込んだものかどうかは不明だが、そろそろ、何らかの反応があっても良さそう。
今のところ、再再販はAT仕様のみとなるという情報が有力。
それが本当だとすると、MTのみの再販ランクル70は、その点において、存在意義を維持するので、影響は限定的となる可能性も勿論ある。
しかし、MTにこだわりがない、又はATがいい人は、再再販の情報の確定を待つ間、一旦、購入を踏みとどまる場合もあると思われる。
そうなると気になるのが高騰からやや下落傾向に転じつつある再販ランクル70中古車相場の動向。
そこで、1月9日時点でリストアップしていた中古車が、その後、どのようになったかを追跡調査してみた。
その結果、1月9日時点でグーネットに掲載されていた72台の再販ランクル70は、現時点で以下のようになっていた。
- 35台・・・価格据え置きで販売継続中
- 11台・・・値下げして販売継続中
- 26台・・・売却済み等で掲載終了
ちなみに、本日時点での総販売台数は76台なので、新たに30台が掲載されていることになる。
値下げは430万円以上の車で見られ、ガリバー、SUV LANDにおいて多くみられている。
調べた中で最大幅の値下げがあったのはSUV LAND石川のシルバーのバン。
1月9日調査時点では469.9万円だったので、約13％の値下げとなって販売中。
条件（デフロック有、走行4万キロ、禁煙車）を見れば、昨今の相場からするとかなり良さそうで、すぐに売れるだろう。
・・・と記事を書いていて（この間、わずか30分ほど）、改めてリンク先を表示してみたらナント！！
掲載終了。そりゃそうだろうなぁ・・・
（ネット通販じゃないから、今売れたってわけじゃなく、昨日、今日、売れて掲載終了が今だっただけだろうけど）
おそらく全体として売れ行きは鈍っているのではなかろうか。
回転重視の店は思い切った値下げをするケースも出てきているのではないかと思われる。
ただ、再再販があるから再販ランクル70の値段が下がる、待てば得とも言い切れないのではなかろうか。
なぜなら、販売開始とともにランクル70の知名度は一気に高まる。（オーナーが思う程、世間の人はランクルの細かい種類までは認識していない）。
それにも関わらず、注文殺到で納期が数年先というお預け状態になれば、盛り上がったランクル70人気が、既存車種に向かい、更なる高騰を招く可能性もある。
そんなわけで、今後も状況を注視していく所存。