トヨタディーラーもこの値付け・・・再販ランクル70中古車が価格高騰&枯渇寸前

再販ランクル70の中古車相場は再再販ランクル70の全貌が見えるまでの様子見ムードで今年前半までは落ち着いていた。

それが、販売台数の少なさ、MTのみといった状況を受けたと思われるが、一転、在庫急減、価格高騰のダブルパンチに襲われている。

グーネットに掲載される再販ランクル70は、本日時点で確認したところ、12月1日の調査時点で複数台存在した300万円台が消滅。

2023年12月1日時点の価格帯別在庫台数

在庫台数は19台となり枯渇寸前。

2023年12月1日時点の在庫数

そして、最も安いものがバンの469.5万円(総額)。

しかも最安値とはいえ、470万円の値付けをしているのがトヨタディーラーなのがちょっと衝撃。

ディーラーがこの値段で出してくるということは、少し前のような300万円台で状態の良い車を求める人にとっては絶望的な状況のように思われる。

2023年12月1日時点の平均価格

以前、当方は今回の再再販ランクル70への買い替え需要で再販ランクル70の中古車がある程度市場に出回り、相場の落ち着きにつながるのではないかと期待していた。

しかし、再再販ランクル70の販売に際して、下取車のある客を優先するケースが相次いでいるため、多くの再販ランクル70がディーラーに流れていると思われる。

回転重視で、価格見直しを頻繁に行う量販系中古車販売店ではなく、長期在庫も辞さず、強気の価格設定をするディーラーに在庫が集中している状況で、

そのディーラーが相場に合わせて高額で販売していることは、再販ランクル70中古車を求める人にとっては厳しい状況と言わざるを得ないからだ。

もちろん、トヨタディーラーは商売なので、売れる値段で売ることは何ら悪いことではないし、当たり前。

まして、今の在庫の中で最安値なのだから、自制的という見方もあるのかもしれない。

しかし、再再販開始前、中古車価格の高騰を気にかけている旨、トヨタ関係者が話していたことを踏まえると、正直、この価格は期待外れ感がある。

個人的にはこの価格水準まで来ると、在庫減少ペースは相当落ちると思うが、300万円台の在庫が増えるほど販売価格が下がるのは当面難しいのではないかと思う。

今、事故で愛車ランクル70を失うようなことがあれば、大変だ・・・

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