昨年12月にスタッドレスタイヤを装着した際、トルクレンチを使って真面目なつもりで作業した。
しかし、トルクレンチが短くて、手がタイヤに干渉して作業しにくかったり、力をかけにくかったりと散々。
挙句、よりどころとした取り扱い説明書の締め付けトルクは、トヨタ純正の平面座ナットのもので、社外品のテーパーナットには小さいのではないかとのご指摘も頂戴。
そこで、まずは、締め付けトルクについて、ホイールメーカーの4×4エンジニアリングにお問い合わせしてみた。
すると、以下のような回答をもらった。
お世話になっております4x4エンジニアリングサービスです。本年もよろしくお願いいたします。
弊社BRADLEY Vのご利用誠にありがとうございます。
メーカーの指定トルクで締め付けいただければ大丈夫です。
一般的に ネジ系 M14の場合は、140N・m(14㎏f・m)です。
作業は怪我事故無いようご注意下さい。よろしくお願いいたします。
更に、ホイールナットの製造元である協栄産業のホームページも確認してみると、以下のように同様の結果が掲載されていた。
ということで、締め付けトルクは140N・m(14㎏f・m)で良さそう(と思ったのは最後は、当方個人の判断です)。
そうなると、購入してあるトルクレンチ(GEK135-R4)の上限値なので、もうワンサイズ大きい(GEK200-R4)でないと厳しそう。
作業する上でも短すぎたので、GEK200-R4への買い替えを決断。
京都機械工具(KTC) デジタルトルクレンチ デジラチェ GEK135-R4 | 京都機械工具(KTC) デジタルトルクレンチ デジラチェ GEK200-R4 |
届いて、開封してみると、かなり長さが違い、作業しやすそう。
さっそく、トルクを140N・m(14㎏f・m)にセット。
しまい込んであったMTタイヤとホイールのセットを引っ張り出してきて、エアを充填のうえ、タイヤ交換。
なかなかピッタリの値には締め付けることができないが、前のトルクレンチに比べればはるかに締め付けやすくなった。
わずか一度の雪道走行のための3か月間の装着。
これでまた一つ歳をとるのだから、なんとコスパの悪いことか。
しかも、今シーズンはTOYOタイヤから235/85R16という待望のサイズのスタッドレスが発売されたとあって、まだ2年目ながら、買い替えたくなっているのだからどうしようもない・・・
まぁ、とりあえず冬が嫌いな自分にとっては、春を迎える前の楽しい儀式なので、ゴチャゴチャ言わずに良しとして、また来シーズンまで大切にしまっておくことにしよう。