ジムニーシエラ(JB74)のバックカメラをDIY装着【ジムニーシエラ購入記】

まえおき


11月に奇跡の短期間納車となった実家のジムニーシエラ(JB74・JC)はオーディオレスで購入。

納車後すぐにカーナビとバックカメラなどをDIY装着していた。

カーナビ取付の様子は既に共有していたけれど、今回は残っていたバックカメラの取付に関する情報を共有。

取付位置


バックカメラの視界をよくするという点では、なるべく中心寄り、かつ高い位置に装着したい。

しかし、ジムニーの場合、リアゲート周辺に余白がほとんどないし、片持ちで開閉時に大きく動くので配線を考えると取り付けづらい。

また、貨物車のランクル70と違い、ジムニーは乗用車なので、外部突起規制の適用もあり、適当なステーを装着したりするわけにもいかない。

そのため、純正のバックカメラ取り付け位置であるナンバー付近にならざるを得ない。

みんカラなどで調べると、純正のカメラ装着位置に綺麗に収めるためにリアバンパーカバーを外して、専用ステーを仕様するなどする方法が紹介されているが、そこまで美観にこだわる派ではないので、簡易に取り付けることにした。

バックカメラ選び


今どきはアマゾンなどで、安く高機能と思しきバックカメラが多数販売されている。

過去には短期間でレンズに水が入ってしまった経験もあるし、実家の車で、仮にそうなってもすぐには交換もできないので、安心を買う意味で、愛車ランクル70でも使用している信頼性抜群のパナソニック バックカメラ CY-RC100KDを選定。

パナソニック バックカメラ CY-RC100KD HDR対応

取付作業


今回はパナソニックのカーナビに接続し、バック時に、自動で画面が切り替わるようにセット(普通のこと)する。

ちなみに、補助線はカーナビ側の機能で、位置補正などもカーナビ側で行える。

カメラ取付

まずはカメラを取り付け。

仕上がり

ナンバープレートの中央付近上部に純正のバックカメラ取付穴があるので、その脇の両面テープ貼り付け可能な位置(今回は穴の助手席寄り側とした)に取り付ける。

バックカメラに付属の両面テープ付き台座がそのままでは、取り付けスペースに収まりきらない(手前に出っ張ってしまう)ので、一部をハサミで切断。

あとはなんてことなく、ペタリと貼るだけ。

貼り付け前のシリコンオフでの油脂ふき取りはお忘れなく。

少しぐいぐい押してあげればしっかりと貼りついてくれる。

ネットではビスやボルトで固定する人もいるけれど、経験上、バックカメラ程度なら、ちゃんとした外装用両面テープを使っていれば、まず勝手に落ちるようなことはない。

カメラ配線の車内引き込み

少し手間がかかるのが、バックカメラ配線の車内への引き込み。

配線はカメラ付近に一か所接続箇所があるので、そこを外しておいて、まずはバックカメラ側の配線は、取付位置の後ろのバンパーカバーの穴からバンパーカバー裏側に引き込んでおく。

車内側からの配線は荷室の内装の樹脂カバーを取り外して、その下にある穴から外に取り出す。

樹脂カバーを取り外す前の状態
内装はがしを使ってこのトリムクリップを外す。

内装はがしを使って、表に見えるトリムクリップ4か所(だったと思う)を外してあげる。

あとは樹脂カバーとボディの隙間に内装はがしを差し込んで力ずくで内側にあるクリップを外しながら剥ぎ取る。

このグロメット部分の穴を通して車体下に配線する。

グロメットにドライバーで配線を通す穴をあけているところ
グロメットにバックカメラ配線(の先端端子)を通したところ

グロメットの穴をあけた部分は自己融着テープとビニールテープで防水処理をしておいた。

フロント(助手席側)への配線はここから、樹脂カバー裏の配線伝いにもっていく。

車の下(外)に出た配線は、マフラーより更に後部よりにあるパイプ状の部分に固定しながら、ナンバー裏まで引き回した。

最後に、バックカメラ配線の端子同士を接続して、配線は完了。

映像ケーブル接続

荷室から助手席までバックカメラの映像出力ケーブル(&電源配線)を引き込み、グローブボックス裏を通してカーナビの映像入力端子(黄色い端子)に接続。

電源配線接続

バックカメラの電源配線(+・―)も助手席まで引き回して、グローブボックス裏でカーナビ配線から取り出し(分岐)ておいた配線に接続する。

バックカメラの()配線→カーナビ裏のリバース配線と接続

バックカメラの()配線→アースポイントと接続

完成


これでジムニーシエラのバックカメラ取付が完了。

取付位置が低いので、↑のような映像になる。

本当はもう少し高い位置が好みだけれど、かなり工夫しないと高い位置には取り付けられない車のようなので、これで良しとする。

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