我が家に昨年末、サンタクロースが息子のために届けてくれたスマトラオオヒラタクワガタ。
ツガイで五千円以上もする(とサンタから聞いた)のに、その寿命は1〜2年と短い。
まぁ、南国育ちで冬眠しないから自ずと寿命が短くなるのは仕方ないのかもしれないけれど。
国産オオクワガタなどとは違い、卵は意外と簡単に土の中で生むようなので、普段は別居しているオス・メスを半月程前に同居させて産卵させようとしていた。
そして、期が熟したかな?と息子と共に土(マット)の中を大捜索。
前に国産オオクワガタの卵を見た事があり、その大きさのイメージで探していると、全く見つからず、ダメだね、と諦めかけたとき、
しつこく(粘り強く)探していた息子が、大きな図体のクワガタの割に小さくて見落としてしまいそうな卵を発見!
ブリーダーなどは一度に何十個も産ませるらしいけれど、その後、再捜索して発見したのは3個。
無事に孵化してくれることを願って土の中に戻しておいた。
メス殺し予防のため、長いこと顎を縛られていてストレスが溜まったであろうオスはようやく解放された顎を目一杯広げて威嚇!(写真は過去pic)
可愛いやつだ。
職場の上司が最初はこんな風に、子供に付き合ってオオクワガタを繁殖させ始めたけれど、そのうち子供は興味がなくなり、自分1人でひたすら繁殖させる、謎のクワガタおじさんになってしまったと言って、オオクワガタをくれたけれど・・・
子供はどんどん変わっていく、それが成長の証だから仕方ない。
生命の大切さを学び、人を傷つけない、礼節をわきまえた人間になってもらいたいものだ。
さも正論を言ってるだけで強制はしないといいながら、礼儀もわきまえず、執拗に考えを押し付ける低脳な輩にもなって欲しくないなぁ。