再再販ランクル70 抽選申込・誓約書 の内容とは

再再販ランクル70を販売するディーラーが作成したらしき、「抽選申込・誓約書」がネット上に出回っている。

これは当方が直接入手したものでもなければ、ニュースソースも分からない。(後日、群馬県のディーラーのものと判明)

したがって真偽のほどは不明。

記載内容を見る限り、真正なものに見えるが、果たしてどうか?

それでも溺れる者は藁をもつかむ、ということで、以下、出回っている書類の内容を記載してみた。(表形式など、様式は当方が見やすいように一部アレンジしています)


【ランドクルーザー70】抽選申込 誓約書

以下の抽選会からご希望の抽選会をお選びください(複数選択可)

□第1回抽選会 2024年1月~2024年12月までの生産予定分を抽選※生産予定は状況により変更となる場合があります
 参加申込期間 2023年11月29日 (水)~ 2023年12月6日(水)
 抽選日 2023年12月 7日 (木) 〇〇トヨタ自動車株式会社営業本部にて)
□第2回抽選会 2025年1月~2025年12月までの生産予定分を抽選※生産予定は状況により変更となる場合があります
 抽選申込期間
2023年12月7日(木) ~ 2023年12月14日 (水)
 抽選日
2023年12月15日 (金) 〇〇トヨタ自動車株式会社営業本部にて)

以下の抽選参加の条件の全てに合致していることを誓約します

  • 本抽選申込は車両予約、 車両契約に相当するものではありません。 抽選の結果、 商談権を得る為のものです。
  • 抽選申込をした方の内、当社より「当選連絡」 を受けた方に限り、 新型ランドクルーザー70の商談を開始する事が できます。落選の方へのご連絡はございません。 尚、抽選結果のご連絡は第1回分は2023年12月7日(木)、 第2回分は2023年12月15日 (金)です。
  • 「当選連絡」の案内から1週間以内に注文書にご署名がなされない場合、当選は無効となり、 商談を行う権利を 喪失することに同意します。
  • 注文書にご署名された当選者は、 以降の抽選会へのお申込みは出来ません。
  • お支払い方法 〇〇トヨタ自動車株式会社の「残価設定型プラン (36ヶ月以上)」で契約致します。
  • 登録後3年間は所有権解除できない事を承知します。
  •  当選者が車両登録時の使用者となることに同意します。 例外として本申込者が代表取締役を務める法人名義、 同一世帯内の名義への変更は可能です。
  • 同一人物による2回以上の申し込み、他者になりすましての申し込みをしておりません。
  • 〇〇トヨタ自動車株式会社の他の店舗では本抽選申込を行っておりません。
  • 本車両は外為法に接触するリスク、 輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題に繋がる恐れがあるため、私は本車両の輸出、転売、オークション出品等を目的としておりません。 当選により得られる購入希望者の地位を第三者に対して譲渡、売却、贈与、名義変更等をする行為をしません。
  • 抽選申込者は現在及び将来に渡って、 抽選申込者が暴力団、暴力団、暴力団準構成、暴力団関係企業、 総会屋、その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力])でないこと、及び、抽選申込者が反社会勢力と 関与しないことを表明保証するものとし、これに反した場合当社から何ら通知を行うことなく、この「ランドクルーザー 70抽選申込書約書」が無効になることをあらかじめ承諾します。

☆以下、日付、署名欄等承諾。


再再販ランクル70購入権獲得のための抽選が2回にわたって実施され、2025年の生産分まで、現時点で商談権者が決められるというのは、なかなか厳しい。

一方で、以前、他の方から聞いた、下取必須という条件はないようなので、やはり販売店、顧客などにより販売方法はまちまちなのだろう。

抽選といっても、一民間企業が行う商談権者セレクション。

「公開」「公平」に実施する必要もないので、実際は販売店がVIP客に販売しつつ、一般客のガス抜きのために形式的に実施する可能性が高い。

まぁ、抽選方法はさておくとしても、この販売店に関しては、とりあえず2回の抽選に漏れてしまえば「2030年にディーゼルの新規登録ができなくなる」という、先日のジャパンモビリティショーでのトヨタの方の話として寄せられた情報と合わせ考えると、新しいランクル70を手に入れるのが、狭き門である印象は拭えない。

くどいようだが、この書類の真偽は確認できていないことは大前提。

そして、仮に真正な書類だとしても、あくまで〇〇で表現した特定の販売店のものであって、他の販売店でどうか、は不明だ。

上に書いたとおり、先日寄せられたほかの方からの情報と似ている点もあるが、下取りは必須でなかったり、違う点もある。

泣いても笑っても、あと2週間強で、ランクル70を購入できるのか、できないのか、運命の時は訪れる。

果たして、どんな騒動が巻き起こるのか、自分にチャンスはあるのか、楽しみだ。


「再再販ランクル70 抽選申込・誓約書 の内容とは」への10件のフィードバック

  1. 営業さん曰く、アルベルが転売され2000万を超えて落札された事実があったが、最終的にトヨタ関係が買取、販社にペナルティが課された、転売を何としても防ぐために、との事。しかしそれは販社のせいではなく、供給側の責任。いささか不自然に聞こえます。またそれなら所有権を販社に一定期間設定する方法もあり得る。供給不足の問題を購入側に一方的に金利を含めて課すという行為に如何なものかと思いつつ署名した自分が情けない。

    1. ケメコさん
      他の方からも群馬県の販社が転売防止に取り組んでいる姿勢をメーカーに示し、割り当てを多くしてもらうため、厳しい条件で販売していると聞いたことがあります。
      各販売会社の間でも、少ない割り当てをめぐっての競争があるのでしょうね。
      これほどの売り手市場ならば、買い手が不利な条件でも呑むのは当たり前のことで、署名したのは何も情けない事ないと思いますよ。

  2. みなさん書かれてる様に抽選は形だけと聞きました。K INTO利用もですが、ディーラーでメンテナンスする方、AUユーザー、、、といろんな形でトヨタに利益を落とす方を網掛けして選び出し、抽選で当たった形をとるらしいです。

    1. 通りすがりさん
      コメントありがとうございます。
      一般客には残念ですが、まぁ、そうなるでしょうね。

    1. ケメコさん
      コメントありがとうございます。
      署名する機会があっただけでも良かったですね、と言いたくなる状況ですね。

  3. 場合によっては、自動車ディーラーが自分たちの利益のために利己的な状況を作り出すことがあります。たとえば、KINTO の使用が必要です。販売店との契約時にはご注意ください。

    1. 快適さん
      コメントありがとうございます。
      自動車ディーラーは車を売って儲けるのが仕事ですから、薄利多売の時代が終わり、数少ない売り物を使っていかに儲けるか、なかなか大変ではあるのでしょうね。

  4. そのディーラー「Gトヨタ」のケースは特に悪質な例だと思いますが、おっしゃられる通り、ディーラーによって今回の対応は結構違いますね。自分も3系列打診しました。
    A:まだ何も決まってないが、最近の他の車でも多分既存客での抽選になるので、多分難しい。本当にほしいなら他社のディーラーにも申し込んておいた方がいい ⇒門前払い
    B:まだ何も決まっていないので、連絡先の登録だけしておいてほしい。売り方が決まったら連絡するが、既存客優先になる可能性が高い。 ⇒今日現在連絡なし
    C:抽選も残クレもしない。詳細が決まったら連絡するので登録だけしておいてほしい。

    1. ななめまるさん
      コメントありがとうございます。
      ディーラーごとに色々な対応があるのですね。
      それにしても、正式にアナウンスしてしまえば、よさそうなものを、引っ張ってるものだから、ディーラーも問い合わせ多くて大変でしょうねぇ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA