ランクル70ユーザー車検体験記 2024年 [湘南自動車検査登録事務所編]

まえおき


毎年車検が必要な、手のかかる貨物車な愛車ランクル70(GRJ76K)。

今年も車検の時期がやってきた。

再再販ランクル70が買えなかった残念な事件を受けて、ディーラーとのお付き合いの重要性を認識するとともに反省。

今後は車検費用含め、庶民のお財布からせっせとディーラーに上納し続け、チャンスに備えようと誓った矢先なのだが・・・

ディーラーに媚びた思考に陥っている自分情け無く、突然そんな情けない自分にムカついてきた。

ここは一旦、初心に戻り、2022年以来となるユーザー車検で節約ライフを再開することとした。

事前準備① 車検予約


これは以前から変わらないが、ユーザー車検を受けると決めたら、まず「自動車検査インターネット予約システム」で、検査を希望する日・時間帯を予約する必要がある。

予約が完了すると、14桁の予約番号などがメールで送信される。

この予約番号は検査の際に、検査票に記入する必要がある。

事前準備② OCR申請書作成


2022年のユーザー車検時にはなかった(又は気が付かなかった)が、今回は、事前にオンラインで車検の申請書を作成できるようになっていた。


車両番号、車検予定日などの所要事項を入力すると、申請書をダウンロードできるので、それを印刷して、車検当日持参する。

ダウンロード、印刷しておく申請書

なお、この手続きをすれば、検査当日、別途必要になる「自動車検査票」にもデータが流用され、検査場にあるプリンターから出力できる。

今まで「何回同じこと書くんだよ!!」と不満に思っていた3枚の書類(①申請書、②検査票、③重量税納付書)のうち、2つ(①及び②)を書く必要がなくなり、非常に楽になった。

事前準備③ キャッシュレス決済


令和5年1月から、車検の際に支払う重量税、検査手数料をクレジットカードで支払うことができるようになっていた。

従来は窓口で印紙を買って、納付書にペタペタと貼り付けていたが、その必要がなくなるのなら便利そうなので活用してみた。

なんだかよくわからなかったが、要するに、カード決済は車検終了後に窓口に検査書類一式を提出した際に行われるが、そのためのクレジットカード情報と決済上限額を事前登録しておく、というもの。

「くるまの保有関係手続お支払い情報登録サービス」WEBサイトにアクセスしてクレジットカードを登録すると、メールで17桁の「支払受付番号」が送られてくる。

当日、現地で印刷する自動車検査票に、その番号を記入する。

なお、この手続きをしたのだから、重量税と手数料の印紙を買う窓口(D棟)に行く手間が省けるのかと思ったが、そうではなく、結局窓口にいって「自動車重量税納付書」をもらって、車両番号などを手書きする必要があるのは相変わらずだった。

印紙をペタペタ貼る必要がなくなっただけでもマシだが「県税だから」と縦割りしてないで、うまく連携して、せめて手書き不要にしてほしいものだ。

当日① 予備検&自賠責保険加入


予備検査は車検の正式な手続きではなく、任意に行うもので、マストではない。

いきなり検査場でライン検査に臨んで、ダメだったら、近くの予備検査場で調整してもらい、再検査するという選択肢もある。

今回は、前回の車検から一度もオフロードを走っていないので、受けるか迷ったが、11月頃、ディーラーで洗車した際、ヘッドライトに水が入っていると指摘を受けてヘッドライトを脱着し、防水処理をしたので、念のため受けることにした。

予備検査の費用は3,300円。

2024(R6)も同額

自賠責保険の更新もこの予備検査場で頼んだので、自賠責保険16,900円と合わせて20,200円をお支払い。

実は窓口でお姉さんに「光軸だけ」と言ったつもりだったのだが「フルコース」で話が進み、面倒だったのでそのままで良しとした。

フルコースの内容は以下のとおり。


  • サイドスリップ
  • ブレーキ検査
  • 排ガス検査
  • ヘッドライトその他ライト点灯確認

「何もなく終了」となるはずだったのだが、ここでビックリする出来事に遭遇。

ボンネットを開けて光軸の検査をしてもらっていたところ、なかなか検査が終わらない。

すると、検査していたお店の人が「左のヘッドライトのバルブが逆さまに入っている」と教えてくれた。

普通なら「えぇ~、どこかのお店でそんな適当なことされたのか!!」となるのだろう。

しかし、自分なはこれでもかというほど、思い当たる節がある。

防水処理のためにヘッドライトを脱着した際に、自分が逆に取り付けたということで間違いない。

恐るべし、素人DIY。

ヘッドライトバルブに上下があるとも知らず・・・

恥ずかしながら、そんな事を打ち明けると、笑顔でバルブの向きを修正していただき、光軸調整も無事完了。

検査場へ移動。

当日② 車検受付


検査場についたら、まずはC棟に入り、受付をする。

受付には以下の書類一式をそろえて提出する必要がある。

自動車検査証 既存の「車検証」のこと。

①自動車検査票 検査項目が書いてある書類。今回から検査場にあるプリンターで出力するようになっていた。車検証のバーコードを読み込ませると事前登録情報が記入された検査票が出てくるので、手書きする必要がなくなった。(検査手数料等は2,300円。キャッシュレスでない場合は、手数料の印紙を貼る)

この書類の上段に[キャッシュレス決済時支払い番号]という欄があるので、ここにメールで連絡がきた番号を記入する。

②自動車重量税納付書 検査場内の重量税納付窓口(D棟)で書類をもらい、所要事項を手書きする。唯一手書きが残っているのはこの書類。(重量税は12,300円。キャッシュレスでない場合は、重量税相当の印紙を貼る)

③継続検査申請書 事前に自宅でプリントアウトしておいた申請書

④自賠責保険証 今回更新したものがあればよさそうだが、実際には更新前のもの提示も求められる。

⑤点検整備記録簿 事前に整備工場又は自身で作成しておく。(今回は知り合いの力を借りて準備)

書類をそろえたら、一式を1番窓口に提出。

すぐに書類を確認してくれて、検査ラインに行くように言われ、受付終了。

検査ラインへ移動。

当日③ 検査ライン


検査ラインに進み、建屋に入る前のところで、列に並んで少し待つと、検査官がやってくる。

挨拶して、バインダーに挟んだ書類一式を渡すと、検査開始。(ユーザー車検の際は、バインダー必須)

まずは外側。


  • ヘッドライト
  • ウインカー
  • フォグランプ
  • ハザードランプ
  • バックランプ
  • ウォッシャー液
  • ホイールナット
  • 床下

などを確認していた。

問題なくクリアすると、今度は車から降りてボンネットを開けるように指示される。

ボンネットを開けると、検査官は車体番号などを確認したのち、車内を確認。

見えた限りでは以下のような箇所を確認していた。


  • メーター
  • 窓の上下動作
  • 座席のガタツキ(特に後部座席)

ほかにも色々と確認していたたようだが、前回のユーザー車検時に比べると、はるかに長い時間、しっかりと確認している印象を受けた。

特に問題はなく、終了かと思ったが、最後に「この車は車高が上がっているので、直前直左の検査をします。このライン検査が終わったら0番ラインに行ってください。」とのこと。

当然、構造変更もしてあるし、今まで一度も直前直左のことを言われたことがなかったので意外だった。

色々なところで不正が発覚している昨今、検査場の検査官も従来より厳しく色々確認するようになっているのかもしれない。(検査官個人の特性の可能性も否定できないが)

検査ラインでのサポートは必要か、と聞かれたので、「素人なのでおお願いします」というと、ハザードを点灯しておくように指示されたので、ハザードを点滅。

そして、建屋内の検査ラインへ。

建屋に入ると、検査官が1人、付きっ切りで親切に教えてくれるので、非常に安心して受検することができた。

サイドスリップ検査 ゆっくり前進するだけでクリア
スピードメーター検査 ローラーの上で加速する。時速40kmになったところでボタン(聴覚試験のようなものを渡される)を押してクリア。

ヘッドライト検査 ヘッドライトを点灯して待つだけでクリア。
フットブレーキ検査 ローラーが自動回転し、ブレーキ指示が出たら、ゆっくりしっかり踏み込む。1回目はお約束の不合格。2回目で合格。
サイドブレーキ検査 上記同様指示があったらゆっくり引く。こちらは1回で合格。
排気ガス検査 所定位置に車を止めて、車から降りる。検査用のパイプをマフラーに差し込んで、所定の立ち位置に立つと検査スタート。しばらく待つと合格。合格したらコース脇にある機械に検査票を差し込んで合格スタンプをもらう。
下回り検査 所定位置に車を止めると、下にいる検査官が検査。過去の記憶では車が横にゆらされたりしてたが、今回はそれはなく、フットブレーキ、サイドブレーキの確認があった。こちらも合格。合格したら横にある機械に検査票を差し込んで合格スタンプをもらう。

普通なら、ここでライン検査は終了し、ライン終点にある小屋(上の写真左の部屋)に書類を提出して終了スタンプをもらう。

しかし、この日は直前直左の検査があるので、そのまま0番ラインへ向かう。

0番ラインに入ると、検査官が出てきたので、書類一式を渡す。

すると、1人が運転席に乗り込み、もう1人が黄色いポールをもって車の前から左横に移動。

問題なかったようでクリア。

念のためのフロントカメラとサイドカメラもつけているので、何とかなるだろうと思っていたが想定外の検査だったため、ちょっとドキドキした。

少し待つと、検査票に終了スタンプを押して持ってきてくれて、そのまま交付窓口に行くよう指示され、検査は終了。

当日④ 交付窓口


再びC棟に戻る。

2番窓口に書類一式を提出。

5分ほど待つと、呼び出され、車検ステッカー、車検証(データが書き換えられただけで、モノは同じ)、自動車検査証記録事項(というタイトルの書類)などを受け取り、終了。

トータルの所要時間は1時間ほど。

謎の達成感を感じつつ、車検場を後にした。

車検費用(整備費除く)


予備検費用 3,300円
自賠責保険 16,900円
検査手数料等 2,300円
重量税 12,300円
合計 34,800円

まとめ


さて、こうして予備検のおかげで無事終了した2024年のユーザー車検。

1年スキップしただけで、かなり変更点があって驚いた。

なんせ、従来、3枚の書類に繰り返し、名前、車両番号などを記入するのが億劫というか、ア〇らしいと思っていたのだが、事前登録こそ必要だが、1枚だけ書けば済むようになったのは非常に喜ばしい。

キャッシュレスは重量税納付書(手書き必要)が残っていることで、改革道半ば感はあるが、改善されていることは間違いない。

重量税納付書をなくして、自賠責保険をネットで更新(支払)できるようにしてくれれば、完璧なのだが、そうなる日も近いのだろう。

庶民の味方、ユーザー車検バンザイ!

「ランクル70ユーザー車検体験記 2024年 [湘南自動車検査登録事務所編]」への1件のフィードバック

  1. この有益な情報を共有していただき、誠にありがとうございます。外国人として、社会の一員として価値ある存在になれるよう、日々努力していきたいと思います。車検に関わる手続きは複雑でわかりにくいことが多いですが、皆様のサポートのおかげで正しく安全に進めることができます!私は多くのことを学びました。

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