マッドテレーンとオールテレーンの間のタイヤっていいじゃないか!

2019年9月にヨコハマタイヤから気になる(欲しい)タイヤが発売された。

発売に関するヨコハマタイヤからのプレスリリース概要は以下のとおり。

・オフロード感を高めた新カテゴリーのSUV・ピックアップトラック向けタイヤ「GEOLANDAR X-AT」新発売

・発売サイズは35×12.50R20 LT 121Q~LT265/75R16 123/120Qの10サイズ。

・オンロードでの快適性を求めながら、オフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザー向けに開発した商品

・オフロード感溢れるアグレッシブな外観と優れたオフロード性能に加え、オンロードでの快適性や環境性能を両立。

・オールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T G015」とマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」の中間に位置する新カテゴリー商品。

・タイヤ両側のサイド部でそれぞれ異なるデザインを採用し、好きなデザインを車両外側に装着できるデュアルサイドブロックデザインを採用。

・トレッドに施したサイプと細溝のコンビネーションがウェット路面や滑りやすいオフロード路面で高いトラクション性を発揮するほか、ショルダー部の横溝とセンター側の縦溝に配したストーンイジェクターが泥や石噛みによるダメージを緩和。

・接地性の高いワイドトレッドデザインや高剛性3プライ構造などにより、操縦安定性や耐サイドカット性能を高めた。

このタイヤ、ATとMTの中間という分かりやすいコンセプトが今の自分に見事に刺さる。

2014年にランクル70に乗るようになって初めてさなげアドベンチャーフィールドや、アウトドアパークブロンコといったオフロードコースを体験して感じたマッドタイヤの凄さ。

ランクル70ピックアップバンパー破損
やまさんのランクル70ピックアップ(ベージュ)

それは分かっていても、自分のランクル70の用途は、まちのり99.9%。

さらに乗り心地に関して、オフロード走行性能を理由に多めに見るなんて感覚とは無縁の家族を乗せて走るのが宿命の愛車。

折角タイヤを交換してウキウキしてるのに「乗り心地が・・・」なんて渋い顔されたんじゃ虎の子の資金が勿体ないどころか、家庭内不和の呼び水になりかねない。

そんなことを考えると、一般的にオールテレーンより乗り心地が劣るとされるマッドテレーンタイヤに交換するのはちょっと気が引ける。(実際にはモノを選べばそれほど乗り心地が悪くならないのだろうけれど)

それなら別に用意しておけばいいのだけれど、いかんせん、オフロードに出掛けるときだけタイヤ&ホイールを交換するのも、ちょっと億劫。

そんな理由から、自分のランクル70にはオールテレーンを履き続けて、オフロードに行く度にヘッポコをタイヤのせいにしている(それはそれで好都合だけど・・・)。

世の中の再販ランクル70に乗るオトーサンの中には同じような状況の人も結構多いのではないかな(多いと言っても世の中的には絶滅危惧種級の数だろうけれど)?

そして、今回発売されたMTとATの合の子のX-ATはそんな悩める子羊の救世主になるのではないかと思うから、とても気になる。

力説したくせに「結局買ってないんか!」というご指摘はごもっともだけれど、残念ながらナローサイズにマッチするサイズがラインナップされてないので、買いたくても買えない。

16インチは1サイズの展開で、ノーマルの再販ランクル70バン(GRJ 76K)などに適合性する265/75R16のみ。

ここは一つ、ノーマルのバンオーナーさんにどんどん装着していただいて、ヨコハマタイヤがサイズ追加したくなるような状況になることを願うばかり。


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