まえおき
リーマン稼業に忙殺されるうちに3週間も経過してしまい、かなり鮮度が落ちてしまったものの・・・2月21日(日)、旧浅間高原自動車テストコースで行われたスノーチャレンジに行ってきた。
このところ、ほとんど積雪のない神奈川沿岸部在住の自分にとっては、年に一度といっていい雪上走行の機会。
雪道でランクル70の能力のみじんも発揮できずに屈辱の「この車、ヨンク」という質問を浴びてしまうヘッポコからの脱出のための貴重な訓練の場でもある。
そういうわけで、当選通知を受けてからというもの、雪が降ることを願って待っていた。
しかし、開催日の3~4日前は寒波が来て、降雪があったものの、開催日前日の20日、21日は急激に気温が上昇する予報。
当日の朝起きると、生暖かい風が吹いている状態・・・現地の様子を知る手がかりとなる「峰の茶屋カメラ」で見ても、ほとんど雪がない状態。
上里サービスエリアでは朝なのに気温が10度近い状態。
これはもう雪はないかもしれない、ということで、道中、軽井沢のスーパーによって簡易BBQ満喫セットを購入。
そんな不安にさいなまれながら、開会時間の10時めがけて、現地に向かった。
現地の様子
10時丁度位に現地に到着。
会場の直前全面に入る交差点までほとんど路上に雪がなく、スタッドレスも不要だったと思うほど。
しかし!!わずか数百メートル先の会場に一歩?一回転?踏み込むとそこは別世界。
車が多く行き来した受付周辺は土が見えたりしているものの、コース内は深さ30~40cmはありそうな新雪が残る状態。
10時開会となっていたものの、既に開会挨拶などは終わってしまったようで、参加車両がコースに入っていくために整列している状態。
例年、基本的にフリー走行だけれど、今年は最初だけは外周路に受付順に入っていくオペレーションだった模様。
そして、外周路一周したのち、先に現地入りしていた、やまさん、乱丸さん、牛屋さんと合流。
残った新雪の上をタイヤを取られながら走ったり、重たい雪に足を取られてスタックしたりと大いに年一の雪道走行を満喫。
特に今年は、積雪が一度溶けて、また凍結したなかなか難しい雪の状態だったそう(ザラザラした粒子状の重い雪といった印象)で、ヘッポコの自分は、気を抜くと簡単にスタック。
スコップでの雪かきがどんなに頼もしいものか初めて知ることができた。
激走ハイラックスと・・・
JAOSのデモカーのハイラックスが大迫力の爆音を立てて疾走!
同じところを走っているとは思えないヘッポコもよろしければどうぞ。
新しいお仲間
今回も、現地で新しいランクル70仲間に会うことができた。
それがこちらのバン(GRJ76K)。
TJMのルーフラック、パイプバンパー、シュノーケル装着のワイルド仕様光る一台。
自作(DIY)したとはとても思えないARBばりのドロワーがお見事だった。
お声かけいただいたオーナー様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
ヒッチメンバーが破断!
現地に到着して、やまさん、乱丸さん、牛屋さんと合流すると、驚きの情報を聞いた。
なんと、やまさんが別邸(トレーラーハウス)をけん引してきたのだけれど、会場に入って雪上に入ったところで、ヒッチメンバーが崩壊したとのこと。
これがもし道路走行中に起きていたら、大事故になりかねない。
この会場で崩壊したのは不幸中の幸いとしかいいようがない。
この日はけん引して帰れなくなったため、やまさんが後日引き取りにくるべく、峰の茶屋付近の駐車場を手配して、そこまでは牛屋さんのピックアップでけん引しておくとのこと。
ドナドナされるトレーラーハウス、寂しいかと思いきや、やはりピックアップが力強くけん引する姿・・・カッコいい。
まとめ
さてそんなわけで、出発前の予想に反して、しっかり雪上走行を楽しめた今回のイベント。
雪がないかと思って、仕入れたBBQ素材のお陰で、イベントの意外な楽しみ方の新境地も開拓。
※用意していった薪は使わなかったものの、風が吹いてもタフに火が使えるカセットコンロ(イワタニのタフ丸)があれば、とりあえずの煮炊きに不便はなし。
美しい風景に都会の喧騒で汚れた目と心をすっかり洗濯することができた。
毎年この時期にこの記事を見て思うこと
今年こそはスタッドレスを買う!
嗚呼、スタッドレス、スノアタ、、
選ばれし勇者のみに許される 神 々 の あ そ び
はい、毎年毎年ほかの部品に浮気する身から出た錆ですね。
スタッドレス装着は普通すぎてつまらないからやらないんですよね?
三角形のキャタピラみたいなやつ、あれなら意欲が湧くのでは?カッコいいと思いますよ。
あれって、市販しているのでしょうか?
あ、いや、興味があるわけじゃないですよ!
ええ、そんな、あれはやりすぎですって、ええそうですとも
おや、まんざらでもなさそうですね!あれだけ色々なパーツを装着されてる座る狼さんですから、あれを探し出すくらい何てことないかなと。
来冬が楽しみです。
丸目部会長のまるです。
行って来られたのですね!
羨ましいです。
手強そうな雪ですね!
轍に入ってホーシングが乗っかってしまうような深さだと、例えデフロックかけてもダメだったりしますよね。
やまさんの件はほんとに恐ろしいですね。
富士ヶ嶺以来、何かに取り憑かれているような・・・
気を付けましょう(自分のミスを棚に上げてすみません)
私事ですが20日、その富士ヶ嶺に程近いキャンプ場で1泊してました。
焚火やBBQなどして過ごし、夜は車中で寝ました。
真冬の富士山麓の寒さを体感したかった(電気毛布の威力を試したかった)のですが、暖かくて拍子抜けしました・・・天気は最高でしたけどね。
本当に、私のような雪道経験の少ない人間にとっては有難いイベントです。
年によって雪の状態も違うのも勉強になります。
それにしてもわざわざ寒い所に電気毛布試しに行って、暖かくてガッカリとは、何とも奇特な。軟弱な私はスノチャレ前入りの機会を寒さを理由にパスしてましたが、見習わないといけませんね。