まえおき
ランクル70がウワサどおり再再販されると、何が起こる?
今までの研究によると、巷にはランクル70再再販を歓迎する人ばかりではない。
意外とありがたくないと感じている人もいる。
一体なぜ?という点も含めて妄想しておくことに。
※いずれも、あくまで可能性かつ個人的妄想なので怒る必要はないし、当方に反論していただく必要もございません。
悪い事
再再販大歓迎の自分としては、あまり思いつかないが・・・
市場価値の希薄化
歓迎しない人の最大の理由だと思われる。
価格高騰している中古車と大差ない価格で新車販売されれば、自ずと価格は新車価格より一定程度安い水準で頭打ちにならざるを得ない。
また、買い替えによる放出で、マーケットにおいて再販ランクル70の球数が増えて価値が希薄化し、価格が低下することも考えられる。
また、価格だけではなく、再販ランクル70の球数が7,000台強と限られていることによる希少価値に魅力を感じている人、それ故に購入、保有している人にとってもありがたくない話だろう。
仮に売る気などないから中古価格など関係ない、と言い張ってみても、なんらかの事情で売却せざるを得なくなる可能性はある。
人はいつか最期を迎えるが、おそらくランクル70は生き残るので、相続財産になる。
そうなれば経済価値が高いほうがいいに決まっている。
そんなことまで考えれば「悪い事」が起こる可能性は否定できない。
一方で、同じランクル70でも、例えば再販ランクル70が出た後で、丸目ランクル70の相場が下がらなかった(と思っている)ように、別物扱いの丸目ランクル70はこの点の心配は、ほぼないだろう。
もちろん、仮に再販ランクル70の1GRエンジンのほうがランクル70用としては1DGより優れているとマーケットに評価されるなどの事情でもあれば、価値の希薄化どころか希少性が再評価される、なんてことが起こる可能性もある。
そうなれば杞憂とういことになる。
カスタムショップの混雑
無理やり考えたところ、思いついたが・・・
バブル崩壊後、激しく減少した(と思われる)四駆専門のカスタムショップ。
生き残りのショップも古参の常連客の対応で忙しく、なかなか予約が取れなかったり、作業に時間がかかったりする状況がある。
その状況で比較的カスタムを楽しみやすいランクル70が大量供給されることになると、更なる混雑を招く可能性がある。
パーツの品薄
これは2014年の再販時でも起こったことだが、急激な需要の増加で細々と販売されているアフターパーツが一時的に品薄になる可能性がある。
特に印象に残っているのは、納車が進んだ頃、定番アルミホイールのブラッドレーVの納期が長くなっていたことだ。
ディーゼルエンジンなので、重量的に流用不可かもしれないが・・・リフトアップキット、ショックアブソーバーなどなど、ランクル70カスタムの定番メニューで再販ランクル70と共通のものがあれば品薄になる可能性はあるかもしれない。
良い事
こちらは簡単に思いつく。
社外アフターパーツの充実
再販ランクル70は販売期間がわずか1年だったこともあり、7,000台強しか存在せず、増えることはない。
新しい専用アフターパーツを開発したところで、儲けはたかが知れている。
これほど小さなマーケットなのだから、大手企業が新規開発する気にならないのはよく分かる。
おそらく再再販されることになれば、アフターパーツはほぼ流用可能だろうから、このマーケットが一気に拡大するかもしれない。
ジムニーほどにはならないだろうけれど、ランクル70用アフターパーツ市場が活性化する可能性は大いにありそう。
純正オプションパーツ
再再販ランクル70の新車販売時に設定されるオプションパーツが再販ランクル70とどの程度違うかは分からない。
しかし、新たなパーツが設定されれば、再販ランクル70に流用できる可能性が高い。
さらに、JAOSが再販ランクル70用としては廃盤にしてしまっているスキッドプレート、フォグランプ(70周年記念タイプになってしまうかもしれないが)の復活も期待できる。
万が一のとき
現在のランクル70が買いたければ中古車のみ、しかも新車時よりも高いような状況では、不慮の事故で全損になっても、代わりの車の入手が困難だ。
丸目ランクル70オーナーならば、多少高くても中古車で丸目をという拘りを貫徹するケースはあるかもしれない。
しかし、再販ランクル70のバン(76)オーナーならば新車のランクル70が買えるのならば、そのほうが良いというケースが多いのではないだろうか。(違ったら違ったでOKです)
MTだけとなるとそうもいかないか?
車両保険の保険金額の上限が中古車相場に追いつかず、相当額を持ち出さないと代わりの車を買えない状況になっている点も、新車のカタログ価格があることで、解消される可能性もある。
イベント増加
ランクル70を発売するのだから、トヨタ自動車としてもいろいろな販促イベントを打つだろう。
再再販ランクル70オーナーを中心とした新たなグループがたくさん生まれて、色々なところで集まったり、イベントをしたりすることもあるだろう。
ジムニーやプラドに押され気味だったランクル70の露出が増えて、色々なメディアで取り上げられることも増えるかもしれない。
総じて楽しい方向に盛り上がる可能性があるのではないだろうか。
街中遭遇確立のUP
今は、街中を走行していてランクル70に遭遇することはほとんどない。
遠出して一日走っていても10台見ることはまずない。
それ故の希少性を満喫してる人もいるわけだが、自分としては車に乗っているときは、自分が乗っている車は見えない以上、人が乗っているランクル70を見て楽しむしかない。
丸目ランクル、再販ランクル70、再再販ランクル70、その他の各種ランクル、それらが思い思いのカスタムを施して走っているのを見られる機会が増えることは非常に嬉しい。
ランクル70新時代到来?
ランクル70界では丸目ランクル70が本家の印象は未だに強い。
もちろん、歴史、車・エンジンの性能、魅力があるからなのだが、数的に見ても再販ランクル70が圧倒的に少ないことも要因の一つかもしれない。
再再販ランクル70がカタログモデルとして台数を増やし続けていけば「ランクル70といえば」のイメージが徐々に変わる可能性はある。
ウワサどおりAT、クリーンディーゼル、3ナンバーという大きな変化・進化を遂げたランクル70に魅せられた新たなファンが生まれれば、丸目ランクル70のレジェンドとしての価値は不変でも、それを上書きするようなランクル70新時代が訪れる可能性もある。
トヨタが自信をもって送り出す新しい「ランクル70」。
40年来の使い古された「ランクル70たるもの(大排気量ディーゼルでなければならない、MTでなければならない、貨物でなければならない、などなど)」の固定観念に捉われず、新世代が軽快に楽しむ。
それを変化・進化として受け入れた旧世代も一緒に楽しむ。
そんな新時台が来たら楽しそう。
どんな展開、変化が待っているのか、楽しみでならない。
本日ディーラーで9月発売、ATのみ、ディーゼルと本社からの情報が入ったと教えてもらいました。販売形態は抽選、台数または期間限定のいずれかで検討中のようです。4ナンバー登録が可能になるなら乗り換えを考えたいところですが、2015年登録の新車からずっと乗っているので、個体に愛着があり悩ましいところです。
買い替えてから電動化が進み、首都圏は100%内燃機関車禁止(但し貨物車除く)なんて未来が来たら恐ろしいですね。
ゆささん
情報ありがとうございます!
抽選という話は他からも一度聞いた事があり、カタログモデルと抽選の関係がイマイチ分からないなと思ってました。限定ならば合点がいきます。
再販顔だとオーバーフェンダー外しても4ナンバーサイズにならないんですよね。
9月発売、AT、ディーゼルというのは今までの情報と完全一致なのですが、そうなると、最近聞いたガソリンMTの情報が何なのか・・・混乱の極みです。
20年前に77のマニュアル乗っていました。
石原都知事のおかげで手放しました。良い車ですね。ゲレンデヴァーゲンみたいな進化してほしいです。300のディーゼルエンジン載せてほしい。
森岡さん
コメントありがとうございます!
まずは1GDのようですが、そのうち別のエンジン搭載もあるといいですね。
いつもワクワクさせて貰ってます
ぼちぼちYouTubeなどに再再販の動画上がってますね
今回は信憑性ありそうです
気になるのはエンジンの大きさ、楽しみです
キタクラさん
コメントありがとうございます。
これだけワイワイしてくるといよいよ本当か、と思えてきますね。
ウワサが外れて欲しい点もありますし、早く答えが知りたいですねー