まえおき
この冬の雪遊びに備えて11月末に用意していたスタッドレスタイヤ。
装着用のアルミホイールから、古いスタッドレスタイヤをDIYで外したまでは早かったが・・・
ホイールを塗装したり、乾燥させるうちに年を越してしまった。
RVパークのスノーチャレンジに当選する可能性もゼロではない。
ボチボチ準備しないと、ということで手組することにした。
今までは色々トラブルがありながらもなんとか成功してたので、今回もそのつもりが・・・
バルブ取り付け
手組する前に、苦手なフラットバルブをアルミホイール(ブラッドレーV6.5J-16 +25)から外していたので、交換用のいたって普通のゴムバルブ(太平洋工業TR-413)を装着する。
ほかにはタイヤバルブ装着ツールと、シリコンスプレーを用意。
ツールのメスねじ部分にバルブのネジ部分を装着して引っ張るだけのシンプル構造。
バルブホールにホイール内側からゴムバルブのねじ部分を差し込んで、装着ツールを取り付けたら、穴の隙間にシリコンスプレーをシュシュっとしておく。
後はテコの原理でバルブを引っ張り上げる。
これで完成。
タイヤ手組作業
スタッドレスタイヤはダンロップのSJ5(235/80R16)
手順は前回のマッテレと特段変わるところはない。
(下準備として、ホイールのリムをサンドペーパー&洗浄で綺麗にして、たいやのビードとホイールのリムにビードワックスを塗っておく。)
まずはホイール裏側を上にして傾けた状態で、手で一部を押しこむ。
あとはホイールの上に載って体重をかけて揺さぶる。
半分くらいはいったところで進みが悪くなるので、タイヤレバーで時々ゴムをめくるように(ビードが切れないようにソフトに)してあげる。
5分ほどで完了。
続いて、裏返してホイール表側から、今度はタイヤを足で踏んでリム下に押し込む。
最初はリム下の溝が深い部分にタイヤの一部を押し込むイメージ。
スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいので、工具一切なしで簡単に入ってしまった。
ビード上げ・・・られない
あまりに簡単にホイールがはまったので、こりゃ楽勝だと意気揚々。
エアコンプレッサー(MASTERGRIP オイルレス エアー コンプレッサー タンク容量30L 1.5馬力)を用意して、エアを入れようとする・・・
しかし、タイヤのビードの裏表の間隔(幅)が狭くなっていて、ホイールと密着しない。
以前も似たような経験はある。
その時はラバーリングを使う方法で解決できたので、さっそく以前使用したラバーリングを持ってきてトライ。
しかし、隙間が広すぎて、ラバーリングを使っても空気が入れられない。
まさしく過激な引っ張りタイヤ状態になってしまっている。
これはもう自分の手には負えない・・・
道半ばで作業は終了・・・茫然自失。
最後の手段の爆発ビード上げ(タイヤ内にパーツクリーナーを入れて着火。爆発の力でビードを上げる)なる方法があるらしいが、できることなら回避したい。
というわけで、今回は時間もないし、スッパリ自分の失敗・力量不足をみとめてショップに持ち込むことにした。
ショップに持ち込むも・・・
ショップに持ち込んで、状況を説明すると、原因はどうやら、タイヤの保管方法。
11月末にこの届いてから、ずっと、タイヤの幅を狭めるように巻かれたビニールの梱包材をつけたまま、横積みにしていた。
これによりタイヤの元の幅よりも狭いのがデフォルトとなってしまったため、引っ張りタイヤもどきになってしまったのではないかと・・・
ネットショップでタイヤを購入すると、こういう梱包で送られてくることがあり、時々こういう状態のお悩みはあるのだとか。
そのショップではバズーカが一つしかなく、この状態だと空気を入れられると確約はできないとのこと。
ダメかもしれない前提で預けることになってしまった。
引っ張りタイヤ料金になって3,000円/本×4本の12,000円。
お安くタイヤを買ったつもりが安物買いの銭失いってやつだ・・・
とほほほ。
ダメで戻ってきたらいよいよ爆発させるか?
→結果は無事、空気が入ったとのことで、なんとかスタッドレスタイヤの準備は完了。
この現象は苦労しますよね。
方法としてはチューブを入れ空気を入れて馴染むまで待つのが有りますが、ちょっと時間が掛かります。
予め一週間単位で一月位様子を見ると良いかと思います。
またこの方法でタイヤを保管すると組付け時に潰れているのを防ぐことが出来ます。
今はチューブが少ないのですが仕方が無いです。
この時のチューブはホイールサイズに合っていれば特に幅は気にしなくて構わないですが、もし使う予定が有ればそのサイズを検討して下さい。
hzj70mnuさん
コメントありがとうございます!
チューブがあれば良いですね。ショップの方からは木片を挟んでおいても良いと教えてもらいました。
変形で狭くなるなら、変形で広くもなるっていう単純な話なんですよね。
DIYは知らなくて良い事まで色々知れて勉強になります。